Buffaloes Weekly MVP 9/22~26 vol.12
どうも、yoです。今週は中秋の名月が綺麗でしたね。それと同時に秋の雰囲気を感じるようになってきました。皆さん風邪にはお気をつけください。
さて、今週のオリックスについて振り返っていきましょう。先週は楽天にこそ連敗したものの、そこから週成績を3連勝とタイにしました。結果は3勝3敗でしたが成績以上に実りある週であったように感じます。
・総評
今週のオリックスはこのような成績でした。
9/22 vsF 5-3 ○
9/23 vsF 2-4 ●
9/24 vsE 3-4 ●
9/25 vsE 3-2 ○
9/26 vsE 1-1 △
今週も先週に引き続き貯金0でした。今までの大差となることが多かった9月前半・中盤と一変して、全ての試合が2点差以内と僅差の試合が多かったですね!
特に今週は中継ぎの粘りが大きかったように感じました。最後の試合こそ平野投手が追いつかれてしまいましたが、それまでは中継ぎの週間防御率は0.00!ここから僅差の試合を制するためには中継ぎ陣の獅子奮迅の活躍が重要になってきます!
それでは1試合ずつ振り返って行きましょう。
日本ハムとの初戦は好投をするもののなかなか初勝利とならない山崎颯一郎選手でした。5回まで1失点と試合を作るものの6回にピンチを作り降板。その後ランナーを返され0-3となります。
しかし、打線は7回に満塁のチャンスを作ると伏見選手、福田選手で2点を返すと紅林選手が値千金のタイムリー3ベース!3番に入ってから急成長している紅林選手の活躍で逆転勝ちとなりました。
2戦目は2戦続けて8回1失点と好投を続けている田嶋選手が先発します。初回に2点を許すとその後まずい守備もあり、6回途中4失点とピリッとしません。
打線は5回に福田選手、宗選手の連続タイムリーで2点を返します!その後もランナーを出しますが返すことはできず、敗戦となりました。
対戦相手が楽天に変わった初戦は不調の宮城選手が先発。しかし、毎回のようにピンチを作るピッチングで6回4失点。今季最多タイの失点で降板します。おかしいですね。(自己最多失点が4は少ないという意味で)
打線は天敵の則本選手を前に紅林選手・ラオウ選手のHRで追い上げると、9回は宋選手を攻め、一打同点のチャンスを作りますがあと一歩及びませんでした。毎週感じますが、チーム層が薄いですね。このような試合を勝ち取ってほしいですね。
2戦目はエースの山本由伸選手が先発。8回に2点こそ許すものの、それ以外は点を与えないピッチング。これですらいつもよりも点を取られているなーと感じる投球。恐ろしいですね。
打線は初回に宗選手の6月以来のHRで先制をすると、モヤ選手の2打席連続のタイムリー!1点差を守りきる勝利でした!試合後の宗選手・山本由伸選手のヒーローインタビューは感動しましたね。
最後の試合は竹安選手が先発!ランナーこそ出すものの3回のゲッツーやリクエスト判定などで5回途中無失点の粘りの力投!その後も中継ぎ陣の決死の継投で繋ぎます。
打線は田中選手を打ちあぐねましたがワイルドピッチで先制します!しかし、9回に平野選手が追いつかれてしまいます…
土曜日も感じましたが、平野選手の調子があまり良くないですね。金曜日ベンチ外だったこともあり、違和感やけが出ないことを祈ります。
最後はこの日に復帰した吉田正尚選手が代打で出場したものの、サヨナラできず。引き分けに終わりました。
では、週間のMVPの方を投手と打者で一人ずつ(勝手に)選出します。
・Pitcher
投手はこの人、「マルチな場面で活躍する鉄腕左腕」山田修義投手です!!
