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大学生の日常~ライティング前編~
僕が所属しているゼミでは、「ライティング課題」が隔週で出されています。テーマは様々で、今期は
「大学生の勉強のやる気を上げるにはどうしたらよいか」とか、
「高齢者の免許返納を強制することの是非」などがありました。
僕自身、昨年はライティングがあまり好きではなかったマンでして笑
でも上手くなりたくて長期インターンで死ぬほど文章を書いていたため、(たぶん1000文字記事を1カ月ちょっとで80記事くらい書いた)
気づいたらライティングに対する苦手意識が消えていました。
また、ありがたいことにゼミの先生からも自分が書いた文章を褒めてもらえたり、優秀な学生が集まる自分のゼミの中でも自分の書いた文章が選ばれたり(この快感たるや…!)
苦手意識の克服→得意という自覚に変わったのが三年生になってからの収穫です。
そこで、自分の思考を整理して、よりブラッシュアップしていくためにも、今回は自分がライティングする時に注意していることや実際に行っているプロセスについてまとめます。(ちなみに、分量としてはWordのA4一枚標準間隔でぎっしりくらい。ライティングにもいくつか種類があるので、分類して書いておきます。)
お断りしておきますが、このnoteを見たからといって文章がうまくなるわけではないです。文章がうまくなりたい人は、日本語を勉強するのと、とにかく書いて文章力の高い人に読んでもらうのがいいと思います。
んでは、行ってみよー!
どのライティングにも共通する注意点
まず、個人的に読みやすいと感じる文章の条件は以下の二点。
①一文が短い
一文が長いと誤字、脱字にもつながるうえ、主語と述語があいまいになって日本語として怪しくなる可能性があります。一文は100字くらいに抑えられたらベストなんでねーかな。感覚やけど。
②主語と述語をなるべく近くに配置する
これは最近校正する役職になって感じたこと。主語と述語が遠いと、ごちゃごちゃしてわかりにくい。何をメインに言いたいのかあいまいになってしまう。
例)
「私は、○○くんから××という話を聞いて▽▽という視点があると知りまして、最終的に××という意見に変わりました。」
「私は、××という意見に変わりました。というのも、○○君から××という話を聞いたからです。その時、▽▽という視点があることを知りました。」
上の例でメインで言いたいのは「私の意見が変わった」ということ。
アメリカ的に結論から持って行くか、日本的に「そのため」みたいな接続詞で最後に主張するかは正直好みですが、どっちにしても一文を短くして接続詞でつないだ後者が見やすいはず(だと嬉しい)
日本語力については、正直頑張ればなんとかなります。自分が昨年と大きく変わったのは、日本語がマシになったというところかな。
上のような校正ツールがネット上に転がっている時代なので、日本語力に自信がない人は何か参考にできるものを探すのも手だと思います。
また、
「〜が引火」か「〜に引火」か【結果まとめ・解説】 #毎日ことば https://t.co/QHFdq0HorS
— 毎日新聞 校閲センター (@mainichi_kotoba) July 14, 2019
このアカウントが日本語について解説していて面白いので、こういうところから知識をつけていくのもアリそう。
ライティング(提案型)について
やっと本題です。笑
提案型というのは、たとえば
「大学食堂の混雑を解消するための施策を提案しなさい」
みたいなテーマ。書き方として、提案を一つして、それに対する論拠を三つくらい述べるという方法もありますが、その場合圧倒的に目を引く案を出さなければいけないのがネック。
そのため、僕はあるテーマに沿った三つの提案をすると決めています。
なぜ「テーマ」かって?
それは、A4一枚だと反対意見や他の案を十分に吟味できないためです。
上のテーマで僕が実際に掲げたのは、学生数の減少に伴う「持続可能な食堂運営」でした。このテーマ設定によって、「食堂増やせばええやん」という意見をけん制できます。(実際には、導入部分を考えるのはライティングの最後です。まずはボディから。)
ただし注意点として、なぜそのテーマ設定なのかは論理的に説明する必要があります。
以下、ボディの説明に入りますが、分かりやすくするためにテーマは上の食堂で考えます。
①提案をブレスト
全く案が思い浮かばなければ、社員食堂やいろんな大学の成功例がないかググりましょう。この時点では、面白さとか実現可能性とかは考えません。
提案するときに大切なことは、それがだれに対する提案で、そのアクターに具体的にどういった効果があるかを考えることです。
空中に吐き出すような提案には、提案としての価値がないと僕は考えます。
②ブレストをもとに、言いたいことを決めていく
ブレストが終わったら、言いたい対象、内容、提案のインパクト、実現可能性などに注目して三つの提案を選びます。その提案の類似の成功例、なぜいいかという定量的、定性的なデータがあるととてもいいですね。(テーマ的にはなさそう)
最終的には三つの提案にラベリングするので、各提案の共通項を見つけたいところ。
③導入部分に戻る
上記の通り、他の意見を統制したり、そもそも何に注目して提案するか、それはなぜかなどを導入で説明します。
ライティングに限らずですが、たとえば研究論文を書く人は、自分の研究が社会にとってどう意味があるのかは大切ですよね。そんなイメージです。
提案型の注意点はだいたいこんな感じです!
疲れたせいで段々雑になっちゃいましたが、残りはまた今度書きます。。
質問や意見などがあれば書いてください。可能な範囲でお答えしたり、修正したりします!