見出し画像

ミスが癒やしになったとき…

以前紹介した

入所していた施設での訓練「園芸」

よく一緒に作業をやっていたAさんは
忘れる事ができない愉快な人でした。

「辛島君、あんな、僕な…」

毎回のように、そんな出だしで
延々と喋りながら作業をする彼…

当然のように?
よくミスをしていました。

僕が鉢を並べていて残りが少なくなると
追加分を取ってきてくれるというので
お願いしたところ…

「辛島君、
これもらってきたで〜おわっ!」

(ガッシャ〜ン)

せっかく芽が出たばかりなのに
地面に落下させて10〜20鉢がグチャグチャ…

鉢が…
鉢が…

またある時は鉢に水をやるから
ジョーロに入れて持ってきてくるというので
お願いしたところ…

「辛島君、
これにくんできたで〜おわっ!」

誤ってズッコケてしまった彼の手から
ジョーロは離れ地面にお水をあげています…

そんなおっちょこちょいな彼
実は筋ジストロフィーだったそうです。

それで歩行にぎこちなさがあったり、
力が入りにくくて、
物を落としたりしていたのかもな~と今思います。

当時はそんなことを知らなかった僕

訓練後に送迎バスに乗る事なく
必死に坂を上る最中も
隣で一緒に上ってくれました。

ま~延々と喋ってくる彼に
少しうんざりしていたかもですが…

何か憎めないムードメーカー的な存在

「辛島君、あんな、僕な…」

そんな声が
また聞こえてきそうな気がします。



ありがとうございます。


いかがでしたか?

今回送った「僕からの手紙」が、
何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、
とても光栄です!😊

読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、
今後書いていく励みになりそうな気がします
。🔥

できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、
どうか目を通してほしいです。🙇

✅サイトマップまでいかないかもですが…

あっ!

僕のことをまだよく知らないという人は…


伝えたいメッセージをみなさんへ~✨

いいなと思ったら応援しよう!

ヨワヨワマン辛島
僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。