清水寺 大西師 「自社の価値は自分で決めるもの。それが会社の“軸”になる。」
ハロー!Zちゃんです☺︎
今日は先日開催したビジネスイベント「Brand Growth Meeting」でご登壇いただいた清水寺 大西 晶允 師から、「強い組織づくり」をテーマに語っていただいた内容をお届けいたします。
ここでしか聞けない貴重なお話(名言)ばかりなので、ぜひ最後まで読んでいってください!
ビジネスイベントの詳細(イベントレポート)はこちら!
名言①「唯心蔵」
心を「蔵」に例えている。毎日の生活の中で思ったこと、言葉にしたこと、行動したこと、全てがこの「心の蔵」の中に入ってくる。
明日の自分を形づくるのは、今の自分の発言や行動だという教えです。
ポジティブな発言をしている人のアイデアや行動はポジティブに。
反対にネガティブな発言ばかりをしていると、
行動もどんどんネガティブになっていくものだと言います。
この考えは、組織づくり、チームマネジメント、もっと言えば仕事の全てにおいて重要な考え方だと思います。
他責(誰かのせいだと嘆く)よりも、自分の考えや行動を変えてみる方が何かが変えるには手っ取り早いと思います。
まずは、他責思考から自分から変わるための思考へ切り替えてみませんか?
ダイジェスト動画も是非ごらんください~
名言②「物事は自分の“捉え方”次第で見え方が大きく変わる」
池の前に立って、手をパンっと叩いたら、
鳥たちは一斉に飛び立っていくが、池で飼われている鯉は集まってくる。(和歌:手を打てば 鳥は飛び立つ鯉は寄る 女中茶を持つ 猿沢の池 より)
これは、鳥は銃で撃たれてしまうのではと思って飛び立つし、
鯉は餌の時間だと思って集まってくるという意味なのですが、
同じ事象でも受け手の捉え方で、こんなにも違った意味になるということ。
自分(自社)に置き換えてみてください。
コロナ禍で従業員の多くが辞めてしまい、人手不足だ。
対面での接客ができなくて、売り上げが落ちた。
多くの企業に大きなダメージを与えたコロナ禍も、
捉え方を変えるとビジネスチャンス、
新たな挑戦へのきっかけにもなり得るのです。
そんな簡単なことでもないですが、
少し視点を変えて、
短期的、中期的、長期的様々な視点で考えてみてください。
名言③「自分の価値構築ができてないのに、相手の反応だけを見ていたら“根無し草”になる」人や社会の反応に引っ張られ、囚われすぎたらあかん
人間はどうしても他人の目を見て、他人の反応を見ながら生きている。
だけど、本当に大事にしなくてはいけないのは、
自分が自分で感じるもの。自分で判断するもの。
あなた今幸せやで。って言われて、ほな私幸せですわ。
なんて、そんなアホなことはないのです。
強い組織づくりに重要な軸(価値)づくり。
大西師は、「自分や自分の会社の“価値”は自分で決めます。
自分で作り出すものだと思っています。そして、それは自分の会社のブレない軸にな理ます。」と説かれました。
他者の意見を無視しろという話ではないのですが、
まず自分の価値構築ができていない状態で相手の反応ばかり見ていても何も生まれない、価値にはならないということです。(深すぎぃ〜!)
〜清水寺の未来(これから)〜
京都といえば清水寺というほど、知名度が高く人気のお寺ですが、
「清水寺ほど危機感を持ったお寺はおそらくない」と大西師は語ります。
今の時代の中でお寺が求められているものは何か、自分たちが伝えたいものは何なのかを常に自問自答しているそうです。
挑戦し続けること、変化し続けることを“楽しむ”ことで、
軸(自分たちの価値)をブラさずに、
ずっと守り続けていくと語って下さりました。
名言④「僕らが守りたいのは、形ではありません。
伝えたい宗教、想い、教えがそこにある。
それを具現化するためのものが、お堂であり、仏さんであるわけです。」
時代の変化に合わせて変えるべきこと。
変えてはいけないこと。
自分自身がこの軸をしっかりと持っていなくては、
価値自体を見失ってしまうのではないでしょうか。
みなさんも、自分に置き換えて考えてみてください。
「あなたの会社の価値はなんですか?」
8/29に開催したイベント詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000079511.html