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立浪竜、打線爆発し福谷浩司投手今シーズン初勝利&宇佐見真吾選手古巣相手に今シーズン初ホームランの恩返し弾&ブライト健太選手プロ入り初ホームランを放つも一転しまたカード負け越しで借金13へ逆戻り…そしてTVで明かされたビシエド選手の現在の心境とは…!?

8/23 中8-2巨 ○
8/24 中2-6巨 ●
8/25 中0-2巨 ●

~試合結果~
8/23 中8-2巨 ○

先発は福谷浩司投手。今シーズン初先発。打線は初回、プロ入り初先発となる巨人先発ゴールデンルーキー西舘勇陽投手から岡林勇希選手のヒット、細川成也選手の四球、石川昂弥選手の四球で2死満塁のチャンスから宇佐見真吾選手が古巣相手に恩返しとなるタイムリーを放ちドラゴンズ8試合ぶりの先制!!

しかし直後の1回裏、いきなり無死1、2塁のピンチからモンテス選手にタイムリーを浴び、ドラゴンズ4試合連続初回失点となってしまうと、さらに1死1、3塁のピンチから中日キラー大城卓三選手に犠牲フライを浴びてしまい、あっという間に同点に追い付かれてしまいました…

それでも打線は4回表、宇佐見真吾選手の四球、村松開人選手の2ベースヒットで無死2、3塁のチャンスを作り、続く田中幹也選手のショートゴロの間に3塁走者が本塁生還し、ドラゴンズ勝ち越し!!

さらに5回表には岡林勇希選手のヒット、川越誠司選手の2ベースヒットで1死2、3塁のチャンスから石川昂弥選手の犠牲フライで追加点を挙げ、巨人のゴールデンルーキー西舘勇陽選手にプロの洗練を浴びせ見事攻略!!

一方福谷浩司投手も2回裏からは完全に立ち直り、巨人打線を打たせて取るピッチングで6回2失点と好投を見せると、さらに打線は7回表、リリーフの赤星優志投手から岡林勇希選手のヒットと相手のミスで1死3塁のチャンスから細川成也選手がタイムリーを放ちダメ押し!!

そしてまたしても宇佐見真吾選手が今度は今シーズン初ホームランとなる2ランホームランを放ち古巣相手に4打点の大暴れ!!

そして7回裏を岩嵜翔投手が東京ドームでは2022年の移籍後初登板以来の2年ぶりとなる登板で無失点に抑えると、8回表にはリリーフ今村信貴投手から田中幹也選手のヒット、代打ブライト健太選手のヒットで1死1、3塁のチャンスから岡林勇希選手が本日4安打目となるタイムリーを放ちトドメ!!

完全に試合展開をドラゴンズのモノにし、8回裏を福敬登投手が無失点、9回裏を祖父江大輔投手が無失点とかつての必勝リレー「大福丸」の大福で抑えきり、ドラゴンズ2連勝となりました!!

8/24 中2-6巨 ●

先発は柳裕也投手6/16以来2か月ぶりの一軍先発登板となりましたが、初回いきなり浅野翔吾選手にホームランを浴びてしまい先制を許し、これでドラゴンズ5試合連続初回失点となりました…

その後もかなり不安定なピッチングで毎回ピンチを作るも紙一重で抑えていきましたが、5回裏、2死1、3塁のピンチから吉川尚輝選手にタイムリー、さらに自身の暴投によりさらに失点をしてしまい、結果5回3失点で撃沈…

6回裏からは福敬登投手が登板しましたが、四球により1死1、2塁のピンチを作ってしまうと、これ以上失点を防ぐために藤嶋健人投手に交代となりましたが、続く浅野翔吾選手に今度は猛打賞となるタイムリーを浴びてしまい4点差に…

一方反撃したい打線も今シーズン2試合先発登板で無得点に抑え込まれている巨人先発井上温大投手にまたしても6回表まで奪三振の山を築かれ無得点に抑え込まれてしまい、成す術なし

新たな中日キラー誕生にこのまま完封負けかと思われましたが、7回表、ついにこの男が覚醒する!!

