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マーケティングの実行支援領域を9つに分けてみた。

お客様のマーケティングの実行支援をする場合、パートナー企業と協力して進めることがあります。パートナー企業とプランを検討する際、企業によって支援が可能な領域にばらつきがあるため、場合によっては対応可能な人材を追加する必要があり、支援コストに影響することがあります。

このばらつきは、企業の成り立ちやリソースの関係による得意不得意があるため、当然のことです。そこで、マーケティングの実行領域を整理してみました。

※この記事では、支援領域を大局的に捉えることを目的に整理しています。実際に実行支援を検討する際には、もっと複雑になります。

マーケティング解釈

■要点
1)商品企画・販売し利用してもらうまでの過程全般の活動であり「売れる仕組み=マーケティング戦略」を策定すること 
2)業務領域が多岐に渡ることから各部門の知恵と経験を集結し協力しながら進めていく必要がある ※社内オペレーション

■マーケティングの実行支援9つの領域
①市場調査 
:業界・市場・消費者・ステークホルダーの動向調査
②戦略策定 :マーケティング・ブランディング、組織の戦略策定
③商品開発 :サービス・コンセプト設計・試作・調査・開発の推進
④広告宣伝 :デジタル・リアルの広告プランニング、実行
⑤販売促進 :販促キャンペーン・サービス新機能の企画、実行
⑥販売管理 :デジタルや店舗の販売・管理
⑦サポート :購入後の顧客サポートに関わる領域全般
⑧データ分析:顧客還元を目的とした分析による顧客理解とデータ活用企画
⑨インフラ :マーケティング基盤(MA・DMP・CDP・CMP等)

■その他(必要に応じ)a) 社内オペレーション:社内運用体制・業務整理

重要な視点として、③商品開発、⑦サポート(購入前後)、a) 社内オペレーションも"売れる仕組み" の一環として捉えています。

②戦略策定は
"企業の経営計画に寄り添いブランディング設計や顧客体験デザインなど商品を売る根幹となる概念を再構築する支援"
と定義しています。

戦略策定は、マーケターや戦略領域の方々にとって一番痺れる支援テーマかと思います。企業の行く末を左右する支援であり、コンペにおける競争がとても盛んで提案準備に力が入ります。




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