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読書感想:戦ってくれる細胞に感謝!いたわろう体…

今日は、人気の漫画「働く細胞」の絵本を紹介。 体の中の細胞さんたちのキャラクターがかわいい♡

おススメ度★★★★
分かりやすさ★★★★
ざんねんだけど、モフモフは一瞬だけ…しかも悪者💦

本:働く細胞② 超強敵!インフルエンザと食中毒
原著:清水 茜 さん
著:牧村 久実 さん
出版:講談社

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お話


登場するキャラクターは、
・赤血球(赤髪の子)、
・白血球:好中球(白髪・全身白色の服の子)
・血小板(小柄な子)
・キラーT細胞(やんちゃそうな子)
・好酸球(赤い作業服の子)、
・マクロファージ(白いドレスエプロンの子)
である。すべて私たちの血液の中にいるおなじみのあれ。
今回は、①ウイルス、②食中毒:細菌と寄生虫と、働く細胞たちの日常?攻防?を描いたお話である…

本の感想


絵本なだけあって、細胞の働きが視覚でとらえられてイメージしやすかった。キャラクターも色で分けられていたり、服装でどんな働きをしてるか一目瞭然な感じ♪
所々に、文章での説明もきちんと入ってるのが私的に嬉しいポイント。間違い探しもあって、飽きさせないように工夫もされていていい感じ♪
いま話題の『ワクチン』についての説明もされているので、読むタイミングはまさに『いまでしょ!』かと😁

ウイルスと働く細胞

人間の体の中を偵察している、T細胞戦闘員の下っ端の”ナイーブT細胞”、いつものように偵察中していると、ウイルスに感染してしまいゾンビ化した細胞に襲われそうに! 気が付いたら、体にはインフルエンザウイルスに感染してしまった細胞がわんさか😨
 ナイーブT細胞くんは青い顔して震えてる(笑)、読んでいる私も「うわぁ」となっているときに「うふふ」応援者が現れた!ホワイト・メイド風のマクロファージさん!大量のゾンビ細胞を一網打尽である。「す。すごい!!!」その後、マクロファージさんは、ゾンビ細胞からY字の毛(抗体)をむしり取って、「B型インフルエンザが現れてるわねぇ」と。診断! おっと!そっか。ホワイト・メイド風ではなく、看護師さんスタイルだったのね。これは失礼しました。と、大量の汗をかきそうな私であった😨
マクロファージが抗体の型を見るんだ。食中細胞だったっけ。
そこへ、戦闘部隊のキラーT細胞軍団が表れて…
なかなか手強いインフルエンザ。 戦闘から逃げ出していたナイーブT細胞も強くなって、分裂(?)増殖(?)して戦闘に参加し、総攻撃でインフルエンザを無事倒す。
その間、二週間。
そうだよね。私たちがダウンしてる間もこんなに働いてるんだもんね。連携プレイで外敵から守ってくれていることを再認識したよ。ありがとう😆💕✨


食中毒と働く細胞


食中毒を引き起こす、細菌の腸炎ビブリオとアニサキスが出てくる😱
ちなみに…この本に出てくる『モフモフ』は腸炎ビブリオである。なんか個人的に悲しい😖

細菌に対抗する頼もしい細胞は好中球である。一方、アニサキスのような寄生虫に対抗するのは好酸球!
なんと覚えやすい🎵
私は寄生虫の攻撃にあったことがないと信じているが、好酸球のキャラをみて、とても好きになった😁カッコいい❗
好酸球も好中球も白血球の仲間なんだね。習った気がするのに…すっかり忘れている😱

けがれた大人の感想


とてもシンプルに端的に免疫細胞の事が紹介されていて
とても分かりやすかったなぁ。実は私はこんなに有名な『働く細胞』の本家本元のマンガを一冊しか読んだことがない😓
もっと読んでみよう😁 
体の免疫のシステムはもっと複雑だけれど、お子さんとこの本を読むと、お子さんが風邪をひいてしまった時に、『白血球さんが風邪と戦ってるんだね』と話しかけることで、お子さんも体の中で起こっている免疫細胞と風邪菌(ウイルス)との攻防をイメージしやすくなって、治りも早くなるかも‼️と思った😁どうだろう。やってみてほしいな♪
病気と戦う時にもイメージは大事だってどこかで、読んだことがあるのよね。


#本が好き
#絵本
#働く細胞
#読書感想文




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