働く中で生まれる違和感
働き出して1ヶ月が経った。
大変だけど他に辛すぎて逃げ出したいという人と比べるとまだマシな方なのかもしれないと思う。
しかし、日を追うごとに自分がつまらなくなっているとも感じるし、以前なら生まれていた感情が無くなってきてるようにも思える。
働く中で感情の振れ幅が少なくなっているのを如実に感じる。
そんな中で違和感もかなりある。
社会というのは「優しさ」の規定が緩すぎることを感じる。
こんなことを言うと「甘えだ」とか「弱すぎる」とか「会社は学校じゃない」とか言われるのかもしれないけど。
職場の中で他の人より職位が上の人、Aさんが他の人たちにとある作業を頼んでいた。それを他の人たちが「分かりました。」と受け入れたことに対して、Aさんは「ありがとうございます。」と言った。
この一連の流れを聞いていたさらに職位が上の人、Bさんが「ありがとうございます。」と言った人に対して、「仏のような人だ。優しすぎる。」と言った。
ぼくはこの言葉を聞いてすごく違和感を覚えた。
たしかに、当たり前なことを言えたりできたりし続けられることは凄いことだと思う。
でも、Bさんの中ではこの一連の流れが当たり前じゃないことだからこの発言が出たのではないかと思った。
だからぼくは「Bさんが過ごしている環境では優しさの存在感が薄いのだ」と思ってしまった。
でも、あらためて社会ってこんなもんなのだと思う。
こうやって毎日諦めることが増えていくのだろうな。
諦めることが増え、感情が減っていく毎日にせめて「違和感」だけは感じ続けていかないと。
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