いつも、お腹の調子が優れなくてゴロゴロ・キリキリ、お通じはカチコチ・ユルユル・シャーシャーの繰り返し。これって食生活のせいなのか…原因究明に動いてたどり着いた僕の考えとは?
🎯本作について
本作は、お腹の調子が優れなくてゴロゴロ鳴っていたり、キリキリと痛んだり、下痢や便秘を繰り返す日常に困って、原因究明に動いた体験記(経過記録?・備忘録?)になります。(全11話)
ネット検索が主ですから間違いが多々あるかもしれませんが、処方されている薬や症状から、たぶん「過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)」なんだろうと思っていて、その情報は多く書いています。
そこで…
・実際に上記したような症状が出て困っている人
・過敏性腸症候群について学んでみたい人
以上のような人にはプラスになることがあるかもしれません。
また、闘病記を読むのが好きという人にもおすすめします!
読んでいただけるのであれば、これまでの生き方を評価されたようで光栄ですし、今後も日々の出来事を書き残していこうと思える起爆剤になるような気がしています。
それではよろしくお願いします。
あっ!
🙇お願いがあります…
🎯その1 お腹の最悪なコンディションを紹介する前に…まずは怪奇現象?から!
2021年 (令和3年) 44歳
「オイオイ…またかよ~」
靴下を脱いだら足の甲に赤いミミズ腫れのような皮疹…
これは、40歳を超えたくらいから起きるようになったんだけど、突然のように現れたかと思ったら、10日前後で段々軽快して元通りになっていく不思議な現象。さらに拍車をかけるのが、なぜか踝(くるぶし)から上には決して出ないというところ…
(不思議だよな~)
それでも、下半身の感覚が鈍い僕は痛くも痒くもないわけだし、歩かない(車いすマン)から生活に全くと言っていいほど支障が出るわけでもなかったから、毎回経過をじっと眺めているいるだけ…
おそらく…
この現象って、健常であれば痛かったり痒かったりするはずだし、歩行も辛いと思うから堪らず病院に駆け込むのかもしれないな…
(やっぱり…一度先生に診てもらったほうが良いかもな~)
いよいよ心配になってきた僕は、かかりつけの皮膚科を受診した時に相談してみることにした。
🎯その2 「ギュルギュルギュル~~~」怪奇現象の謎が解明できたのに、こっちはだめか…漏れそうだ!早くトイレに行かないと~~~~~(ブリブリ…)
「あの~先生…たまに足の甲にだけ赤いミミズ腫れのような皮疹が出てくるのですが、これって何かの病気ですか?」
診察室へ呼ばれるや否や、かかりつけの先生にそう質問する僕。
「えっ、今は出ていますか?」
「いえ、ただタブレットに画像を残しています。これです!」
「何枚もあるんですね~」
「はい、経過を残しているんですよ。一番古いのが2016年の画像だから…5年くらい前から出ては消えて出ては消えてを繰り返している証拠になると思うんです」
「そうですか…実際に出ているところを診ないと画像だけでは判断しづらいのですが、おそらく重大な病気ではないと思いますよ」
「えっ、そうなんですか?良かった~」
「毎回足の甲が浮腫んでいるのではないですか?」
「あっ、そういえばそうです!」
「浮腫んだ状態で何かにぶつかったり高い圧を上から受けたりして起こる接触性皮膚炎の可能性があります。足の裏や指の内側には出ないか少ないのでは?」
「あっ、そういえばそうです…」
「ですから、足の甲を浮腫ませないようにすれば今よりは出なくなってくると思います」
「浮腫ませない方法は?」
「例えば、水分や塩分を制限したり、挙上・軽く動かすことでしょうか」
「わかりました、実践してみます」
そんな感じで、長年不思議に思っていた症状の原因と対策がわかってきた僕は、ベッドへ横になる時は足を若干高く維持できるようクッションを足元へ設置。また、パソコン作業などでじっとしているときに足先を動かす体操を取り入れることにした。
そして塩辛いもの(特にお菓子)はなるべく控えるようにして、水分を大量に飲まないようにしたたところ、足の甲がこれまでのようにはひどく浮腫まなくなってきた!
