日誌「パテ・アン・クルート」 #1049
この感情を押さえ込んでいたわけではない。以前から好きな存在だったし、無意識に探していることもあった。しかし、1月に行った京都でこの感情が爆発することになる。その存在こそ、パテである。正確に言えば“パテ・アン・クルート”だ。フランス料理で、所謂パテをパイ生地で包んで焼いた料理。きっかけは、京都のブノワで食事をしたことに始まる。昔からパテ(パテ・ド・カンパーニュ?)は好きだったが、去年2月に食べたこのパイ包みは更なる極楽だった。
というわけで今回の旅でもブノワを訪れたわけだが、そこから一気に情熱が爆発する。滞在中に他のビストロにも行ったし、1日2回異なるパテを食べたこともあった。あとは、白ワインがあれば何でも良いという心持ちになる(デザートまでしっかり食べるけど)。こちらに帰って来てからはパテチャンスがなく、生活にメリハリがない(気のせい)。ただ、行きたいお店はすでに決まっている。あとは行く人さえいれば・・だ。そこが意外と1番難しい部分かもしれない。