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井上竜、新人選手入団&背番号発表!!金丸夢斗投手は背番号21に!!一方でR.マルティネス投手に球団史上最高額の4年40億円の契約を提示するも退団正式発表へ…
12/14、中日ドラゴンズにドラフト指名された新人選手らの入団発表および背番号が発表されました
それぞれの背番号にあっては、
ドラフト1位 金丸夢斗投手 「21」
ドラフト2位 吉田聖弥投手 「47」
ドラフト3位 森駿太内野手 「31」
ドラフト4位 石伊雄太捕手 「9」
ドラフト5位 高橋幸佑投手 「61」
ドラフト6位 有馬恵叶投手 「64」
育成ドラ1位 中村奈一輝内野手 「202」
育成ドラ2位 井上剣也投手 「203」
となりました。
4球団競合を経て見事獲得した大学No.1左腕が金丸夢斗投手は背番号21に。
これは現在骨折で育成落ちした岡田俊哉投手が着けていた背番号であり、岡田俊哉投手が育成落ち以降欠番状態でしたが、金丸夢斗投手が継承することとなりました。
また、ドラゴンズの背番号21といえば2009年に最優秀防御率を獲得し、2010年2011年のリーグ連覇の立役者となったの左のエース、チェン・ウェイン投手が着けていた背番号でもあります。
奇しくもチェン投手と一緒に右のエースとして活躍した吉見一起投手の背番号19は現在高橋宏斗投手が着けています。
かつての吉見一起投手、チェン投手の左右のWエースのように金丸夢斗投手も高橋宏斗と一緒に左右のWエースとしてチームの柱になってほしいですね。
また、同じく即戦力左腕のドラ2の吉田聖弥投手は背番号47に。これは今シーズンまで砂田毅樹投手が着けていた背番号であり、また他球団では杉内俊哉投手、工藤公康投手という左のエースが着けていた背番号です。
吉田聖弥投手も球界のレジェンド左腕のような偉大な投手になれる活躍を期待したいですね。
他にも、左打ちの高卒スラッガーであるドラ3の森駿太選手は背番号31に。
これはかつての高橋周平選手、森野将彦選手が着けていた背番号でもあり、ドラゴンズの歴代左打ちの高卒スラッガーの背番号を森駿太選手も継承したことになりますが、しかしながら今シーズンまでは2022年ドラ1の仲地礼亜投手が着けていた背番号です。
これにより仲地礼亜投手の背番号変更も確定となりましたが、森駿太選手にはチームの柱となるスラッガーへと成長してほしいですね。
そして社会人No.1捕手の石伊雄太選手は捕手としては珍しい背番号9に。ドラゴンズでは石伊雄太選手と同じ社会人捕手でセ・リーグ初のシーズンMVPを獲得した中尾孝義選手も背番号9を着けていたので、ある意味縁起が良い背番号となります。
石伊雄太選手もかつての中尾孝義選手のような活躍を期待したいですね。
なお、この新人選手入団発表の数時間後に、ドラゴンズファンとしては一番見たくなかった報道がついに発表されてしまいました…
ライデル・マルティネス投手が今季限りで本人の申し出によりドラゴンズを退団することが発表されてしまいました…
これに関しては海外記者のフランシス・ロメロ記者のXによる投稿、さらには現地キューバメディアにより来季から巨人との単年12億円の2年24億円というNPB史上最高額となる超破格契約を結び合意したことが報道されており、巨人入りは確実となっていました。
しかし、実はまだ日本では正式な発表はまだであり、万が一の逆転残竜報道を期待するファンもいましたが、ついにライデル・マルティネス投手本人から退団の申し出があり、さらには「来季からは東京の球団でお世話になる」という発言もあり、これによりライデル・マルティネス投手の巨人移籍は確定となりました。
東京ヤクルトスワローズの可能性もありますが…
これにはもうドラゴンズファンとして、血の涙を流すしかありません…
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しかしながら、この退団報道で一番衝撃的だったのは、
中日ドラゴンズはライデル・マルティネス投手に対し、なんと4年40億円という球団史上最高かつソフトバンクのモイネロ投手とオスナ投手と同じ現在のNPBで最高の契約を提示していたことでしょう。
さすがにこの提示額を見てぶったまげました…
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ドラゴンズの球団最高額がT.ウッズ選手の6億円、またクローザーとしての最高額は岩瀬仁紀投手の4億5000万円でしたが、まさかこの2人を遥かに上回る単年10億円の4年40億円を提示するとは…
この提示額で断られたらもう何も言えません…
しかしながら、中日ドラゴンズ側は単年10億円の4年40億円に対し、巨人側は単年12億円の2年24億円という、トータルで見れば巨人よりも中日側の方が遥かに良い契約かと思われます。
しかしながら選ばれたのは巨人…
全てはキューバ政府の意向ですが、こうなるとライデル・マルティネス投手の自身のプライドである、「自分自身がNPBで一番の投手であり、自分以上の年俸の投手がいるならそれは違うだろう」という矜持が最後の決め手となり、現在NPB最高額の同じキューバの投手であるモイネロ投手、オスナ投手の単年10億円と同等ではなく、それを上回る単年12億円に惹かれ、巨人移籍となってしまったのでしょう…
あとは円高、円安の影響や、さらにはライデル・マルティネス投手が2年後には日本人枠にもなるので、そこで更なる高額契約を勝ち取るために4年契約ではなく2年契約を選んだ可能性もありますし、やはりアメリカとキューバの情勢が2年後に変わり、2年後にメジャー挑戦できる環境になるかもしれない、という狙いもあったのかもしれません。
本心を言えばライデル・マルティネス投手には是が非でもドラゴンズに残留して欲しかったのですが、それでも4年40億円の破格の契約で残留した場合、もしかしたらライデル・マルティネス投手の残留資金の影響で更なる補強ができなくなる可能性もあったので、そうなってしまったら本末転倒でしょう。
ライデル・マルティネス投手は来季からは敵。
ドラゴンズファンとしては宿敵巨人に移籍されるのは腸が煮え繰り返す思いですが、これまでのライデル・マルティネス投手のドラゴンズでの活躍は忘れることはありませんし、「ドラゴンズに残りたい」という言葉、そしてキューバ帰国時の涙はライデル・マルティネス投手の本心でしょう。
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今回の移籍経緯はキューバ政府が噛んでる話なので、ここまでの超高額契約のマネーゲームにもなってしまいましたが、敵として立ち塞がるライデル・マルティネス投手を打ち崩し、来季のドラゴンズの飛躍の糧にしてほしいですね。