(おお~先生が言われる通りだ!それに、食事制限?塩分調整?のおかげなのか…以前よりも体調が良くなっている気もする。これで皮疹が出るのも減ってくれたら万々歳だぞ~)
そんな良いことづくめの状態に喜んでいたところ…
「ギュルギュルギュル~~~」
(やれやれ…せっかく怪奇現象の謎が解明できたのに、こっちはだめか…)
急いでトイレに直行する僕。
🎯その3 「腹部の不快感や痛み」・「排便周期や形状のバラツキ」は、体のどこかに異常があるサインじゃないのかな~?じゃ~病名って何かあるのかな…
「ジャ~~~~~~~(トイレの水が出る音)」
…
(ふ~また軟便か~)
こんな感じで、突然お腹が不快になってトイレへ駆け込むようになったのは最近始まったことではないんよね。
いつからだったかはもう記憶にないんだけど、常にお腹がゴロゴロと鳴っていて、時々右下腹部あたりがチクリと痛む…
排便周期や形状は、しばらく(3~5日)便秘が続いた後に、ようやく硬い兎の糞のような丸いコロコロした便が少し出て、その後に大量の軟便が数日の間に何度か出たと思ったら、今度は泥状の便や水状の下痢が数回続いた後、振出しに戻る(便秘になる)ことが大半…
そんな「腹部の不快感や痛み」・「排便周期や形状のバラツキ」は、体のどこかに異常があるサインじゃないのかなって前々からずっと気にはなっているんだけどね…
硬い便でも軟便でも下痢でも、出た直後は不快感や痛みがずいぶんと和らいでしまうし、これまで3回大腸内視鏡検査(下部消化管検査)と胃カメラ(上部消化管検査)を受けて特に異常を指摘されたことがないから、どうしたらいいのかよ!って感じでありまして…
※上記した検査を受けた理由の大半は、職場の健康診断(便潜血検査)で精密検査を勧められたからです。
お医者さんには、すでに症状は伝えていて、「便の形状を普通の状態にするものや、排便をコントロールをする薬」をもらっているんだけど、それでも上手く行っていないから今があるわけで…
(ちょっと…調べてみるかな?)
僕自身がそれらに依存しすぎず、体質改善って言うのか…何か対策をとらないと一向に良くならないと思った僕は、得意のネット検索を始めてみることにした。
🎯その4 フォドマップって何だろう?
(う~ん…たぶん僕の症状はコレみたいだぞ!)
ネット検索から、症状に当てはまりそうな病気を探していたところ、以下のような情報を得た僕。
●過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)
英語表記はIBS(irritable bowel syndrome)
・通常の検査で腸に炎症や潰瘍・内分泌などの異常が見られないにもかかわらず、慢性的に腹部の膨張感や腹痛、下痢や便秘などの便通異常が起きる
・便通異常は、症状から大きく3つのタイプに分けられる
1.下痢型
激しい腹痛とともに水のような便が日に複数回起こるため、外出するのも億劫になる人がいる。女性よりも男性に多い
2.便秘型
数日でなかったり毎日出たり不規則な排便周期。排便時に腹痛があり、強くいきんでもなかなか排便できず、ようやく出ても兎の糞のようなコロコロ便で残便感を伴う。そして下痢状態の便が後を追うように出る。やせ型の女性に多い
3.混合型
それらが交互にやってくる
・原因は、まだはっきりとわかっていないようだが、腸の内臓神経が何かの拍子で過敏になってしまうからではないかと考えられている
・男性よりも女性に多い。年齢では20~40台に多い。自分の喜怒哀楽をうまく表出できなかったり、生真面目であったり、なんでも考え込んで内に留めてしまうような人は要注意
※対策は以下の項目など
1.食生活の改善
・内臓神経が過敏になってしまう原因を出来るだけ除去する
・暴飲暴食をしない
・過度の飲酒をしない
2.ストレスを溜めすぎない
3.生活習慣の改善(規則正しい起床や就寝など)
更に検索を続けていく僕…
(ふむふむ…足の甲に皮疹が出るときは浮腫んでいることが多いのと同じで、お腹が痛くなったり下痢の状態になるときは、そうなりやすい食品を摂取していることが多いみたいだぞ~)
(そういえば…小学校の時、牛乳だけを飲んで下校する牛乳給食の日は、いつも下校時にお腹がゴロゴロ鳴っていたし、最近だって塩おにぎりに海苔を巻いて食べたら痛みはほぼないのに、チョコクリームがいっぱい詰まった菓子パンを食べてカフェオレを飲んだら痛むことが多いんだよな…そんな経験もあるから、お腹が痛くなりやすい食品とそうでない食品があるっていうのは信ぴょう性がありそうだ!)
