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マイナンバーカードの更新

母親が先日あれよあれよと言う間に入院、転院、更に転院、退院という事態になりました。それもいろいろなことで、思うことが多々ありますが、とりあえず元気に退院したので一旦、気持ちが整理できるまで置いておきます。また、書く時もあるとは思いますが。

とりあえずマイナンバーカードです。
ウチの母親は86歳になりますが、これまで介護の利用もしたことがなく、自宅で自立して生活をしてます。車の運転もしています。

入院、転院の中で後期高齢者の入院の上限の手続きをしました。最後の転院先の地域病院での手続きの時にマイナンバーカードの利用で全てできますからと言われマイナンバーカードを出しました。
そこで、マイナンバーカードが使えないと言われました。どうもマイナンバーカードに記載してある日付の前に有効期限があり、更新手続きが必要だという話で、母親はそれをしていないかもしれない。役場に行って確認をしてください。と言われました。

母親も父親も同時にマイナンバーカードを作ったので、帰宅後に父親に聞くとマイナンバーカードの期限の日付前にそんな手続きが必要なことは知らなかった。封筒か葉書が来たかもしれないけど、見たことはない。
メールは受け取ってないし、定期的な広報誌に書いてあったかもしれないがわからない。
とのことでした。

とりあえず役場に行って確認に行くと、本人でないから、役場の奥で暫し担当の人たちが相談をして、本人が入院中な状況なので使えなかった原因だけは調べてもらいました。

結果的には、更新を今年の始めにしないといけないのをしてなかったということですが。

根本的なミスは更新をしていない母親にあるのですが、マイナンバーカードに更新の日付があるなら、本人にきちんと連絡をして欲しい。カードに日付が有効期限で電子証明書が5年更新ならその通知はあったのだろうか。あったとしても、高齢者が気付かないなら通知の意味がないのではないだろうか。

マイナ保険証に強引すると言いながら、マイナンバーカードのこの扱いかたはやはり不安以外の何物でもないです。
マイナンバーカード自体をあまり信頼できない。マイナンバーカードが盗難された時の怖さで未だに家から持ち出せない。
この状況で保険証を持ち歩く必要はある。どこまで行っても大変な不安がある。

公的な証明書にするつもりなら、手が回らない地方公共機関に丸投げして、責任は言い出しっぺの政府は取らないし、何かあると地方公共機関の責任を取らせるというのは酷いと思う。

再度言いますが、介護もなく自立している高齢者が理解しない仕組みや手続きは、やはり手落ちではないかと思う。
いざ必要なときに利用が出来ないようなら機能していないと思う。
そんな仕組みに保険証が強制的に組み込まれるのもおかしいと思う。
この先、運転免許証が組み込まれるならますますおかしいと思う。

因みに、両親がマイナンバーカードを作ったのは年金の受け取りの関係だったはずです。
やむを得ない状況は作るがホローはない。
どうなんでしょう。

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