220926 dumbbell snatch・10代終盤
スナッチ20kg
13:05、最高7回
進学はシない
この後は好きにヤらせて欲しい
何とか高校に押し込んで
胸を撫で下ろして早三年
高3の倅から謂われた両親は
この日を見て見ぬ振りをして
忙しさにカマケて居たんだろう
高校卒業を以て学歴を終わりたい
僕には勇気の居る打診だった
両親は大騒ぎを僕にバレぬ様
平静を装っていた
母からの提示で
22までは学業に就くよう促され
料理・語学・芸事を
選ぶよう謂われた
まだ学校
行かなきゃイケないのか…( -_-)
暗い気持ちにナったが
イイ機会だから
料理の勉強をシたいと伝えた
父が代々木の学校を口にして
真っ直ぐ其処へ行くのは癪だから
幾つかの候補から自分で選んだ数校に
見学のアポイントを掛けて
2ヵ月くらい掛けてジックリと選んで
結局父の謂っていた代々木を受ける事にシた
今度も併願はナシ、落ちたらオシマイ
そう言って受験の準備をシた
生徒との色沙汰でウチに流れてきた
と噂の有った担任は
イイじゃん、女子だらけダヨ
彼女デキるかもなぁ
と、嫌な笑顔を浮かべて
励まして呉れたんだと想う
噂が噂なだけに寒気がシた
僕がラオウなら大きな拳で
真っ二つに割っていたと想う
決め手は視聴覚設備の充実
どの席からも講師の手元を
テレビを併用シて視る事のデキる学校は
此処しか無かった
少なくとも僕が選んだ学校の中では
断トツの充実度であった
ま、施設の充実度が理由なら
費用も相応なのは
今とナっては当たり前な話だけろ
当時は学費に面食らったのも憶えてる
まぁ、私立はこんなモンだよ
ずっと私立の父は軽口を叩いていた
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