ということは~
お腹が痛くなりにくい食品を中心とした食生活に切り替えていけば、僕が今困っていることが改善するということなのかも?
…
(あれ?)
そう思っていた時、ある言葉に目が留まった!
(フォドマップ?)
(何それ?)
🎯その5 フォドマップ療法か~これに取り組んだら(お腹が痛くなりにくい食品を中心とした食生活に切り替えていけば)、僕が今困っていることは改善するのかもぞ~!
(なるほど~そういうことか!)
ネット検索をする中で、フォドマップというのは食品名ではなくて、小腸で吸収されにくい発酵性の糖質(オリゴ糖・二糖類・単糖類・ポリオール)の総称だということが分かった僕。
これらは、細く長い小腸で十分に消化吸収されていない状態で大腸にやってくるものだから、「腹部の不快感・膨満感・疼痛」、「下痢」、「おなら」、「便通異常」、「便秘」などが起きやすくなるんだって!
この体調の崩しやすさというのは個人差があるみたいで、「今日はあまりおなかが減らんな~」とか「なんか胃がもたれるな~」など、日常生活にあまり支障が出ない人のほうが多いんだけど、過敏性腸症候群の人は、家庭生活や仕事・学業や人付き合いなどが満足にいかなくなっちゃう可能性が高いみたい。※これは、蠕動運動っていうのが関係している?
そこで、過敏性腸症候群(疑い含む)の人に、発酵性の糖質とうまくお付き合いしていきましょうね~というのが、フォドマップ療法!
小腸内で消化・吸収されにくい糖類を多く含む食品(以下=高フォドマップ)をそうでない食品(以下=低フォドマップ)に置き換えた食生活をおくることで、症状を和らげていこう!っていう感じみたい。
ということは~
以前、過敏性腸症候群について調べた時にたどり着いた考え方っていうのは、間違いではないのかもしれないぞ!
🎯その6 フォドマップ療法は、高フォドマップ食品を完全に摂り入れないで排除するのではなく、自分に取り入れられそうなものを探して摂取していく姿勢なんだろう!
フォドマップ療法の考え方が少しわかってきた僕。
(でもな〜高フォドマップと低フォドマップに属する食品を、それぞれたくさん調べる必要がありそうだぞ!)
そんな思いで検索を続けていると、ウジャウジャと出てきましたよ~~~
(高フォドマップに属する食品それぞれを、似たような低フォドマップ食品に置き換えてみたらどうなるかやってみるかな…)
その結果が以下〜
(なかなか厳しいんだな~…)
調べれば調べるほど、このフォドマップ療法っていうのは、かなり厄介だなと思ってしまった僕。
その理由はいくつかあるんだけど、一番痛いのが高フォドマップ食品の中にある「小麦」
だって、大半のお菓子(特に洋菓子)に欠かせない原材料でしょ?
