日誌「この11年をどうにか生きてきた」 #1077
本日は2024年のなかでも大きなイベントがある。私が愛しているアメリカのバンド“Wilco”の単独公演を見るのだ。おそらく、これが11年ぶりの日本単独公演だと思う。この間にフジロックへの出演や各メンバーのソロとしての来日公演はあったが、単独としては2013年が最後。ということは、当時の私は大学4年生か。Wilcoのメンバーも“お兄さん”から“おじさん”へと変貌している(失礼)。現在は公演前だ。気分よくビールを嗜んでいるが、これが悪影響を齎さないことを願いたい。
すべてが終わって、現在は23時すぎ。もう言葉に出来ない。この11年を私と同じように待っていたお客さんが多かったのではないかと思う。合唱が起きたり歓声・拍手が絶えなくて、ボーカルのジェフも楽しそうに見えた(本当に)。私も『Jesus, Etc.』という曲のシンガロング後、胸にくるものがあった。それはこの11年をどうにか生きてきたという達成感からなのか、これからも頑張らなきゃと鼓舞されたからなのかは分からない。でも、分かる必要もない。今日、Wilcoを見たのだ。