7回表、村松開人選手の内野安打で1死1塁の状況から

代打ブライト健太選手がプロ3年目にしてついにプロ入り初ホームランとなる2ランホームランを放ちました!!

そして7回裏をフェリス投手が無失点に抑え、ここから横浜戦で見せた大逆転劇を期待しましたが、8回表を巨人のセットアッパーバルドナード投手に抑え込まれてしまう。

さらに8回裏には橋本侑樹投手が1死1、2塁のピンチを作ってしまうと、またしても浅野翔吾選手に4安打目となるタイムリー2ベースを浴び2失点とトドメを刺されてしまい撃沈…

最後は巨人の剛腕クローザー大勢投手に抑え込まれ、ドラゴンズ連勝がストップしてしまいました…


8/25 中0-2巨 ●

先発は大野雄大投手。立ち上がりからまさに圧巻!!これがエース大野雄大だと言わんばかりに巨人打線相手に熟練のピッチングで完璧に抑え込む!!

一方でそんな大野雄大投手に援護点を与えたい打線でしたが、巨人先発の絶対的中日キラー菅野智之投手の前にチャンスこそ作るも要所で完璧に捩じ伏せられてしまい、無得点続きに。

そしてお互い無失点ピッチングで0-0というかつてのエース同士の至高の投手戦を繰り広げ、さらに大野雄大投手にあっては6回裏終了時点で被安打0のノーヒットピッチング!!

もしかしたらの大偉業達成に期待しましたが、7回裏、先頭打者のモンテス選手にヒットを浴びてしまい、これによりノーヒットノーランの大偉業は夢と散ってしまいました…

それでも続く岡本和真選手を打ち取り、まだまだこれからと思われた矢先、続く大野雄大投手と同じ88年世代のライバルである坂本勇人選手にまさかまさかの2ランホームランを浴びてしまい、呆気なく先制を許してしまいました…

なんとか大野雄大投手は7回2失点と完全復活の兆しを見せるピッチングを披露し、さらに8回裏には下克上セットアッパー松山晋也投手が1週間ぶりに登板し無失点に抑えましたが、打線にあっては最後まで菅野智之投手ら巨人投手陣に抑え込まれ、ドラゴンズ今シーズン15回目の完封負けで2連敗となり、

またしても今シーズンワーストタイの借金13へ逆戻りとなりました…



~感想~

横浜戦の大逆転勝利の勢いに乗り、連日の打線爆発で完勝したのも束の間、中日キラー井上温大投手&菅野智之投手の中日キラーコンビに抑え込まれ、結果2カード連続負け越しとなり、またしても借金13へ逆戻りとなってしまいました…

とはいえ、福谷浩司投手が今シーズン初先発で初勝利を挙げ、大野雄大投手も6回までノーヒットピッチングと崩壊しかけていた先発投手陣に嬉しい収穫!!

福谷浩司投手は大卒2年目の2014年にクローザーとして72試合登板も起用され、さらに2020年には8勝を挙げ、2021年には開幕投手を務めたほど、先発でもリリーフでも経験豊富。

大野雄大投手もエースとして2020年に沢村賞を受賞し、球界を代表する投手です。

チームが苦しい時に頼りになるのが中堅、ベテラン選手の経験値です。全盛期からは衰えていますが、それでもこの二人には先発陣をなんとか支える活躍をしてほしいですね。

しかしながら柳裕也投手は今シーズン本当に一体どうしたのか。2か月ぶりの一軍先発登板も毎回ピンチを背負う背水のピッチングにファンの期待を裏切る結果となってしまいました…

また、直近5試合のピッチング内容ですが、
5/19  5回1失点 ○
5/30  5回3失点 ●
6/6    5回2/3 無失点 ○
6/16  5回4失点 ●
8/24  5回3失点 ●

というように、6イニング投げきれていません…

今シーズンはエースとして、そして選手会長としてチームを引っ張って欲しかったのですが、完全に期待を裏切る成績になっています。
なんとか復活してほしいですね。

一方で打線では宇佐見真吾選手が古巣巨人相手に今シーズン初ホームランを含む4打点で痛烈な恩返し、そしてブライト健太選手がファン待望のプロ入り初ホームランを放ちました!!