例えば、「クッキー」「ビスケット」「どら焼き」「たい焼き」「ケーキ」「ドーナツ」「ホットケーキ」…お菓子大好きな僕にとっては致命的…
ま~そうなんだけど、これらは趣好品になると思うから、僕自身の心がけ次第で比較的容易に避ける・調整することはできそう。
でもね、日本人にとって主食となるような「パン」「パスタ」「うどん」「そば(10割以外)」「ラーメン」「そうめん」「焼きそば」「ちゃんぽん」「お好み焼き・たこ焼き(いわゆる粉物)」などに相当量含まれているし、味の決め手となる調味料(~のタレ・~の素など)にもよく使われているところは、食生活自体を丸々切り替えるくらいの気持ちが必要な気がするんよ…
先ほど書いたお菓子と同じで、僕自身の心がけ次第といえばそうなんだけど、その難易度というのか…ハードルは比べ物にならないくらい高いと思う。
また、誰かに作ってもらったり外食や中食をする際も、食事をするたびにピリピリと神経を尖らさないといけないような…
ただ、フォドマップ療法をしたとしても、永久的に高フォドマップ食品に手を付けられないわけでもないというのは、せめてもの救い…
その理由は、「人それぞれ腸内細菌が異なっているから、誰もが一般的に言われている高フォドマップ食品を食べて症状が出るとは限らない」というところと、「高フォドマップ食品には、とても栄養価の高いものが多いので、それをすべて排除するのではなく、自分に取り入れられそうなものを探して摂取していく姿勢が大事」というところみたい。
ということから、まずは高フォドマップ食品すべてを除去したうえで、段階的に症状が出ない高フォドマップ食品を探して積極的に取り入れていくってことで良いんだろうなって思ったんよね!
🎯その7 フォドマップ療法を、生活スタイルに組み込む難易度の高さを痛感した僕が託した「ある検査」とは?
2023年 (令和5年) 9月初旬 46歳
(でもな~…)
ここまで調べ上げているのに、なかなかフォドマップ療法を実行できずにいた僕。
その理由は「僕の生活スタイルに組み込む難易度の高さ」を痛感していたから!
だって、まずは体に取り入れるすべての食品を管理する(高フォドマップ食品すべてを除去する)必要があるでしょ?
生憎、今の僕は3食すべてを完全自炊しているわけではないから、完璧というのは難しそう…
意地になって完全自炊して徹底管理しようじゃないかと考えたこともあるんだけどね~
そもそもあまり料理が得意でない僕…
簡単に混ぜるだけで完成する「~の素」がないとほぼ作りきることはできない!
それには高フォドマップ食品がたくさん含まれているから、コンタミまで考えて厳格に守ろうと意地になったら、食べるものがなくなりそうだ…
というわけで、今の自炊レベルでは、栄養が偏ったり必要な量を摂れなくなったり、考え込んだり路頭に迷って必ず疲弊することになると思って断念…
(どうしたらいいのか?)
…
(そうだ、大腸内視鏡検査を受けてみよう!)
以前書いたように、僕はこれまで3回大腸内視鏡検査(下部消化管検査)と胃カメラ(上部消化管検査)を受けているんだけど、最後に検査を受けたのは3年前。症状が悪化傾向なのはここ1~2年だから、今からもう1回検査を受けてみる価値があると思ったんよ!
そうそう…
今後どう向き合えばいいのかを、検査結果に託してみようと決めた僕
そこで大腸癌などが見つかったとしたら、フォドマップ療法なんてやっている場合じゃないでしょ?
また、検査で異常がなかったとしたら過敏性腸症候群の可能性が高まるわけだけど…
・生活を変えてまで、フォドマップ療法を本格的に取り入れるべきなのか?
・やるとしても、できる範囲(程々)に留めるのか?
・それとも、やらないのか?
(それを医師と相談して決めよう!)
そう思った僕は、前回検査を受けた同じ病院で、胃カメラも併せて大腸内視鏡検査を受ける準備を始めた。
🎯その8 上と下からチューブを入れられて・・・あらららら~僕が体験した大腸内視鏡検査と胃カメラの体験談です!(参考になるかな?)
そうだそうだ…
これまでに一度も大腸内視鏡検査(下部消化管検査)や胃カメラ(上部消化管検査)を受けたことがない人も多いと思うから、まずは僕が体験した範囲で説明しておこうかな…
まずは胃カメラ
次に大腸内視鏡検査
どう?こんな感じ
胃カメラはあまり気にならなかったけど、大腸内視鏡検査は前日飲んだ少し強めの下剤に反応して夜中に漏らして大変だったし、当日もなかなか透明にならなくて看護師さんからOKをもらえず何回トイレにったことやら…
あんまり頻繁には受けたくないな~って言うのが本音かな。
🎯その9 検査結果は問題なし!ということで、フォドマップ療法はほどほどに・・・ってことにしようかな?
