いかり
いかった
小学生がいかった時に口にするスラング。実際はいかっていないが、おそらく若干血圧はアガっているかも。
ところで、私は血圧が高いらしい。
中学生時代から大体、上が160くらいある。今は若干低い。150前後。
○○○(口にしたくない単語は伏せ字。察してください)をすると30くらい上がる。
仕事で強要させられているので、1日9時間位血管ブチギレ寸前なわけです。
即ち、常に「いかった」状態なわけです。
病院のレジから見えるモノ
常にいかった状態ですと、いかったモノが見えてきます。
物申すおじさん、イライラおばさん、「ぶっきらぼうがかっこいいと思っている」あんちゃん、疲れた人・・・。
若いバイトの子や、他の店舗から来た社員なんかはメンタルがやられてどんよりしてしまうのですが、そこは「人を人とも思っていない」妖怪、芳広さん(本名です)が笑い飛ばすのだ。エリアマネージャーから怒られることもあるけど、この世界は笑って生きた者勝ちなのだ!
グランデのおっちゃん
もう6年以上前。
超いかつい恐らくヤクザの常連のおっちゃんが、レジの女子大生を怯えさせている。芳広さんは「いつかガツンといったろ」と思ってました。
ある日、そのいかついおっちゃんが「いつもの(宇治抹茶クリームスワークルグランデホイップ無し)」と言って颯爽と5円玉を忘れていったので、これ幸いと
御縁が有りますように
と、5円玉を渡した時の口元といったら。
それからおっちゃんは何時も、満点ニッコニコの笑顔。
新人の女子大生も「おい、新入りか。がんばれよ!」なんて励まされたりして。
いかった心じゃ見えないモノ
あの「笑顔の魔法」、身体も心も血管もツライ今じゃちょっと無理だな。
「いかった」目元でのコミニュケーションは、いかった現実を量産して。
あの口元が無い今、病院のレジから見えるモノたちは欠落して見える。
顔も覚えられないし、声もモゴモゴして聞き取り辛い。
それがお互いのストレスになり、新たな病を産む。
なーにがカンセンタイサクだ!クソが。
と、今日も「いかり」を胸に。