宇佐見真吾選手は守りの面では不安が残りますが、それでも打撃に関しては捕手陣の中ではトップの打力を誇っています!!
中堅という立場ですが、それでもその経験値を活かし起用された時に要所で活躍してほしいですね。

そして待ちにまったブライト健太選手のプロ入り初ホームラン!!

2021年ドラ1の大卒3年目ながら今だ一軍で目立った結果を出せず、さらに他球団では同期選手やさらに年下の選手が活躍するという、逆風に立たされかけていた中での痛烈なプロ入り初ホームラン!!お見事でした!!

またブライト健太選手、スタメン起用では正直全く結果は出せていないのですが、代打起用では実は結果を出しており、なんと代打成績が
打率.400(10-4) 1本 2打点 出塁率.538

と驚異的に出塁しています!!

ちなみに去年のブライト健太選手の代打成績が、
打率.067(15-1) 0本 0打点 出塁率.176
だったので、成績が飛躍的に向上していることになります。

まさに眠れる大砲。未完の大器。ブライト健太選手が今シーズンどこまで活躍できるか非常に期待したいですね。

一方で試合外で衝撃的な一報。8/25に放送された東海地方のドラゴンズファン御用達のドラゴンズ応援番組であるサンデードラゴンズにて、

ビシエド選手の独占インタビューが放送されました。

内容は要約するとビシエド選手は今シーズン、出場機会が激減する中でもネガティブにならないよう、そして一軍では結果だけが求められるが、今シーズンは二軍でプレーする中において野球の楽しさを思い出したということを話していました。

さらに二軍の若手選手からもビシエド選手は慕われ、さらにさらに井上二軍監督もビシエド選手の二軍での練習態度を非常に評価しており、まさに若手の手本としてビシエド選手の存在はチームに必要不可欠であると感じさせられました。

そしてインタビューの最後に来年もドラゴンズにいるかと聞かれましたが、

あんぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……


正直、今シーズンのビシエド選手の起用法や扱い、また今シーズンのビシエド選手の成績について、来年については覚悟はしていましたが、改めてビシエド選手本人がこんなことを言うと、ショックの方がでかいです…

ドラゴンズにおいてビシエド選手はただの助っ人選手に留まらず、名古屋を愛しドラゴンズを愛したナイスガイであり、若いドラゴンズファンからして見ればミスタードラゴンズとも言える偉大な選手でしょう。

しかしながら今シーズンは3年契約の最終年でありながら、一軍での起用は激減。

また立浪監督が前半戦終了時まで万全ではない中田翔選手をファーストに固執し、さらに打率0割の中島宏之選手を代打の切り札扱いとなり、何故か頑なにビシエド選手が起用されず、結果「何故ビシエド選手を使わないのか💢」と阿鼻叫喚の怨嗟の声、怒号の渦にドラゴンズファンが飲まれ、全てのドラゴンズファンがビシエド選手の処遇に抗議するかのような状況となっています。

個人的にもビシエド選手の待遇について、打つ打たないは別にして、何故ここまで一軍の実績があるビシエド選手を代打の切り札としてでも一軍で使わないのか意味が分かりません。

私としては中田翔選手の獲得自体は賛成でしたが、それでも身体が治ってないない万全ではない中田翔選手にあそこまで固執した意味が本当に分かりません。

そもそもビシエド選手も中田翔選手もベテラン選手であり、一人だけでは身体の疲労も溜まります。
そのため一人に固執することなくお互いを支え合うようにし、ビシエド選手が駄目な時は中田翔選手をファーストで起用し、中田翔選手が駄目な時はビシエド選手をファーストで起用すれば、どちらかは代打の切り札として起用もできたはずです。

