祖母との価値観が違いすぎた

実家に89歳の祖母がいます。車の免許も持っていないですし、昔は遊んでいた友人も亡くなったり高齢化で寝たきりになったりと、ほとんど家から出ることがなくなりました。

今年はコロナで動けないのは仕方ありませんが、それでも買い物くらいは行って自分で買う習慣をつけたほうがいいなと思って、近くのスーパーへ連れて行ってみることに。一通り買いたいものを買って、そのまま帰宅したのですが、天気もよかったので近くの棚田が見える展望台にも行くことにしました。おそらく、こういう移動は1年以上ぶりだと思います。

んで、こういう景色を見せてみたわけですが、、、

「山ばっかでなんもなか」

という感想をいただきまして、すぐに車の中へ入っちゃいました。まあ、見慣れた景色とはいえ、久しぶりに山に登ってみたわけですしもうちょっと喜んでくれるかなと思っていましたが、アッサリとした感想で笑っちゃいましたね。ｗ

ここで思ったのが、たぶん祖母はこういう自然の景色よりも、都会のビル群を見たほうが物珍しくて喜んでくれるのかなと。ずっと田舎に住んでいる人ですし、山に住んでいる人に山の景色を見せてもそりゃ珍しくないですしね。

これが海だったら違った感想かもしれないので、今度もう一回考えてみます。実家から海の見える展望台まではけっこう距離があるので、4ナンバーのわたしの車ではきついかも。特にN-VANは運転席以外バスの助手席並みの座り心地でして……。

座り心地のよい母の車にするか、座り心地がよくなるように工夫してみるかのどちらかですね。これで海も見て「なんもなか」と言われたら仕方ありません💦

勝手に「家からずっと出ないなんてかわいそう」と思っていましたが、意外とそんなことないのかもしれません。本人も別にどこに行きたいとは言ったことないですし、元からそんなに観光とか行くこともなかったですしね。

わたしの価値観からするとありえないレベルになってしまうのですが、こういうこともあるんですね。美味しい食べ物を食べるという面では価値観があうので、今度は肉と魚でも買ってバーベキューでもしたいなと思います。

きれいな景色もいいんだけどなぁ。。