ダイヤモンドをお得に買う方法
初めまして。
ダイヤモンドバイヤー10年目のようへいと申します。
今回は少し抜け道というか裏技的な方法で、ダイヤモンドをお得に購入する方法をシェアしていこうと思います。
それはずばり蛍光性が高い石を選べ!ということです。
どういうことか、説明していきます。
ダイヤモンドの蛍光性
そもそもダイヤモンドの蛍光性とはなんぞやという話なのですが。
ダイヤモンドには蛍光性という、ブラックライトを当てると光る性質がある石があります。
例外もありますが9割位の石は青色です。
鑑定機関によって評価されるのですが、以下の表記で表されます。
上に行くほど強く光り一番下のNONEは蛍光性が全くない事を示しています。
この中でSTORONG BLUE以上の石を探して頂くと、お得にダイヤモンドを手に入れられます。
ダイヤモンド業界での評価
ではなぜSTRONG BLUEの石を選ぶといいか
それはSTRONGBLUE以上の石は卸業界では評価が低く、同グレードのNONEやFAINTの石と比べると低価格で取引されているからです。
なぜかというと、STRONG BLUEの石の中には「Oily(オイリー)」と呼ばれ、クラリティに悪影響を与える可能性がある石があるからです。
(オイリーとは、強い青色蛍光を表すダイヤモンドの中にまれに存在する、白く膜が掛かったように油っぽく見えるダイヤモンドのことを指します。)
そんな石安くても買いたくない!という意見が出てくると思います。
しかしご安心ください。
オイリーがみられる石はSTRONG BLUEの中でも極々一部の石です。
実際にオイリーの石があったとしても日本では売れないので、殆どのバイヤーが仕入れることはありません。
しかしオイリーの石では無くてもSTORONG BLUEの石は価格が下がります。
なのでオイリーではないSTRONG BLUEの石を探せたら、お得に手に入れられるというわけです。
STRONG BLUEダイヤの探し方
では実際にどうやって探せばいいのでしょうか。
それはお店やバイヤーさんに直接聞いてみてください。
特にねらい目はVS以上の高グレードの石で、婚約指輪では後でクレームになる事を恐れてSTRONG BLUEの石を避ける傾向にあります。
なので、STRONG BLUEの石は余りがちで業者としても利幅を落としてでも販売したいという気持ちがあります。
なのであえてSTRONG BLUEの石を探してます!と言うと安くて良い石を提案してくれるかもしれません。
この場合は、オイリーの石を避ける意味でも信用できる方から紹介してもらうか実際に石をよく見てみてください。
鑑定書にはオイリーの記載は無いので、拭いても表面が曇って見えるような石を避けていただければ大丈夫です。
総括
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
実際に10年間ダイヤモンドを見てきましたが、オイリーの石は片手で数えるほどしか見たことがありません。
インターネットで調べると蛍光性が高いダイヤモンドは良くないと記述しているサイトも見受けられます。
しかし個人的にはブラックライトで青く光る石は神秘的で綺麗です。
少し古いかもしれませんがカラオケやバーで青く光るダイヤモンドもすごい素敵だと思います。
少しでも価格を抑えて綺麗なダイヤモンドを手に入れましょう!
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