HSPさんが独りを選ぶ本当の理由
HSPさんの中には、独りでいるほうが好きだという人がいます。
僕もその一人です。(^^)
それは何故かというと、HSPの気質が関係しているんです。
・雰囲気に敏感すぎて、常に他人の機嫌を気にしてしまうから
・洞察力が高すぎて、他人の気持ちが分かってしまうから
・音や匂いに敏感すぎて、極力静かな環境を選びたいから
・他人の言動に敏感すぎて、傷つきやすいから
などの理由があり、独りでいるほうがラク、落ち着くという方が多いのです。
ここまではHSPのことを勉強したことがある方にとっては常識的な話し。
最近、もう1つの理由が見つかってしまったのです。
それは「別れ」に対する恐怖です。|д゚)
とっても優しくて人や自然を大切にして、情緒豊かなHSPさんは、すべての物や人との「別れ」に対するショックを、人一倍強く感じるのではないでしょうか?
例えば「失恋」。
大好きな人のことを想っている限りは何も失うものもないし、
傷つくこともありません。
でも、もしお付き合いできることになったら・・・
それは別れるリスクが生まれるということにもなります。
大好きな人と別れないといけないことを考えると、悲しすぎて耐えられない…
だったら、はじめから付き合うことを望まないほうがいい。
ペットを飼いたいけどいつか来る別れを想うと耐えられない・・・
これは僕の母親が口にしていたことですが、溺愛すればするほどいつか来る別れの日のことを考えると辛過ぎて、こんな悲しい思いをするなら、もうペットは飼わないっていう選択をされる人もいます。
家族や友人関係も含め、たくさんの人たちと深い関係性になることがあまり得意ではありません。
僕自身も友人と呼べる人は少なく、いつもは独りでいることが多いです。
そんな自分が嫌だなぁって思うときもあり、人脈が広い人たちを羨ましく思うこともあります。
何でこんなに広い人間関係を構築することが苦手なんだろうなぁ
って考えていたら、もしかして「別れる」ことを怖れている??
っていう答えが浮かんだのです。
もうそんな遠い未来じゃないところに、両親との別れがやってきます。
僕は父親との関係性はあまり良好とは言えない状態ですが、その代わり、年老いた親父がそう遠くないうちに亡くなり会えなくなるって想像しても、そんなに恐怖に感じません。
でもそれを母親で想像したら?
妻で想像したら?
とても悲しくて、辛くて、受け容れたくない感情が湧いたんです。
(親父、ごめんよ)
そっか・・・
僕はもしかしたら、深い関係性になっていつか訪れる別れの日が辛すぎて、
無意識にその量を減らしているのかもしれないなって思いました。
自分が悲しい思いをしないように、寂しい思いをしないように、
僕は僕のことを守るためにそんな選択をしてきたのかもしれません。
ここまで読んでくれたあなたに伝えたいこと
いま、ここまで読んで「私も同じかも・・・」と感じている方がいらっしゃったとしたら、こうお伝えしてこの記事を締めたいと思います。
「誰にも出会わないひとり旅なんか、面白くもなんともない」
「別れが辛いって思えるほどの関係性を築けた自分を誇りに思える未来に向かって生きてください!」
僕も、いつか必ず来る「別れの日」に、思いっきり悲しめるようにこれまでに出会った人、これから出会う人とのコミュニケーションを大切にしていきます!!
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