「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」に準拠した薬局の規程・運用ルール作成のすすめ
薬局経営者、薬剤師のみなさん、こんにちは。薬局向け業務支援ツールの開発・運営を行っている「あなたの調剤薬局」です。
前回の記事で個別指導の重要性とその実態について取り上げましたが、ご覧いただけましたでしょうか?まだの方は、ぜひご一読ください。これにより、今回の内容をより深く理解できると思います。
前回の記事はこちら▼
さて、今回は個別指導や立入検査に備えるために、具体的にどのような対策を取るべきかについて深掘りしていきます。
薬局の規程・運用ルールの作成
最も重要な対策は、各薬局が「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」に準拠した規程・運用ルールを作成することです。
また作成するだけでなく、それに基づいて薬局を運営・管理することが不可欠です。
各薬局が作成すべき規程類
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」に従った規程・様式文書を整備するには、22種類の規程と22種類の様式が必要です。
全体のページ数は約600ページにも及びます。これを一から作成するのは大変な作業ですが、そこでお勧めしたいのが、健康サロンと医療ISACが提供するセキュリティ対策サービスです。
医療ISACについて
医療ISACは、医療分野における情報セキュリティ課題の解決に貢献するため設立された一般社団法人です。2013年に設立されたメディカルITセキュリティフォーラムを前身とし、2019年に改称されました。
国際的な医療セキュリティコミュニティ「Health-ISAC」(GoogleやCISCOも参画)と日本で唯一提携し、セキュリティインシデント情報と対策情報を日本語で提供しています。
また、セミナーや分科会を開催し、関係各機関への提言やガイダンスの公表など多岐にわたる活動を行っています。
薬局向けサイバーセキュリティサポートを活用するメリット
日常の薬局業務に加えて規程・様式を作成するのは大変ですが、健康サロンと医療ISACが共同提供しているサイバーセキュリティサポートを活用すると、規程類作成の自動化対応により、最短で1時間ほどで全ての作業が完了します。
また、自動化ツールの提供だけでなく、約3時間の研修講座も合わせて用意されており、規定の意味や使用方法をしっかりと理解することができます。
また例えば、災害時のBCP(事業継続計画)を作成する際には、各薬局の個別内容が自動反映されます。
規程・様式類をきちんと整備し、その内容についての理解を深め、ルールにのっとって薬局を運営していくことで、個別指導や立入検査の際にも適切なセキュリティ対策が講じられていることを示すことができます。
まとめ
薬局の個別指導・立入検査への対策として重要なのは、国が定めた「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」をきちんと理解し、規程・様式を作成するだけでなく、それを適切に運用することが重要です。
立入検査や個別指導に備えて、しっかりと準備を進めましょう。「セキュリティ規程・BCP規程の自動作成支援サービス」「薬局向けサイバーセキュリティ対策サポート」にご興味のある方は、ぜひ下記サイトをチェックしてみてください。
薬局経営者の皆様にとって、この情報が役立つことを願っています。
これからも効果的な薬局運営のための情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに。ご覧いただき、ありがとうございました。
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