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まずいチャーハン!はうまかった~

今回は就職そっちのけで入居した
福祉ホームでの話です。

入居した初日

備え付けの設備が豊富でびっくり~~~!

新たに準備(購入など)する必要があまりない…

助かるわ~と思っていたのですが…

IH調理器

これだけは少し残念というか

物足りなさを感じていました。

なぜなら、
ガスよりもパワー(火力)がないんです。

それだと調理時間がかなりかかってしまう…

また加熱する部分が1つしかない(一口?)

これもネックでした。

ま~複数同時に料理することなんて
多くはなかったのですが…

ここで疑問を感じた人っていませんか?

IH調理器

最近はそんなに火力が劣るって話は聞かないので…

おそらく当時は弱かったのかな?

ある日の昼食時

来たで~
来たで~

「お~い生きちょんか~~~」」

(今日はチャーハンを作ろう!)

そう思っ他僕は食材を切って
フライバンにご飯や素を入れて炒めていたところ

学生時代の同期がフラ~と顔を見せに来てくれたんです。

僕だけ食べるのも悪いなと思ったので

「あっ久しぶり!
今チャーハン作ってるんだけど食べていく?」

そうしたら…

「あ~それじゃ頼むわ~」

「わかった。
ちょっと座って待っちょって…
って椅子がないからベッドに」

「ははは、良いよ!立ってるから」

そんな会話をしていても

火力が弱いせいで
なかなか出来上がらないチャーハン…

(ま~こんなもんやろ)

ようやく出来上がったチャーハンを
2皿に分け先に彼へ差し出します。

「どう、美味しい?」

「(パクリ・もぐもぐ)…あ、あ~美味いな~これ!」

そう言って完食した彼は
思いだしたかのようにこう言います。

「おっ、もうこんな時間か~
出来上がるまで時間がかかっていたからな~
悪いけどもう帰るわ、また来るけん」

「えっ、そうなん?
せっかく来てくれたんにな~」

そう言って彼を見送った後、
取り分けていたチャーハンを食べてみたところ…

「(パクリ・もぐもぐ)…ま、まずいぞ~これ!」

こんな失敗作を
表情一つ変えることなく完食してくれた彼。

逆の立場だったら
彼のような真似は出来そうにないです…

そんな彼。

幼いころから動物が大好きだったそうです。

それを深く学ぶために県外の大学へ通い
県内の動物園に就職していたのですが

そこで見た現実が想像と違っていたのか?
退職してしまいます。

再び県外で学んだ後

今度はまた違った視点から

動物に関わる仕事をするんだと言っていました。

あのまずいチャーハンを完食してくれた…

車いすマンの僕に対しての優しさだったのかな?

それは動物に対しても同じに違いありません。

そんな彼なら必ず道は開けてくると思いました。


いかがでしたか?

今回送った「僕からの手紙」が、
何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、
とても光栄です!😊

読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、
今後書いていく励みになりそうな気がします
。🔥

できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、
どうか目を通してほしいです。🙇

✅サイトマップまでいかないかもですが…

あっ!

僕のことをまだよく知らないという人は…


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ヨワヨワマン辛島
僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。