Buffaloes Weekly MVP 9/28~10/3 vol.13
どうも、yoです。台風が過ぎ去ったら急に暑くなりましたね。秋の特徴でもありますが、気温の乱高下が激しいので皆さん体調にお気をつけください。
さて、今週もこのオリックスの振り返りをやっていこうと思います。過去の振り返り記事は以下にあるのでお時間のある際にお読みいただけると嬉しいです。
・総評
今週は週初めの時点で3ゲーム差離れている首位ロッテとの3連戦。1つでも負ければロッテにマジック点灯という瀬戸際の戦いからスタート。その後、秋に入り好調なソフトバンクとの3連戦というタフな週になると週初めには考えられました。
結果は以下のようになっています。
9/28 vsM 5-2 ○
9/29 vsM 15-2 ○
9/30 vsM 4-3 ○
10/1 vsH 2-1 ○
10/2 vsH 6-0 ○
10/3 vsH 3-0 ○
結果は6連勝!!正直予期せぬ結果に喜びとともに困惑している部分があります笑
ロッテに1つも負けられない状況で3連勝するとは思っていなかったですよね!ロッテも状態が少しずつ落ちていたとはいえ、3連勝は驚きでした。
そしてホークスもスイープでなんと先週から7連勝!2戦目に正尚選手が死球で骨折というアクシデントがありましたが、チームのスローガンにもなっている「全員で勝つ!」を表す3連勝となりました。
今週ですごいのが、6連戦全試合先発投手に勝ちがついていることかなとも思います。先週まではなかなか先発に勝ちがつかない試合が多かったですが、ここに来て自慢の先発陣が好調なのは非常にありがたいことですね。
では、1試合ずつ振り返っていきます。
ロッテとの初戦は相性を買われて山崎福也選手が先発。4四球など多少荒れてはいましたが許したヒットはわずか1本(ソロHR)と危なげない投球で5回1失点と試合を作ります。
打線は4回にT-岡田選手の200号HRで逆転をすると、その後も紅林選手の坂本選手超えの9号HR、吉田正尚選手のタイムリーで追加点を取ります!
中継ぎ陣も危なげないリレーでリードを守りきり、第1ラウンドを制しました!
2戦目はプロ初勝利を目指し、里崎さんがキーマンに上げていた山崎颯一郎選手が先発。持ち前の力強いストレートを武器に6回途中までHRによる2失点と試合を作ります。
打線は4回にモヤ選手の3ランHRで逆転に成功すると勢いが止まりません!20安打15得点、1試合2回の打者一巡など大暴れ!快勝でした。
3戦目は先発3本柱の一角である田嶋選手が先発。7回まで1失点とほぼ完璧のピッチングでしたが、8回に守備の乱れから2失点。それでも8回3失点と求められていた役割を完璧に果たします。
打線はロッテ先発岩下選手の前に手も足も出ない状態でしたが、8回にセットアッパー佐々木千隼選手から太田選手が同点HR!勝ち越しを許した9回には守護神の益田選手からT-岡田選手が土壇場の2アウトから逆転の3ランHR!!!3ゲーム差を3連戦で見事に追いつき、ゲーム差0にしました!!
勢いに乗ったまま大阪に戻り、ホークスとの3連戦。初戦の先発は宮城選手でした。ここ最近調子が良くなかったものの、この日は持ち前の老獪なピッチングで7回1失点と試合を作ります。
打線は6回に宗選手のタイムリーで追いつくと、7回に相手の暴投もあり逆転!そのままリードを守りきりました!!
ホークスとの2戦目は12連勝中の山本由伸選手が先発。6回までノーヒットのまさに「異次元」のピッチングを披露します。
打線はホークス先発のカーター・スチュアート・ジュニア選手を相手に投手の乱調もあり、初回でマウンドから降ろす猛攻!由伸選手も快調に投げ、9回完封勝利!見事13連勝となりました!!
3戦目は前回ランナーを出しながらも粘りのピッチングを見せた竹安選手が先発しました。先週に引き続き今週も無失点ピッチングを続けます。途中栗原選手に3ベースを打たれましたが、そのピンチを宗選手の大ファインプレーで凌ぐと勢いに乗り6回無失点と期待以上の投球を見せてくれます。
打線は、中4日の千賀投手から杉本選手の久々の一発で先制します!その後も安達選手のタイムリーや宗選手の内野ゴロの間に効率的に得点します。
最後は海田選手→ヒギンス選手→平野選手で無失点リレー!週全勝を成し遂げました!
ここに来て7連勝とチームは勢いに乗っています!週初めには3ゲーム差離れていたロッテとの差を逆転し、1.5ゲーム差まで離すなど完璧な結果の週となりました!
