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今日の読書:渡名喜庸哲『現代フランス思想』ちくま新書、2023年。
ポストモダン思想と新自由主義の交差について書かれているとのことで興味を持った。たしかに空のシニフィアンが政治的に取り込まれると大きく振れることになるだろうが、ポストモダンのそういう不安定性が書かれているのかな。
ポストモダン以降を示す社会・政治理論として、カルチュラル・スタディーズとラクラウの言説理論があるのだけど、それを修士論文で書いてカナダ・ヨーク大学のイオアン・デイヴィス先生に口頭でプレゼンしたら、トロント大学ヨーク大学の研究所に留学することになった思い出。
修士論文「カルチュラル・スタディーズにおける文化と社会」未発表
その一部を改稿したもの
アーティキュレーションについて(1997)
ysawat.g2.xrea.com/text/text1.html
このエッセイに言及されている。
マイノリティ表象をめぐる知識社会学的アプローチ
―アーティキュレーション概念の再検討―
新嶋 良恵
http://mass-ronbun.up.seesaa.net/image/2014fall_A3_Niijima.pdf