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ヴァイオリン練習1 今後の練習方針を決める

ヴァイオリン練習2週目に入ってスローダウン。

先々日はチューニングとYouTube 研究だけ。

昨日はピッチカート(弓を使わずに右手の指だけで弾弦する奏法)だけで終わりました。

結構しつこくやりました。

第1ポジションの音程を合わせるのに苦労しています。

ヴァイオリンは低音弦から4番線、3番線、2番線、1番線と呼び、それぞれG線、D線、A線、E線と言います。通常はアルファベットはドイツ語読みで、ゲー線、デー線、アー線、エー線となります。E線は少しややこしいですね。英語読みだとイーになりますので、エー線と聞いたらA線かと思う方も多いと思います。

就学前の子供にはどう教えるのでしょうか?

ヴァイオリンの一番低い音は4番線Gの開放(左手を押さえない)Gつまりソの音ですが。

音階をそこから弾くといきなり、次のラを左手人差し指(1という番号で識別します。親指は普通弦を押さえないので小指が4の指となります。)を正しい音程で押さえるという難問が待ち構えています。

手がかりは2番線Aラとオクターブで合わせることですが、なかなかうまく合いません。隣のD線のレとは4度となりますが、これも難しいです。

弓のコントロールがイマイチなのでギターをやっているせいか、ピッチカートの方が分りやすいのですが、ギターで言う技術的ハーモニクスも使いましたがそれでも難しいです。

更にシの音を中指2、ドを薬指3でとるのも難しいです。

レは今のところ3番線開放でとり、ミ、ファ#、ソは4番線と同じ配列で1、2、3指で押さえます。

ソの音は4番線の開放とオクターブで共鳴しますので比較的合わせやすいですが、少し指の角度が変わると押さえる位置が同じでも音程はずれてしまいます。

このようなことを延々と繰り返すハメとなりました。

♪♪♪

今日はボウイングの練習をしっかりやり、第1と第3ポジションの音程合わせを中心にやりました。

今後の方針が定まってきました。

①調弦はなるべく正確にやる。チューナーと、重音の5度を使い確かめる。

②まず開放弦の重音を全弓ロングトーンでしっかり練習する。その後に単音で同じように練習する。重音は少しでも弓の圧力が均等にかからなければすぐに音で分るので誤魔化せない。

③第1ポジションと第3、4ポジションで音程をとる練習。音階を並べるのでは無い。時には重音で。

④1オクターブから2オクターブの音階練習。主にト長調、ニ長調、ハ長調。左手指のフォームは大事だが拘り過ぎない。音程も拘り過ぎない。常にボウイングを優先的に練習する。

小野アンナ音階教本より3オクターブの音階。ト長調とハ長調。YouTube の見本に合わせて。

⑤時間があれば好きな曲を練習する。スズキメソードから抜粋して少しやる。

⑥更にゆとりがあれば、将来レパートリーにしたい曲を音出し、アナリーゼしてみる。決して沢山進まない。タイスの瞑想曲、バッハ無伴奏ソナタ。

☆左手指をフォームで固めて全部の指を1度に押さえる練習は音程を悪くする原因になるのでやらない。今のところは。

脱力と音程の正確さ、音の美しさ、動きの自然さを求めるのが大事で、フォームに拘るのは今の段階ではマイナス。

この事は大人から始める人には大きな指針となると思います。特にレッスンを受けると、早期教育を受けた専門家とのギャップがマイナスとなる事もあるのではないでしょうか。

このマガジンのシリーズでは、独学の方はもちろん、レッスンを受けている方にも、違った角度からの物の見方やアプローチを提供していけばと思っています。




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