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第1章(決心まで):その7 僕の新しいペット…

それから幾ばくかの月日が流れ…

気がつけば40代に突入していた僕。

もう立派なオジサンの仲間入りだ…

その間、順調に?嚢胞構造は悪化傾向…

正常な脳は膿頭蓋側に押されて
変な形になっちゃって気持ち悪い。

森先生も心配して
何度か大学病院へ紹介状を書いてくれるんだけど

籾井先生は
「やっぱり大きさなどから手術は適応外」と言われる。

ただ絶対にしないと言っているわけではなくて、
ただし、このまま大きくなれば
いずれその必要性が出てくる可能性はあるとも

そのときは以前言った開頭手術になり
受けるか受けないかはあなた次第と…

(どうすりゃいいのよ…)

そんな感じ肩を落とす僕に
森先生はこう言われたんに!

「辛島君、今度はメチオニンではない
PET検査を受けに行ってきてください」

「メチオニンではない…ですか?」

「少し長い薬品名で省略してFDGと言います」

「FDG?」

「詳しいことはバンフレットを渡すので読んでみてください。
あと、場所は以前メチオニンを用いて受けてもらった
大学病院ではないので注意してくださいね」

「わかりました」

家に戻ってから
いただいたパンフレットを見てFDGの意味がわかった僕。

(そうか~今回はフルオロデオキシグルコースという
放射性薬剤を用いるのか~

以前、大学病院で受けたのは、
メチオニン
という放射性薬剤を用いたPET検査。

これは、すでに大学病院で受けることはできなくなっているし、
大分県内で実施している医療機関はないみたい。

(メチオニンとFDGって何が違うのかな?)

そう思いながら検査を受けてきましたよ~~~

「めちお」から「ふるお」に変えたよ~
「めちお」から「ふるお」に変えたよ~

紹介状を持参して向かったのは大分先端画像診断センターでした。
なかに入るまで・そして帰宅する際は少し大変だったのを覚えています。

ー つづく ー


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ヨワヨワマン辛島
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