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早慶 世界史対策│大学別・学部別の傾向をつかむ【早稲田大学・慶應義塾大学AtoZ】分割版②早慶 世界史対策の道標

SAPIX YOZEMI GROUP で毎年刊行している『医学部AtoZ』『東京大学・京都大学AtoZ』『早稲田大学・慶應義塾大学AtoZ』。

AtoZのネーミングの通り、各大学・学部の基礎知識から最新情報まで盛りだくさんの内容です。

本記事では『早稲田大学・慶應義塾大学AtoZ 2024』の中から、「②早慶 世界史対策の道標」をお届けします。

前半の内容は無料で閲覧でき、後半は有料(300円)。
テーマ①~④まとめ版は700円です。

早慶受験生の皆さま・保護者さま・指導担当の先生方に必要な内容をギュッと詰め込みました!ぜひご活用ください。


※記事購入後、次の行為はご遠慮ください。
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※本記事の内容は、2024年4月時点の情報です。最新情報は各自でご確認ください。


佐藤幸夫講師が2025年度共通テスト「歴史総合,世界史探究」の新傾向について徹底解説!授業動画はこちらから🔽


│早慶 世界史対策の道標│代々木ゼミナール講師(世界史)佐藤 幸夫 インタビュー

” 早慶合格のためには学部別の傾向を把握することが不可欠 ”

早稲田大学と慶應義塾大学の世界史にはどんな特徴、違いがあるのでしょうか。「まずは通史の勉強に取り組み、それが終わってから大学別、学部別の傾向を押さえた対策を始めよう」という佐藤幸夫講師に、両大学の世界史の傾向と対策について聞きました。


▶ 繰り返される紛争。私たちは世界史の知識を必要とする世界に生きている

 ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ攻撃など、国際社会は今、大きく揺れています。私はガザ地区に隣接するエジプトに住んでいますが、肌感覚で「これは1000 年以上前から続く民族・領土問題なんだ」と力説したくなります。現状だけを追っていたら見逃してしまうことを、世界史の知識が支えているわけです。そのような意味でも、受験をきっかけに世界史をしっかり学んでおくことは、将来の自分の大きな知的財産になるはずです。というのも、インターネット上の情報に流されず、現在の国際情勢を自分なりに冷静に判断することができるようになるからです。

 ただし、合格するためには、受験の対策やテクニックを押さえなければならないこともあります。しかし前提として、私たちは今、世界史の知識を必要とする世界に生きているということを頭に入れておいてほしいと思っています。

▶ 早慶は対策のしがいのある大学。大学別、学部別の傾向を押さえよう

 早稲田大、慶應義塾大というのは、非常に対策のしがいのある大学です。対策すればするほど高得点がとれる確率は上がりますが、最初、生徒はあまり信用してくれませんね。受験が終わってやっと、生徒たちは口々に、「先生の言っていたことは本当だった!」と言ってくれるのですが……。

 「傾向」と聞いて受験生が一番に思い浮かべるのは、

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