結果的には駄目な時でも中田翔選手に固執、そして結果が出ていない中島宏之選手を代打の切り札扱いし、ビシエド選手は二軍暮らし…

納得できるドラゴンズファンは誰一人いないでしょう

しかしながら今のドラゴンズは借金13とまた低迷し、史上最悪の3年連続最下位という結果もチラついており、さらに今では中田翔選手も中島宏之選手も二軍落ちし、一軍のファーストには石川昂弥選手がスタメン起用されています。

正直、感情抜きにして客観的に見れば来年いるか分からない高額の3年契約のベテラン助っ人を起用するよりかは、未来ある若手スラッガーを起用した方が将来的にも良いと判断できます。

また、助っ人選手というのは長年プロ野球を見てきましたが、どの球団も扱いがかなり難しいものだと感じています。

過去の話でいえば、ドラゴンズの最強助っ人であったT.ウッズ選手もドラゴンズ最終年の2008年には、
140試合
打率.276(490-135) 35本 77打点 OPS.904

という圧倒的すぎる成績を残していましたが、当時の年俸6億円、さらに39歳の高齢という理由から自由契約となっています。

日本人選手なら功労者でも成績が悪ければ大減俸されてもチームに残留することはあります。
しかし助っ人選手はわざわざ異国の地に出稼ぎに来ている立場。今いるチームよりさらに高いオファーがあれば移籍するのが助っ人選手の常です。

また助っ人選手は代理人を雇っているパターンが大半なので、減俸を受け入れたり、高いオファーを蹴ってまで元のチームに残留する助っ人は余程の聖人でしょう。

なおビシエド選手の代理人は高額契約を勝ち取ることで有名な敏腕代理人のボラス氏。現にドラゴンズはボラス氏の腕によりビシエド選手と2021年オフに3年1000万ドル契約、日本円にして3年3億5000万円の高額契約を結んでいます。

たとえビシエド選手を中田翔選手との併用や代打の切り札扱いで起用していたとしても、中日球団的には年俸3億5000万円の高額高齢助っ人のビシエド選手を来年残留させるにも代理人ボラス氏相手では大減俸を提示した場合、速攻で他へ移籍される可能性が高いです。

過去の例から、おそらくビシエド選手は去年の低迷も踏まえると、今シーズンはどんな成績だったとしても今オフには自由契約になるでしょう…

たかが素人の見解ですが、助っ人選手にはこういう契約面を考えると非常にデリケート。

ただビシエド選手がいる間にドラゴンズの優勝が見たかったのが本音です。


次の試合はバンテリンで首位広島戦。勢いに乗るチームと勢いを掴みきれないチームという対極の立場ですが、なんとかドラゴンズの意地を見せてもらいましょう。


なお話は変わりまして、8/23に夏の甲子園決勝が行われ、

京都国際高校が甲子園初優勝を決めました!!

甲子園初優勝おめでとうございます!!!!!


しかしながら今回の夏の甲子園も低反発バットの導入により、本塁打が激減し打低環境に。
さらに決勝が0-0のまま延長戦に突入し、タイブレークで決着する展開となりました。

この低反発バットの猛威。想像以上の驚異…

なんというか、打つ難易度が高い本塁打を捨て、高校野球で勝つためには本塁打よりも、昔ながらのスモールベースボールがまた浸透していき、結果的に未来の高校生スラッガーが減っていき、最終的にドラフト会議で指名される高校生スラッガーがいない、なんてことになりかねません

メジャーには大谷翔平選手という日本人史上最高のスラッガーであり、最強のメジャーリーガーがいるにも関わらず、その大谷翔平選手のようなスラッガーになる可能性を高校野球から薄めていくとは…

今のNPBの打低環境もそうですが、何故ここまで打低にするのか…

やはり野球の華は本塁打。なんとかしてほしいです。

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