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3.「良い会社」とは。

僕は就活をしていた時、大人たちの口から出る言葉に疑問を抱いた。

「良い会社だね!」「そんな良い会社から内定もらえて凄いね!」

大人たちの言う"良い会社"とは、
社員が多くて大きい会社。誰もが知っている有名な会社。安定していて潰れない会社。
日本の優秀な学生は、そのような会社、いわゆる大手企業を志望する傾向が強い。日本の就活には、大手企業に行くことは凄いという風潮があるように感じた。

では、アメリカではどうだろうか。
実は、大手企業を志望する人よりも、中小・ベンチャー企業を志望する人の割合の方が多いのだ。大手企業では、小さな歯車の一つにしかなれない。一方ベンチャー企業では、小さな組織の一員として、より実践的な力をつけられる。アメリカの学生は、自己成長をするため、個人のスキルアップを求める。自己成長に対する未来志向が強いのだ。

決して大手企業に就職することが悪いと言っているのではない。人それぞれ求めるものは違うし、"安定"こそが幸せだと言う人もいる。だから、大手企業に行くことがその人にとって最適な選択かもしれない。

僕は会社を選ぶ際、将来なりたい自分の姿、つまり「未来の理想像」を考えた。その理想の姿になるために、自分がどういった経験を積むべきか。その経験が得られるのはどういった道かを考え、その結果、ベンチャー企業に絞って就活をした。

僕はこういう進路選択の仕方が正しいと言いたいのではなく、こんな考え方もあるということを知ってもらいたいと思っている。

もちろん、大手企業もしくはベンチャー企業が「良い会社」と言いたいわけでもない。例えどんな会社であれ、自らが求める環境がある会社が、その人にとって「良い会社」だと思う。

こんな偉そうなことを言っておきながら、僕は会社に行かないかもしれません。それもまた一興。

#麦わらのルフィ
#未来志向
#ビジョナリー
#ただのバカと天才は紙一重

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