仕事のことを〝お〟仕事という人達 2022年5月5日
今日も朝からAmazonの配達に勤しんでいた。配達中は基本的にJ-WAVEをかけているだが、最近はGW中ということもあってか、いつもより出演者が豪華な特番構成になっている。様々なジャンルのキラキラしたタレントやアーティスト、インフルエンサーたちが出演し、各々が色んなテーマについて語っていた。
その中で(配達中だったので、なんとなくでしか聴いていないのだが)、気になることがあった。それはJ-WAVEに出演しているようなキラキラした著名人たちは仕事のことを〝お〟仕事というのだ。
・〝お〟仕事の前にこんな準備をしています。
・最近、〝お〟仕事がすごく楽しいです。
・〝お〟仕事がきっかけで...etc
こんな感じで「仕事」の頭にはもれなく〝お〟を付けていた。自分はこれまでの人生で、仕事のことを〝お〟仕事なんて言ったことはない。だけどキラキラ著名人たちは、みんな口を揃えて仕事を〝お〟仕事というのだ。
この違いはなんなのか?そんなどうでもいいようなことを考えながら配達をしていた。
基本的に名詞の頭に〝お〟をつける時は、その名詞に対して、敬意を持っている時だと思う。そのあたりが気になったので調べてみたら、名詞の頭に〝お〟をつけるのは美化語というらしい。そうか、彼ら(キラキラ著名人)は仕事を美化していると言えるのか。
自分の中で仕事という単語で連想されるイメージは「ダルい」とか「しんどい」とか、基本的にネガティブなものだ。これまで恥ずかしながら、仕事に〝お〟をつけるなんて考えもしなかった。だけど彼ら(キラキラ著名人)は当たり前のように、そしてナチュラルに仕事の頭に〝お〟をつける。
このような言葉一つをとっても、仕事に対する意識の差が表れるし、その差がそのまま人生の豊かさの差になっているのかもしれない。一つ一つの仕事を大切にこなしているからこそ、自然に仕事の頭に〝お〟をつけてしまうのだろうか。
とりあえず、自分もこれから仕事の頭に〝お〟を付けてみようと思う。たぶん初めはぎこちなさがスゴいけど、そのうち慣れるだろう。
そして、キラキラ著名人たちのように、自然体に〝お〟仕事と言えるようになれば、もしかするとワンランク上のAmazon配達員になっているのかもしれない。
ワンランク上のAmazon配達員って一体なんだ?という疑問はあるが、とりあえずそんなことは考えずに今後も〝お〟仕事を頑張っていきたい。