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文章を書くために必要なのは「愛」である。そして、「愛」も技術である。

少し前にこういうツイートをしていました。

……が、一晩おいて考えてみるとこれは嘘だということに気づきました。正確にいえば、大切だけど必要ではないもの、的な。

・リサーチ力(3割)
・理解力(4割)
・根気(2割)
・文章、説明力(1割)

これらを意図して身に付けなくても、「愛」さえあればひたすら書けると思うんです。愛があればリサーチもサクサク進むし、愛があれば理解力も100倍だし、愛があれば根気なんて不必要だし、愛があれば多少文章力がなくても十分伝わる

あ、最後の「文章力」に関しては、基本的な部分だけでも抑えておくとよいでしょう。句読点とか漢字とひらがなの比率とか、興味がない人でも読んでもらえるくらいの最低ラインだけ。新聞記者になる必要はないです。

好きなことについて書くのであれば、手が追い付かないくらいに文章が湧き出てきます。伝えるための工夫は必要だと思いますが、多少不器用な文章でも、熱意さえあればしっかり伝わるよなと。

色々な方のブログやnoteを読んでいても、「言い回しは変だけど、熱意が伝わっていい記事だな」と思うこともあれば、「文章に気づかいは見えるけど、内容が薄い」と思うこともしばしば。やっぱり、愛ですよ、愛。


↓で、ここからが本題。

外注ライターは、愛しているジャンル以外のことを書く場合がほとんど。

外注ライターと言っても様々な契約があるでしょうから、一概には言えません。ただ、ほとんどの方はジャンルこそ指定できても、メインとなるキーワードについてはバラバラだと思います。

わたしも応募時に「家電全般得意です!」と言ってしまったがために、今は『自作PCパーツ』や『テレビゲーム』『スマホゲーム』『名刺作成』など、確かに大きく外れはしないけどちょっと違う…的なキーワードばかり送られてきます。この間書いた、オシロスコープに関してはマジで電気業界に触れていてよかった💦

それでもリサーチして締め切り内に提出するわけですが、ぶっちゃけ、「うわー、マジか、書けるかなー」と思ってしまうことも多く、まだまだだなと叱りたくなります。書けなかった記事は1つもないので、そろそろ自信をもってよさそうなものですが(笑)

こういうときも、自分を洗脳する形で愛をもって接したいものです。そのキーワードに対して、多大な愛を持って熱中している人のために執筆するわけですから、上辺だけの文章でよいハズもなし

変なはなし、執筆し終わってから愛が芽生えることもあるんですよね。わたしが最近ゲームにハマっているのも記事の影響ですし、自作PCを作ろうとしたのもそう。そのタイミングをもう少し早くしたら、また一つレベルアップできるかなと思います。


興味のないジャンルでも、愛する方法を考えた

なぜ、執筆が終わってから興味が沸くのか自己分析してみたので書いておきます。応用すれば、なるべく早く愛を持てる方法にもなりそうです。

①ツイッターで検索してみる
②YouTube動画を見てみる(なるべく個人チャンネル)
③実際に自分で買うんだったらどれにするか検討する

①のTwitterで検索と②のYouTube動画に関しては似たような意図があって、実際にそのジャンルに精通している方の声を聞く(聴く)ことでその愛が移る感覚があります。

「こんなゲーム誰がするんだよ」と思ってYouTubeで検索してみたら、熱狂的なユーチューバーさんがいて、視聴回数も50万回越えみたいなこともありました。自分の価値観を相手の価値観で上書きする感覚とも言えます。

③に関してはライターにとって当然の心構えです。しかし、頭で思うだけでなく、AmazonなどのECサイトで自分が購入するならどれにしようか検討してみると、より客観的に判断できるのも事実。記事執筆云々は除いて、プライベートモードで検討するのがコツです。


まとめられていないまとめ

自分も未だにこなせていませんが、徐々にコツは掴んできました。

もちろん、どんなジャンルでもすぐに理解できる地頭や、何でもコツコツこなせる根気強い人なら、わざわざ愛しようと思わなくても効率的に文章を書けると思います。

しかし、わたしみたいな凡人の場合は、どうしても「愛」の力を借りないと厳しい面も。ありがちなアニメでいうところの、絆の力・結束の力的な。

ただし、1日ちょっとで数十年愛している人に勝てるわけありません。あくまでそこは割り切って、ライターとしての自分なりの愛で届けられたらいいと思います。


※最後に補足すると、「文章を書くことが好き」なのは大前提です。


【関連note】


いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)