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懸垂0回から負荷付きでできるようになるアプローチ

今回は、トレーニングに関する専門的な投稿です。
私の指導経験から得たノウハウの一つで、先日のWT講座でも紹介したものです。
懸垂ができるようになって引く力を強くし競技に活かしたいアスリートから、背中をデカくしたいトレーニーや一般の方にも参考になる方法です。
※初の試みとして、有料記事にしてみました。
興味ある方は、宜しければ課金の上、ご覧下さい。

まず、私の持論として、
懸垂を(自体重で)2,3回できれば、セットの組み方を工夫することで、Maxの回数を伸ばすことができ、連続10回できるような筋力があれば、負荷(重り)をつけての懸垂ができるようになる
と考えています。

一方で、懸垂が1回もできない人、あるいはMaxが1回(反動つけてギリギリ)の人が多く存在することも確かです。
アスリートの中にも多く居て、そういった方は懸垂に対して苦手意識があり、諦めてしまっていることが往々にしてあります。
同じ上体の種目でも、ベンチプレスは重量が徐々に上がっていく為、力がついてくる過程も分かりやすく、鏡に映る自身の大胸筋が隆起していく様を楽しむことができます。
対して、懸垂ともなるとなかなかそうはいかず、敬遠されているのではないでしょうか。
しかし、特に競技においては、ベンチプレス的な押す力よりも引く力、いわゆる背筋力(上背部の力)が重要であることが多く見受けられます。

そこで以下に、懸垂が1回もできなかった選手ができるようになるまでの過程をまとめました。
実績数は1人2人に留まらず、複数名(10名以上)いるので、ある程度、汎用性の高いアプローチだと思っています。

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