2023年 (令和5年) 9月中旬 46歳
自身4回目となる検査(胃カメラと大腸内視鏡検査)を、前回検査を受けた同じ病院で受けた僕。
(ふ~~~やれやれだったな…)
以前書いたように、厄介な検査手順はもちろんだけど、看護師さんやお医者さんの対応に疑問を感じたことがいくつかあって、気持ちの良い入院生活が送れたわけでもなかったから…やっぱり頻繁に受けるものじゃないな~と思った。(ここは医療機関ごとに差がある?)
ま~そこのところはもう書くのを止めよう…
検査結果だけど~
胃カメラでは、前回指摘されていた良性ポリープ(山田…?)は確認できなかったみたい。(消えたの?)ま~あっても、良性だから採ったりはしないみたいなんだけど、確認できなくなっている(消えた?)のなら安心!
そして肝心の大腸内視鏡検査も、特に異常が見つからないと言われた。
ここで問題が発生!
その答えの一つになりそうなのが、お医者さんと交わした以下の会話にあった。
「先生、それじゃ~症状が悪化傾向になったここ1~2年は何が原因なんでしょうか?」
「そうですね~腸内に病気はありませんから…あっ、あなたは長期間ずっと抗菌薬(レボフロキサシン)を服用していますね?」
「ええ、それが何か?」
「それは、体内の悪い細菌を殺す力がありますが、その反面腸内の良い細菌も減らしてしまいますから、あなたが言われる下痢などの原因となっていることが考えられます」
「そうなんですか…」
確かに、抗菌薬を長期間服用しだしたのと、症状が悪化傾向になった時期が重なる…
でも、原因はそれだけではなさそうな気もしていた僕は続けてこんな質問をした。
「それでは、僕の症状というのは過敏性腸症候群ではないのでしょうか?」
「う~ん…抗菌薬を服用する前から症状があったのですし、腸内に明らかな問題がないのですから、そう言ってもいいかもしれませんね」
「そうですか!でしたら、フォドマップ療法を僕も実践すれば症状は改善しますか?」
「なんですか、それは?」
「(フォドマップ療法についての説明)という考え方みたいなんです」
「う~ん…考え方に大きな間違いはないのでしょうが、過敏性腸症候群というのはストレスなど他に原因となりそうなことがありますからね…してはいけないとは言いませんが、食べるものがなくなっちゃいそうな気がしますから…(取り組むのなら)あまり根詰めることなく取り組む良いと私は思います」
「わかりました…」
そんな会話を交わした僕は、医師や看護師さんらにお礼を言って病院を退院した。
🎯その10 抗菌薬っていうのは正義のスーパーヒーローなんだと思っていたけど…僕を苦しめる悪者にもなっちゃうってことか〜
2023年 (令和5年) 9月下旬 46歳
自宅に戻ってから、お医者さんから聞いた話を整理してみることにした。
以上のことから、僕が本当に過敏性腸症候群なのかはわからなかったけど、腸内に病気がないことがわかったし、フォドマップ療法との付き合い方も柔軟な対応をしたほうが良さそうかなと思う。
それがわかった今回自身4回目の検査(胃カメラと大腸内視鏡)を受けたことは、とっても実りある良い決断だったな〜
ちなみに…次回検査をするとしたら5年後くらいと言われたんだけど、しばらくは遠慮しておこうかな(笑)
🎯その11 僕は過敏性腸症候群と、ちょうどいいところで?折り合いをつけるて付き合っていこうかなってことになりました~
2024年 (令和6年) 4月 47歳
さてさて…
それからというもの、僕はフォドマップ療法を取り組んでいないんよね…
その理由は、先生も言われていたこと(食材の徹底管理だけでは過敏性症候群を完全に良くすることはできない)を思い出して、僕には食材管理よりも、規則正しい生活やストレスを溜め込まないことの方が大切な気がしたから!
ただ、食品の裏などに記載されている栄養表示データっていうの?あれをよく確認して、これまで得た知識を元に判断して購入・摂取するようにはなっているよ~ん。(僕ができる範囲のフォドマップ療法?)
