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死にかけたこと、ありますか?

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いきなりですが、皆さんは死にかけたことありますか?

おそらく、生きていれば誰しも一度や二度。いや三度四度、危うく命を落としそうになったという経験があるのではないでしょうか。

私もついこの間、あと3秒気付くのが遅かったら死んでいたなという出来事がありました。


信号無視の車にぶつかるところだった

車を運転している際、信号が青になったのを確認してクラッチを上げアクセルを踏んだその時、なんと完全に信号無視をした車が目の前をものすごいスピードで横切りました。(もしかすると信号があったことに気づかなかったのかもしれません)

あの時は、驚きというよりも、何が起きたのか判断するまで時間がかかりました……。

私も悪いんです。信号が青になったのだけを確認し左右は確認していなかった。

歩行者の時は気をつけるんですけどね…。気の緩みです。

それ以降、信号が青になっても左右を確認し、車が減速するのを確認してから交差点に進入するように気をつけています。

信号無視をした車に轢かれて人生を終えるなんて、さすがに悲しすぎます。周囲を信用せず、自分で自分を守ることが大切だなと思い知らされた出来事になりました。

みなさんもお気を付けください。


安房峠事件

2年前の自転車旅中も、間違いなく運だけで助かったなという日がありました。

長野県の安房峠。自転車界隈でも特に危険な峠として有名なようです。

トンネルの隅に滑りやすい火山灰が溜まっており、自転車には最悪のコンディションでした。

しかもなかなかな下り坂。自転車のブレーキもあまり効かず完全に止まるのが困難な状況。

そんな最悪のコンディションの中、上高地から降りてきている大型観光バスに残り50cmもないくらいのところまで煽られ、私もとっさの判断で自転車のハンドルをコントロールし難を逃れました。

人間、命の危険を感じ取ったら超人的な能力が発揮されるものです。時間が止まっているように感じられました。

バスの運転手さんはプロなのでぶつからないと判断をして追い越しをされたのでしょうけど、ぶっちゃけあれは私がかわせなかったらぶつかっていたと思います。


北海道地震

もう一つ、人生史上最も命の危機を感じた出来事があります。

それは、昨年の北海道地震。震源地から約60キロほどしか離れていない室蘭の海沿いのベンチで寝ていた早朝3時。地震が発生し飛び起きました。

初めは自身だと気づかず誰かいたずらでベンチを揺らしているんだと思っていましたが、揺れが収まった頃、これは地震だと気づいたんです。

地震=津波。

東日本大震災の映像が頭に浮かび、手足を震わせながら自転車を押して高台を目指しました。

実際は津波の心配は全くなかったのですが、震度5強という人生で感じたことのない揺れに遭遇したらパニック状態に陥ります。

あれは怖かった。 「死」というものをこれまでにないほど意識した一日でした。


奇跡に生かされている

ネガティブな話になってしまいましたが、あの時命を奪われず、今この瞬間こういったnoteを書けているというのは、奇跡なんだなと思います。

だからこそ精一杯毎日を生きていこう、というのはあまりにもありきたりな言葉ではありますが、何か辛いことがあっても、今まで経験した死にかけた出来事を思い出し、この瞬間生かされていることに感謝する。

忘れないよう、胸に刻みます。


・・・


平成が終わるまで、残り一週間を切ってしまいましたね。

平成最後の一週間だから何だということではありませんが、平成8年に生まれ22年間お世話になっている平成の最後の集大成。

一旦、思考を整理して、「令和」を迎えたいなと思います。

明日もお会いしましょう。

末次ゆう (@ysgenfu

北海道地震が起きた日の夕焼け。皮肉なことにとてもきれいでした。

いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)