Buffaloes Weekly MVP 8/31-9/5 vol.9
どうも、yoです。久しぶりにnoteを投稿します。ちょっと色々とあって投稿をしていませんでした。少しずつですが投稿を再開していきますね。
さて、T-岡田選手を負傷で欠きながらも勢いをなんとか維持していたオリックスですが、今週は受難の週となりました。2位ロッテは現在勢いに乗っていますが、そんなことを振り返りながら試合について見ていきましょう。
8/31 vsF 1-3 ●
9/1 vsF 1-12 ●
9/2 vsF 6-6 △
9/3 vsH 2-1 ○
9/4 vsH 4-11 ●
9/5 vsH 4-12 ●
・総評
1試合ごとに振り返っていきます。
日本ハムとの初戦は山崎福也選手が5回途中3失点と粘り切ることができませんでした。打線は9安打を放つものの要所要所で相手投手に締められて1得点のみに終わります。
その中でも紅林選手・来田選手の両選手で計5安打を放つなど未来に希望を感じました。
2戦目は裏ローテでエース級の活躍を期待されている田嶋選手が大乱調。4回途中8失点と試合を壊してしまいました。打線は9回に福宗正で1点を返すので精一杯。連敗となりました。
しかし、田嶋選手は好不調の波が激しいですね。いい時は文句なく試合を作ってくれるのですが、悪いと滅多打ちを喰らうのを踏みとどまってほしいですね。
日本ハムとの3戦目は竹安選手が先発。4回途中2失点と最低限の役割を果たしてくれました。その後中継ぎ陣がつかまり8回終了の時点で2-6とビハインドの展開に。
しかし、ここで終わらないのが2021年のオリックス!福田選手・宗選手でチャンスを作ると吉田選手・杉本選手で一気に追いつきます!このあとは続きませんでしたが、9回に4点を追いつく「価値ある」引き分けとなりました。
そして場所を福岡に移した初戦。エースの山本由伸選手がさすがのピッチングを披露し8回1失点の快投を見せます。
打線は序盤にモヤ選手の一発で先制するものの、マルティネス選手の好投の前に沈黙します。しかし、9回に宗選手・吉田選手の安打でチャンスを創出すると、ジョーンズ選手のタイムリーで勝ち越しました!
そんな中で不安なのは吉田選手。9回の内野安打の際に脚を痛めてしまいました。吉田選手が不在だと、うなぎのタレがないうなぎの蒲焼のような打線になるので状況が心配です。(このあと抹消となりました)
2試合目は新外国人のスパークマン選手が先発。4回までは試合を作りますが5回に四球から崩れてKO。その後を受けた斎藤選手、張選手も勢いを止められず一挙9失点。試合を決めてしまいました。
打線は苦手な石川選手を攻めて6回で4点!杉本選手の一発や若月選手のタイムリーなど好機を演出しました。
そんな中で心配なのは福田選手。初回の死球の状態に大事を取り、3回の打席後に後藤選手と交代しました。打線を引っ張る存在となっていた「福宗正杉」の2枚がかけるという異常事態となりました。(その後復帰してくれてよかったです)
そして週最後のカード。先発の増井投手がピリッとしません。リチャード選手にプロ初の満塁本塁打を打たれるなど、4回途中7失点の大炎上。中継ぎも勢いを止められず12失点を喫します。これでは勝てる訳ありません。
打線は若月選手の2ランHRや宗・安達選手のタイムリーなど4点を返しますが、及びませんでした。
朗報としては、福田選手が復帰して今月初安打を放ったことですね。問題はなさそうで良かったです。
結果としては今週だけで3つの借金。首位を争うチームとして、大きいものになりそうですね。打線は吉田正尚選手が抜けたあとの2試合でも4得点を続けるなど大きな問題はなさそうです。
一方で投手陣は6試合中3試合で2桁失点を喫するなど投壊の週となりました。先発は5回を投げた選手が山本由伸選手のみ、中継ぎは週で無失点で終えたのが吉田凌選手、平野選手のみとかなり厳しい現状です。
なんとかしないと(切実)
では、今週の投打のMVPを選んでいきます。
・Pitcher
投手は「後半戦中継ぎの切り札」吉田凌選手です!