そうだそうだ…
併せて、長く体内に便を蓄積させないよう注意するようになった!
以下は憶測になるんだけど…
しばらく(3~5日)便秘が続いた後に、ようやく硬い兎の糞のような丸いコロコロした便が少し出て、その後に大量の軟便が数日の間に何度か出たと思ったら、今度は泥状の便や水状の下痢が数回続いた後、振出しに戻る(便秘になる)という負のループの引き金は、体内に溜まってしまう便。
お医者さんからもらう薬(便の形状を普通の状態にするものや、排便をコントロールをする薬)をしっかり飲んで何とかスムーズな便通にしたら、症状は数こし和らぐんじゃないかなってわけです!
ま~過敏性腸症候群の原因って、当てはめようとしたらどんどん増えそうなんよね…
以前、歯科を受診した時に言われた「前歯がオープンバイトであること」も考えようによっては引き起こす火種になるのかも…
だから、フォドマップ療法もそうだけど、何か一つのことを集中してクリアにしようとしても絶大な効果はあまり期待できないんだろう…
大事なことは、この症状が(パフォーマンスは落ちるけど)命に直結するわけではないことを忘れないこと!災害時や体調不良で食事の準備もままならないときに、備蓄できるものが高フォドマップだからと躊躇していたら、お腹は痛くなりにくいかもだけど生き抜くことの方が大事だよね!
この考え方は、以前書いた足の甲に出る皮疹もそうでしょ?それ自体は命を落とすような重篤な問題ではないのに、そうなるのが嫌で(浮腫ませてはいけないと)水分を制限し過ぎたら、今度は脱水症状になって本当に命の問題になってくる。だから、「皮疹や浮腫」と「生死」を天秤にかけてみて、ちょうどいいところで?折り合いをつけるって感じで動いていきたい!
僕にとってのベストな選択は何なのか?その時その時で考えたいな~
ということで?
まだまだこの症状の改善には至っていないんだけど、本作はこの時点で終わりにしたいと思いま~す。
それでは、みなさん さよ~なら~
ー 僕と過敏性腸症候群 ー おしまい
🎯病歴
・1984年~89年(昭和59年~64年) 7~12歳 ごろ
小学校時代、当時なぜかあった牛乳だけを飲んで下校する日(牛乳給食?)は、いつも下校時にお腹がゴロゴロ鳴っていた
・2008年~17年(平成20年~29年) 30歳代
そこから徐々に症状は悪化。便秘や下痢をよくするようになってきたため、以下の2回検査を受けている。
・いつ受けたかはっきりしない
「大分県厚生連鶴見病院 消化器内科」
大腸内視鏡検査(下部消化管検査)を受ける。結果は特に異状なし!
・いつ受けたかはっきりしない
「大分県厚生連鶴見病院(人間ドック)」
バリウム検査を受けられない代わりに、胃カメラ検査(上部消化管検査)を受ける。結果は逆流性食道炎っぽいと言われる(その後も放置したまま)
・2017年(平成29年) 7月 40歳
「新別府病院 消化器内科」 検査入院
職場の便潜血検査で陽性結果が出たため、入院して胃カメラ(上部消化管検査)と大腸内視鏡検査(下部消化管検査)を受ける。結果は特に異状なし!
・2020年 (令和2年) 9月下旬 43歳
「新別府病院 消化器内科」 検査入院
職場の便潜血検査で陽性結果が出たため、入院して胃カメラ(上部消化管検査)と大腸内視鏡検査(下部消化管検査)を受ける。結果は特に異状なし!
・2023年 (令和5年) 46歳 9月中旬
「新別府病院 消化器内科」 検査入院
ここ数年の悪化を危惧し、食事療法も必要かと悩むが、検査結果に委ねてみようと再び入院したが、胃カメラ(上部消化管検査)と大腸内視鏡検査(下部消化管検査)ともに異状なし!
その後は、過敏性症候群の原因は一つではなく、何か一つのことを集中してクリアにしようとしても絶大な効果はあまり期待できないと思い、何事にも根を詰めすぎずに、僕にとってのベストな選択は何なのか?その時その時で考えたいと思うようになっている
僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。