特に千葉での3連戦は痺れましたね!特にロッテの中で強みとなっていた中継ぎ陣を打ち崩したことはこの3連戦だけではなく、10月中旬の3連戦に向けても大きな爪痕を残したということができるでしょう!
では、そんな週の週間MVPを選んでいきましょう!
・Pitcher
投手はこの人、「金子千尋超え」山本由伸選手です!
今週は土曜日のホークス戦で先発。6回までパーフェクト、完封のピッチングで13連勝とその勢いは留まることを知りませんでした!
ここ6試合で48イニング3失点、51奪三振と「球道無双」の投球を見せています。今シーズンの防御率は1.42まで低下するなど、沢村賞を確定(かな?)とするピッチングを見せています。
今シーズン5月こそ月間防御率4.10と不安定だったもののそれ以降は無双の投球を見せ、9月の月間MVPもおそらく確定でしょう。
由伸選手が毎週安定してイニングを投げてくれることで周囲の投手運用も「攻めた」投手運用を行うことができ、試合以外にも大きな影響を与えていると思います。
今シーズンあと3試合の登板が考えられる由伸選手。全勝してチームを優勝に導く投球に期待しましょう!!
・Batter
打者はこの人しかいないでしょう。「浪速の轟砲」T-岡田選手です!
今週の成績は以下のようになっています。
打点はチーム最多の9打点!また、打点を上げたシーンが今週は特に印象的でした!
1試合ずつ軽く振り返ります。千葉での1試合目は1点ビハインドの中で逆転の3ランHR!また、T-岡田選手個人としても節目となる200号のメモリアル弾となりました。
2試合目は6点リードの状況で2桁得点達成となる2点タイムリー2ベースを放ちます。
そして3戦目。2点ビハインドの9回裏2アウト1,3塁、相手投手は絶対的守護神の益田選手。正直諦めていた人も多いと思います。
そんな中で起死回生の逆転3ランHR!快音とともに海浜幕張の地に大きな大きな一撃を放ちました!この1本だけで自分はこの週間MVPでT-岡田選手にすることを決めました笑
ロッテのマジック点灯を阻止するとともに、大きなショックを残す一撃。まさに応援歌にある「ここで決める男」を表す一撃でした。
大阪に帰ってきても勢いは止まりません。2戦目の初回にランナー一掃の2点タイムリーを放ちます!
ランナーこそ四球で溜め、2-0とリードしている状況でしたがヒットはモヤ選手の1本のみ。これ以上点が取れないとなんかモヤモヤする雰囲気でしたが、そんな懸念を払拭する快打でした!
昨シーズンまでは、あと一本という場面で決めきれない場面が多かったT選手ですが、今シーズンは決めてほしいところで決めてくれる勝負強い男として、5番打者に君臨しています。
ここまでリーグ10位の60打点、得点圏打率は.330となっており、規定打席にこそ到達していないもののなくてはならない活躍をしてくれています。
正尚選手が骨折により離脱した状態の中、今後も杉本選手とともに「試合を決める」活躍を期待されているT選手。14年の悔しさを知る数少ない選手として、成績面だけでなく精神面でも大黒柱としての活躍に期待しましょう!
・総括
以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今週の(個人的)貢献度TOP3は以下のようになっています。
投手
1位 山本由伸
2位 平野佳寿(4セーブ、無失点で試合をしっかりと締める)
3位 竹安大知(6回無失点、今度は千賀に投げ勝つ)
野手
1位 T-岡田
2位 杉本裕太郎(出塁率5割超の活躍)
3位 スティーブン・モヤ(週5打点など得点圏で大きい働き)
ロッテに首位を明け渡した後は正尚選手の離脱もあり、なかなか差を縮める事ができずにジリジリとゲーム差が広がっていましたが、ここに来て一気に逆転しました!
一方で不安なニュースが2つほど。
1つ目は主砲・吉田正尚選手の離脱です。ホークスとの2戦目で死球を受け、診察を受けたら骨折だったとのこと。場所も場所ですし、しっかりと治療をしなければ後遺症も考えられます。シーズンの復帰は難しいでしょう。
また、もう1つはロッテの主砲・マーティン選手の復帰です。日曜日に2軍戦で復帰し、ヒットを放つなど1軍復帰は間近となっています。
早くない…?個人的にはすごい好きな選手ですが、敵としては嫌なことこの上ないです。本当に嫌だ。
しかし、この2つの逆風を覆す勢いが今のオリックスにはあります!どんな時もチャレンジャー精神で立ち向かい、光差す週にしましょう!!
来週は5試合、火曜日から苦手としている日本ハム戦ですが、きっと勝ちます!!!
頑張れオリックス!日本一へ!!