今週は3試合に登板しました。1試合目は日本ハム戦の初戦。ビハインドの中ランナーこそ出すものの三振を2つ含む1回を無失点に抑えます。その後打線が一挙5点を取る大爆発!今シーズン初勝利を飾ります。
2試合目は中2日開けた楽天戦の初戦。宮城投手の後を受けて無失点ピッチング!勝ちゲームにこそできませんでしたが、試合の雰囲気を持ち直すピッチングでした。
3試合目は楽天戦の最終戦に登板。苦しみながらも無失点に抑えた竹安選手を受け2アウト2塁のピンチで登板すると、その回を無失点で切り抜けます。そして次の回も回跨ぎをして1.1回を無失点に抑えました。
今シーズンは左のワンポイントやロングリリーフなど様々な場面で起用されている山田選手ですが、今週も僅差のビハインド×2と同点のピンチの場面からの回跨ぎで全て無失点に抑えました!
今のオリックス中継ぎ陣は若い選手が多く、直近でチーム内でフルシーズンで戦った経験のある選手は山田選手とヒギンス選手のみになります。その経験値を活かしたピッチングにこれからも期待が持てそうです!
・Batter
打者はこの人、「波に乗る真面目な男」宗佑磨選手です!
最近打撃好調でしたが、今週はまさに「大暴れ」の成績でした。週間成績はこのようになります。
(一応弁明のために記載しますが、こちらのnoteは私見は含まないで判断しています。そう思われる方がいたらゴメンナサイ)
OPS1.0超え、週で2本の三塁打と大暴れの週になりました。特に日本ハム戦の2戦目は3打席で2ベース→シングル→3ベースとHRが出ればサイクルヒットと塁上をかき回します。
また、土曜日の楽天戦では先制のHRを放ちました。そして、ヒーローインタビューでは今シーズンで引退する西浦選手への熱いメッセージを残しました。
今シーズンレギュラーに定着し、5月に大暴れするものの6月に不振に陥った宗選手。それ以降は安定した働きこそ見せているものの、OPSを見ると.700前後と(個人的には)もう一山越えてほしいと感じていました。
9月は吉田正尚選手の離脱や下位打線の不調もあり、チームのバッティングの調子としては不調になっていたものの、その中で安定した成績を残していましたがここに来て調子は急上昇。
月別OPSも.900を今週一時的に超えるなど、破壊力不足のイメージが有る打線の中でかなり気を吐いています。
打線も主砲の吉田正尚選手が万全ではないものの帰還し、ここから打線の迫力は増していきます!その中でも宗選手のチャンスメイクに期待しましょう!
・総括
以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。今週は先発陣がイマイチ粘りきれないものの中継ぎ陣が踏ん張り、ロースコアに持っていく試合が多かったように感じます。
今までオリックスの傾向として先発が試合を作るものの、中継ぎが踏ん張れないという展開が多かったため、ここに来ての中継ぎの復調は大きな収穫です。
また、打線も先程少し触れましたが吉田正尚選手が復帰!その一方で、著しい成長で3番に座っている紅林選手や打線の潤滑油の役割を果たしている安達選手の復調など打線爆発一歩手前の雰囲気が漂っています!
でんな今週の(個人的)貢献度ベスト3は以下のようになります。
投手
1位 山田修義
2位 竹安大知(谷間の先発で力投、田中将大相手に負けない投球)
3位 比嘉幹貴(3試合ワンポイントで安打も許さぬ火消し成功)
打者
1位 宗佑磨
2位 紅林弘太郎(全試合3番で2本塁打、4打点の活躍)
3位 スティーブン・モヤ(4試合連続安打と好調維持)
来週は千葉でロッテとの天王山が待っています。現在首位のロッテとは3ゲーム差の2位。逆転優勝をするためには最低2勝1分が必要になるかなと思います。勝ち越しでは非常に厳しいです。
しかし、ロッテも主砲マーティン選手の離脱など非常にきつい状況です。ここでぜひ3タテして鴎のしっぽに噛みつきましょう!!
また、金曜日に難病からの復活を目指していた西浦選手が引退を発表しました。
ダイナミックな守備とスピード感溢れるプレーを再び見れることを楽しみにしていましたが、そのプレーが見れないのは非常に残念で仕方がありません。
西浦選手が現役最後となるシーズン、なんとしても日本一になり西浦選手が胴上げされる姿を見るために自分たちファンは全力で応援するのみかな、と思います。
ここからの正念場、チームスローガンになっている「全員で勝つ!」を体現する戦いぶりに期待です!!!
頑張れオリックス!日本一へ!!