今週は計3試合に登板。自身の防御率は0.00でした。登板を振り返ると、1試合目の登板は日本ハム戦の初戦。5回同点の2アウト1,3塁で登板。勝ち越しのタイムリーこそ許すものの、その回と次の回をしっかりとその失点のみで抑えます。
2試合目はホークス戦の2試合目。7点ビハインドの8回に登板し、3人で難なく切って取ります。
3試合目は日曜日の試合。5点ビハインドの5回に登板。前のイニングで6失点のビックイニングを作るなど嫌な雰囲気の中での登板でした。更に先頭四球→宗選手のエラーという失点する要素しかない状況でしたが、しっかりと踏ん張りました。無失点で切り抜けます。
今回、週唯一の勝ち星をあげた山本由伸選手でなく、吉田凌選手を選んだ理由はただ一つです。それは「今後の中継ぎの希望」です。
前半戦から言われていることでしたが、オリックスの最大の弱みは「中継ぎ」です。抑えの平野選手こそ安定しているものの、それ以外の中継ぎは基本的に不安定です。平野選手がいないときの9回なんて、目を背けたくなる内容です。
そんな中で回跨ぎ、ビハインド、連投で安定している成績を残している吉田凌選手は中継ぎ希望の星となりそうです。もともと去年安定した成績を残し、今年さらなる飛躍を期待されていた選手です。このままビハインド要因で終わることはないでしょう、というよりもここから大車輪の活躍をしてもらわないと困ります。
切れ味鋭いスライダーで「敵を斬る」活躍に期待していきましょう!
・Batter
打者は「走攻守でチームを支える」宗佑磨選手です!
今週は6試合連続となる安打を放ち、現在13試合連続安打となるなど好調な宗選手、今週の成績は以下のようになります。
6試合連続のヒットの安定した活躍を個人的に評価しての選出としましたが、長打0本は寂しいですね。2番というチャンスメークが多くなる打順とはいえ、もう少し長打がほしいかな?と言いたくなるのが本音です。
今週は、先程も申し上げたように毎試合ヒットを放っています。その中でも、日本ハム戦の最終戦では同点劇を演出するチャンスメーク。ホークス戦との2戦目では正尚選手の離脱の影響を受け3番を務めました。
ここに来て福田選手の不振、正尚選手の負傷離脱など、ラオウ選手が孤立する可能性も出てきました。その孤立をさせないためにも、その前後を固めることが多くなると予測される宗選手、安達選手、ジョーンズ選手は非常に重要なポジションを担っています。
特に安達選手・ジョーンズ選手は体調面での不安もあるため、フルで出場できるのは宗選手のみです。(とはいえ、後半戦全試合でフルイニング出場は疑問が残りますが)
リーグ随一の破壊力を持つ上位打線の勢いを保つためにも、ここまでフルで出場を続ける宗選手はキーとなりそうです!というか頼む()
・総括
先週、ホームでのホークス戦で負け無しということで勢いに乗って札幌に移動したものの、苦しい週となりました。ただ苦しいだけではなく、打線の核となっていた正尚選手の抹消や山岡選手の行方不明(1週間ベンチ入りなし)、投壊など悪いニュースも出てくるというまさに「試練の週」となりました。
そんな試練の週での貢献度TOP3はこの様になるかなと思います。
投手
1位 吉田凌
2位 山本由伸(チーム唯一の勝ち星・5回以上投げる快投)
3位 平野佳寿(1000投球回おめでとうございます)
野手
1位 宗佑磨
2位 杉本裕太郎(圧倒的劣勢の中で同点に追いつくHR)
3位 若月健矢(逆転タイムリー・HRなどクラッチヒッターの活躍)
そんな中でもT-岡田選手が実戦復帰を果たしたという朗報もあります。
そんな中で次週は火曜日からロッテとの首位攻防戦が神戸で行われます。そして、所沢で西武との3連戦という日程です。首位陥落をするかもしれない、というよりはすると思います。正尚選手、T選手という2枚巨砲がいない状態で首位キープしようと考えるほうが強欲です(言い方)
ここは最低限首位争いで粘り、正尚復帰ブーストがかかるまでにチームとして状態を維持・追撃体制を整えることに期待するしかないでしょう。
まさに「正念場」。しかし、オリックスの選手ならこの危機的状態を乗り切り叶うべき夢の先へ進むことを信じています!
頑張れオリックス!日本一へ!!