成長し続けるブランドに必要な2つの視点
こんにちは!ジャスミンです。
新しい土地に身を置くと、よく周囲を見渡すようになります。
オフィスは銀座。当たり前だけれど、ブランドがたくさん溢れかえっているわけです。
圧倒的なブランドには、どんな共通点があるだろう?
また、どうやって本質的価値を引き出しているんだろう?
そんなメガネをかけて、日々を過ごしています。
今回は、王道とも言えるブランディング成功事例から、持続可能なブランドづくりに必要な視点を紐解いてまいります。
成長を続けるブランドの共通点
①顧客に刺さる「新しい価値」を持ち、
②顧客とのより良い関係を「常に改善しながら成長」させている
ことが挙げられます。
顧客に刺さる「新しい価値」
「生活者に潜在していた新しい問題の発見」のことです。表面化していないインサイトを掴み、新しい価値を生み出すことに成功した、イノベーション的な活動。
「常に改善しながら成長」
日々のお客様との接点から見えてくる、「徐々に顕在化してきた課題の即時解決」。すなわち日々のオペレーション的なブラッシュアップ活動。
これらが反映され、今も尚成長し続けるブランドとして有名な事例として…
スターバックス
蔦屋書店
これらの事例は、冒頭で述べたように、イノベーティブな価値の発見と、オペレーションの中で日々改善を繰り返し続けた地道なブランディングの結果と言えます。
イノベーション的価値とオペレーション的価値
そして、その裏側には判断基準となる「ブランディングターゲット(理想の愛用者像)」が存在しています。誰に愛されたいのか?そして、それは何のために、なぜ事業として存在しているのか?自社ブランドのあるべき姿や、企業の価値を確実に自覚できていることが、勝因の一つとして挙げられるのではないでしょうか。
バックキャスティング思考で自社ブランドの「ありたい姿」を導く
自社で毎日、自分のブランドのことを考えていると、社内の様々な事情、しがらみ、できることや、できないこと。そして、タイミングや投資に対するリスクの有無まで…。「生活者視点」ではない、あらゆる障壁にぶつかり、生活者の視点を知らず知らずのうちに失いがちです。つまり、ブランドを知れば知るほど、生活者の目線でブランドを見る客観性が失われることがあるのが実情です。
そんな時、複数人の関係者、あるいは外部や、消費者そのものが集まり、多角的でドライな視点から「ブランドの強み・価値の棚卸を行うこと」が解決へのポイントになります。棚卸で見えてきた要素を「機能的価値」や「情緒的価値」、そしてさらに深掘りして「社会的価値」などにより一覧化することで、ブランディングターゲットにとって最も刺さる価値は何かを、目に見える形で議論することができます。
こうしたプロセスを可視化するために非常に便利なのが、
YRK&が開発した独自フレームワーク「ブランド価値マップ」です。
YRK&が独自開発したフレームワーク「ブランド価値マップ」
このフレームワークを活用することで、自社ブランドの強みや価値を「心の動くレイヤーごとに」プロットすることができ、価値層の中の、どの価値(メッセージ)がターゲットの心に響くのか?を可視化することで、アイデアにつながる具体的な議論をすることが可能になります。
「ブランド価値マップ」で整理をすることで、“顧客にとって明快な提供価値”を社内のメンバーで共通認識として持つことができるため、成長し続けるブランドへの第一歩を踏み出すことへと繋がり、またこの中からいくつかの方向性を導くことも可能になります。
YRK&のビジネススクール(ブランドマネージャー特別養成講座)では、これらの独自のフレームワークだけでなく、ブランディング戦略立案のための多様なノウハウやナレッジを学ぶことが可能です。実際の課題を持ち込んでいただき、ブレインキャンプ(YRK&独自のワークショップ)を進めるなかで、実際に「ブランドの価値マップ」を活用して価値の棚卸から行い、新しい視点で価値の抽出を行い、リブランドの方向性を構築していきます。「ブランディングターゲットの設定」「コア価値の抽出」「存在意義の再定義」など、様々な道のりを伴走型で進めさせていただきます。
今回、事前説明会の動画をYouTubeにてご覧いただけます。
ぜひ、ご興味のある方は、ご覧くださいませ。
また、疑問点や質問のある場合は、お気軽にお問い合わせください。
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