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また竜戦士が去る。竜の名バイプレーヤー加藤翔平選手、現役引退へ。お疲れ様でした。
田島慎二投手に続いてまた一人のドラゴンズの選手が現役引退を表明しました。
加藤翔平選手が今シーズン限りで現役引退を表明しました。
加藤翔平選手とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1726651941-HlFKZrS94NGjPgAfdY5thy7X.png)
生年月日 1991年3月28日(33歳)
出身地 埼玉県加須市
2012年ドラフト4位
右投両打
外野手
今シーズン成績
一軍出場なし
通算成績
671試合 打率.242(1408-341) 16本 94打点 OPS.619
得点圏打率.230 47盗塁
個人タイトル
なし
加藤翔平選手は上武大学から2012年ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズへ指名されプロ入り。
1年目の2013年、5月12日の楽天戦でプロ入り初スタメン初出場ながらなんとNPB史上初の新人野手によるプロ入り初打席初球打ちホームランを放つという衝撃的すぎるデビューを果たすと、さらに同年のフレッシュオールスターではMVPを受賞し、さらにさらにCSでもなんとCS初打席初ホームランを放つという、NPB唯一無二の記録を作りました。
さらに二軍ではイースタンリーグトップの26盗塁で盗塁王を受賞しました。
また2年目の2014年にはプロ入り初のサヨナラホームランを放つなど、2年目にして
98試合 打率.253(320-81) 3本 18打点 OPS.624
と一気に開花しました。
しかしながら3年目の2015年には僅か28試合出場に留まりながらも、4年目の2016年には80試合出場、5年目の2017年にはキャリアハイとなる
98試合 打率.266(271-72) 5本 27打点 OPS.684
という成績を残しました。
8年目の2018年にはプロ入り初の開幕スタメンを掴みましたが、この年から一気に成績低迷。
新戦力の補強や若手の台頭もあり、二軍暮らしが増える中でも10年目の2020年にはイースタンリーグ首位打者を獲得しました。
そして11年目の2021年6月15日に中日ドラゴンズの加藤匠馬選手とのトレードが成立し、中日ドラゴンズへ移籍すると、6月18日のヤクルト戦でなんと移籍後初打席初球打ちホームランという離れ業、2球団で初打席初球打ちホームランというまたしてもNPB史上初の記録を樹立しました。
ドラゴンズでは主に守備固め起用として熟練の守備力と圧倒的な強肩で名バイプレーヤーとして要所で痛烈な活躍を見せましたが、14年目の今シーズンにあっては若手に切り替えるチーム方針のためか、一軍出場なしとなり、そして今シーズン限りでの現役引退を表明しました。
~感想~
ドラゴンズでは3年半の在籍でしたが、加藤翔平選手の数々の好プレーに痺れました。
また、守備の考えについて「投手の人生がかかっている」という矜持はまさに守備職人の鑑でした。
とくに加藤翔平選手の守備といえばこのプレーが凄すぎました
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 21, 2023
これはすごい...
味方ピッチャーも呆然
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加藤翔平のこの守備は圧巻でした
⚾#プロ野球(2023/4/21)
🆚中日×阪神
📱Live on #DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/sw4A2vNQKc
また打撃でも意外性のあるパンチ力を見せ、とくに移籍後初打席初球打ち本塁打は度肝を抜かされました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154792653/picture_pc_ca4e59829e52a29562e5b66b532342b1.gif)
しかしながらも今シーズンは一軍出場なし。
これはどのチームにも起きる若手に切り替えるチーム方針やその時の他の選手の兼ね合いにより実力のある中堅選手でも出番が無くなるということです。
これもプロ野球の厳しさでしょう
年齢的にまだまだいけるかと思いましたが、加藤翔平選手自身が考えての決断。本当にお疲れ様でした。