これまでとこれから
最後に記事を更新してから数年。
コロナ禍と呼ばれる少々ぴりついた学校の雰囲気も、学校の行事や諸活動で「何のためにやるか」を考え、行事・活動を精査する中で、落ち着いていきました。
<とりあえず、交流なし>
とすることによって、失ったものも多いにあるけれど、
<とりあえず、昨年通りに>
と思考することを止めていた学校や教職員にとっては、大切な期間でした。
当時の私は、なんとな~く学校の中にいることが嫌で、何をするにも学校の外である活動にこだわっていたような気がします。
あの頃から今までを振り返ると、結婚をしたり、職場が変わったりする中で、一周回って戻ってきたような感じ。両手を伸ばして届くところ、身近な顔と顔を合わせて関わることができるところにも、学びや大切なものはたくさんあると気付けて、対外的なものからは遠ざかっていました。
そんな自分に焦った時期もあったけれど、
ある友達がその子自身の話をしてくれたときに
「前と同じ方法でなくても、満たされるようになったんだよね。」
と言っていて、妙にすっきり。
今の私は、「身近なものや人のありがたさに気付いて、満たされるようになった」と思えば、とてもすてきなことなのではないかと思えるようになりました。
あと数日で子どもが産まれるというところ。
産前休暇もあとわずか。
妊婦生活+教員をしていて、体も重く、働きたいだけ働けないもどかしさを感じていた時期に言われた「もう頑張るフィールドが、教員としてではないんじゃない?」という言葉をふと思い出し・・・
気付きました、アウトプット不足。
教員をしているときは、週末に1週間分の授業をあらかた考え、それを授業実践する日々、つまりインプット⇌アウトプットが繰り返されていた日々でした。休みに入ったとたん、授業は考えなない、話さない・・・。いや、でも、新しいコミュニティを求めてもいない・・・。
そこで、遠い昔に購入した「アウトプット大全」を読み直したのです。
いやあ、毎日数行の日記は書いているけれど、頭を使っている感じがしないんだよなあ。
そして、記事をとてつもなく久しぶりに書き始めたのです。
話すではなく、書くという方法で、現状のアウトプット不足を打破すべく、記事を書いていこうと思います。まずは、出産までの間、読書記録、教育観のあたりから、細く長く続けられるといいな。
そんな決意表明も兼ねた記事でした。
おしまい。