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最初に借りた家

スローライフとは

「スローライフ」という言葉が最近頭を巡っています。というのも、実は来月引越すことになりまして、借りることになった物件の不動産サイト上でのタイトルが「スローライフ in 秋谷」だったのです。そこに住めば果たしてスローな暮らしをおくれるでしょうか?? noteではそんな"スローライフ in 秋谷"を(スローじゃない部分も含めて)お伝えしてみようかと思ってるのですが、興味がある方はお付き合いくださいw (トップの写真は次の家から徒歩10分の海岸)

最初に借りた家は築98年

今回、人生6度目の引越しです。建物だけでいうと、実は一番最初の引越しが一番「スローライフ」というワードにしっくりくる家だったのではないか?と思います。スローなライフを送ってたかどうかは置いておいて。

大学2年の時、大学のすぐ近くに賃貸物件を借りました。広島県広島市内ですが山の方です。赤瓦屋根のthe日本家屋!って感じの家でした。日本の田舎を走ってればよく見る感じのやつです。なんと築98年。住んでる時に100周年を迎えましたw なんともスローです。ちなみに大家さんは耳から筆のように毛が飛び出しているなかなかインパクトのあるおじいちゃんでした。

大きく3つに分けて、右部分が主な住居で、玄関入ると6畳以上ある土間の空間、合計24畳が襖で4つに仕切られた和室、縁側、4畳+土間の台所、風呂場、一度外に出て入る必要のあるトイレという平屋部分。写真真ん中部分が、1階は農作業をしてたであろう倉庫、2階が6畳の和室。写真一番左の部分は昔牛がいたのかな?って感じの倉庫+駐車スペース。

借りたのは僕ですが、友人とシェアして住み始めました。大学のそばだったのですぐに多くの友人の溜り場と化しました。まあ半分はそれが目的で借りたので、それは問題なかったのですが。そこで友人たちと映像作ったり、演劇作ったり。飲み会したりしてました。家を会場に演劇やった時は80人近くお客さんが入ったなぁ(誰かあの時の写真持ってないんだろうか?)

2年半ほど借りましたが、実は借りてから解約まで一度も鍵を掛けなかった気がしますw なんかみんな自由に出入りしてましたw

忘れられないのは、正月で住人はみんな実家に帰ってたんですが、僕は実家も車で30分くらいのところだったので、大晦日の夜に物を取りに家まで行ったのです。家に行くと、正月帰省しない組の4、5人が炬燵に入ってみかん食べながらテレビ観てましたw 住人は誰もいないのにw

振り返ってみれば、ある意味「スロー?」なライフだった気もしますが、今よく言われるスローライフとはまあ全然違いますね。オシャレさのカケラもありません。貧乏学生の溜り場です。京大の吉田寮と言った方がノリが近いかもしれません。ちなみにその後この日本家屋は一時期飲食のお店になってまして、一度お茶をしに行ったことがあります。大学の時に住んでいた家がお店になって、また訪れるのはなんとも不思議な気持ちでした。(現在は閉店されてます)

広島〜東京〜鎌倉〜秋谷へ

そんなこんなで、広島市内でその後2度引越し、東京都町田市玉川学園前に4年間。神奈川県鎌倉市で7年。その間子供も二人生まれ、そしてこの度、横須賀市秋谷へ。

はたしてスローライフとは一体どういうものなのか? いろいろと実験、実践、共有していきたいと思います。

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