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どんな形であれ、その地域と関りを持てないか?
やはり別れというのは寂しいもので、特に数か月おきに仕事を転々とする季節労働は思うところある。
SNSで繋がっている人ならまだしも、よくて電話番号を登録するくらいのお年を召された方々。確かにめちゃくちゃ仲がよいわけではないが、次いつ会えるのかわからないと思うと寂しくなる。
今日は最後のお疲れさん会(飲み会)🍺いつも寡黙でお話する機会があまりない農家さんに、家まで入れさせてもらって、最後には「来年もきてな」とぼそり。こういう別れ方が一番刺さる。
— すえぽん🍩 (@ysgenfu) August 16, 2022
一期一会でもよい。それはそうなのだが、わたしはそういうきれいな言葉で済ませたくないというか、どんな形であれ関りを持てないかと思ってしまう性格なのだ。
仕事で用事があって「年に累計1~2か月滞在する」みたいな感覚。もちろんこれはわたしの理想であって、現実は定住してくれないと用はないみたいな話はあるだろう。特に田舎は。
今、自分の未来についてよくわからなくなっている。多拠点で仕事をしたいのは変わらないのだが、そのなかで一つは決定だと思っていた佐賀県を白紙にしようと思っているし、そもそも多拠点で何をしたいのかあやふやなのだ。
ひたすら旅をしながら仕事をするのは疲れて手付かずになる未来が見えるし、そもそも結婚して子育てをしたい。一つは定住地が必要になる。
そこまでイメージした際に、じゃあどんな生活をしているのか。多拠点生活を奥さんが理解してくれるとして、自分にどんなメリットがあるのか。そういう話になる。
例えば5年連続でお世話になっている和歌山県のみかん農家さん。毎年11月中旬から12月末まで出稼ぎに行くのは全然アリだ。ただ、じゃあほかの拠点でも季節労働先を探すのかと問われると、そうじゃないんだよな。
わたしの課題は「生き方」だ。1年中その土地で農業をするというのは、うーんとなってしまう。企業に就職するのもない。パソコンだけで稼ぐのも、ちょっと違う。非常にわがままに育ってしまったよ。
中途半端という人もいるだろうが、それでもハイブリッドな人間になりたいと思っている。兎にも角にも移動だな。
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