2.アウトプット学習
「人前でうまく話すことができない」
「自分の考えを表現できない」
「伝える力、文章力を身につけたい」
こんな事を思ったことがある人は多いと思う。僕もその1人だ。人前に立って話す時、自分の考えをわかりやすく発信できない。つまり"アウトプット"が苦手なのだ。
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僕は、大学受験を控えた高校3年の時、人生で1番勉強した。部活が終わると塾に駆け込み、ひたすら机に向かった。
僕の通っていた塾には「音読室」という部屋があった。扉を開けると、中からは英語の文章や歴史上の人物の名前が聞こえてくる。何人もの生徒が、それぞれテキストを音読しているのだ。
黙読するよりも音読をする方が長期記憶に残りやすい。理由はいくつかあるので、自分で調べて欲しい。
ここで僕が伝えたいのは、音読することが大事だということではない。音読によって長期記憶した事を、人に伝える(教える)という作業が、自らの力になるという事を言いたい。
学習をする上でインプットは欠かせない。当たり前のことだ。ただ、それ以上にアウトプットすることが重要なのだ。それは、インプットしたことを、人に話せるということである。"人に話せる"ということは、つまり、伝えたい事を"自分で理解できている"という事だ。
人に勉強を教えられるということは、学習において最上級だと思う。自分で理解していないと、他の人に説明はできない。僕はこれを意識して受験勉強をしていた。
これは受験勉強に限らず、人生においても大事なことだ。現在の日本の社会は、物凄いスピードで変化している。多くの情報が錯綜する中で、情報を自分のものにしていくことは必要不可欠である。
まだ社会に飛び込んだこともない22歳の若造だが、"自己成長"のため、アウトプットの一環として、ブログを活用していこうと思う。