【YouTube Creator Academy 解説 16】 YouTube のターゲティング方法 ~その③情報&ニュースチャンネル~
こんにちは!閲覧ありがとうございます!
ダイア (DIA 株式会社)企業 YouTube サポート部です!
この記事では、
YouTube が公式で発信している YouTuber 向けの勉強コンテンツ集であるYouTube Creator Academy(YouTube クリエイターアカデミー) の内容を解説します。
時々、Twitterでも同じようなことをツイートしてるので
ぜひ!ぜひ!フォローお願いします!
今回は、YouTube で「ターゲティングをする方法」にはどんなことがオススメなのか、カテゴリごとに解説していきます。
視聴者が毎日訪問したいと思うチャンネルを作るためには、ターゲットを絞っていくことが大切です。
「フィットネス」「料理」「情報」「スポーツ」「子供向け」の全5回に分けてお送りする予定です。
この記事では、「情報」のカテゴリについて、ターゲットの絞り方を3つのステップでお伝えしていきます!!
※カテゴリ問わず YouTube を企業で活用したい方は、
別の記事「15 ビジネスに活用する方法」も参照してください。
※「フィットネス」「料理」のチャンネルの方に関しては、
別の記事「その①」「その②」も参照してください。
※美容とコスメのチャンネルの方に関しては、
別の記事「10 美容チャンネルの作り方」も参照してください。
※教育系チャンネルの方に関しては、
別の記事「07 教育チャンネルをつくる方法」も参照してください。
YouTube チャンネルのカテゴリに悩む方は必見です!
企業チャンネルを始める方は、ぜひ参考にしてみてください!
この記事は、
・YouTube を始めたい企業
・YouTube のカテゴリに悩む人
・YouTube のターゲティングに悩む人
に向けて、
「情報」や「ニュース」カテゴリで
YouTube のターゲティング について理解し
実践してもらうことを目標にしています。
◆ステップ1 メリットとデメリット
*キュレーターとは?キュレーションとは?
情報やニュースチャンネルは「キュレーター」になるということです。
「キュレーター」とは、本来、博物館や美術館で研究・収集・展示・保存・管理などをする人のことです。つまり、学芸員さんですね。
情報を選んで、集めて、整理することを、「キュレーション」と言います。
つまり、あなたが知っている情報や、新たに集めた情報を特定のテーマに沿って編集し、そこに新たな意味や価値を加えていくことです。
*メリット
「キュレーター」になることのメリットは、大きく2つあります。1つめは「あなたの専門性を活かすことができる」こと、2つめは、「トレンドに乗って再生回数を伸ばしやすい」ことです。
1つめの「あなたの専門性を活かすことできる」という点は、言い換えれば、あなたがニュースに対してコメントをしやすいということです。
あなたが興味ある分野や、知識のある分野の情報を集めることで、あなた個人の意見を上乗せすることができます。
チャンネルに惹かれるということは、あなたの意見や人間性に惹かれるということです。また、企業の場合は、企業の理念や世界観に惹かれるということです。
あなたのコメントを加えて、ファンを増やしていくことできるのが、情報やニュースチャンネルのメリットとなります。
これはYouTubeに限らず Twitter でも言えることです。あなたが仕入れた情報を、そのまま伝えるのではなく、あなたの意見や感想を加えてみてはいかがでしょうか?
2つめは、「トレンドに乗って再生回数を伸ばしやすい」という点は、検索にヒットしやすかったり、関連動画として表示されやすいということです。
最新のニュースや季節のトレンド情報を配信することで、視聴者に興味を持たれやすいです。
トレンドを知るためには、Google トレンドを活用したり、テレビのニュースや雑誌から情報を得てみるのもいいでしょう。
おすすめは、海外ニュースの翻訳です。トレンドのワードに対しての海外のニュースや論文などを翻訳して発信すると、多くの日本人にとって価値のある情報となります。
英語力、鍛えないといけないですね。頑張りましょう!
*デメリット
「キュレーター」は簡単そう!そんな印象を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自分の興味のある情報をまとめて、配信するだけ!
テレビのコメンテーターのように好きに感想を言う!
しかし、情報やニュースを配信するチャンネルにもデメリットが2つあります。
1つめは、「情報の根拠を調べる大変さ」で、2つめは「炎上の危険性」です。
1つめの「情報の根拠を調べる大変さ」ですが、根拠のない情報を発信することはご法度です。根拠がなければ、曖昧な情報を視聴者に配信することとなり、混乱を招きます。
YouTube だけでなく、Twitter でもデマ情報を流して、逮捕されているような人もいます。
デマ情報の配信者にならないためにも、情報の根拠を事前に調べておくことが大切ですね。根拠については「◯◯大学の研究では~」などと、動画内で発言することで信憑性が上がり、信頼につなげることもできます。
また、概要欄(説明欄)にリンクを記載してみることでも、対応可能です。根拠となるサイトが信憑性の高いものかどうか?にも注意をしていきましょう。
大変ですが、根拠を調べることは、チャンネルの信頼となりますので頑張ってください!
2つめの「炎上の危険性」ですが、これは、メリットでもお話した「トレンド」に乗ることにつながります。
例えば、トップ YouTuber が配信した情報に対して、批判をするチャンネルがあります。元ネタの動画の再生回数に比例して、視聴されやすくなりますが、過激なコメントは炎上の原因にもなります。
YouTube はネガティブな情報よりポジティブな情報が情報が伸びやすい唯一のプラットフォームとも言われてます。
ネガティブな批判や誹謗中傷でチャンネル登録者を伸ばすより、企業やチャンネルのブランドイメージの低下を避けることを優先しましょう。
◆ステップ2 ターゲティング
情報やニュースチャンネルでも、ターゲットを絞ることが大切です。浅く広く、様々なニュースを扱うのではなく、特定の分野に特化して情報を集めて配信していきましょう!
そういった面で、企業チャンネルでは「キュレーター」となることはおすすめですね。
企業の持つ専門性や、他社から得た情報を活用して視聴者に役立つチャンネルとなることができます。
情報コンテンツは、Twitter などの SNS や企業サイト、ブログとも相性がいいですね。
Twitter で宣伝 → YouTubeで情報配信 ⇔ 企業サイトやブログで情報配信
ターゲットを絞り、導線をつくることであなたのファンとなる人を導いていくことで、バックエンドにもつなげることができます。
また、あなたがターゲティングした動画がどういう効果だったのか?YouTube アナリティクスで分析し、改善していきましょう!
トラフィックソースを確認すると、どこから視聴者が流れてきているのか確認することができます。あなたがイメージした通りの効果がでているのか意識してみてください。
※アナリティクスに関しては、
別の記事「04 アナリティクスの分析方法」も参照してください。
◆ステップ3 視聴者を増やすコツ
視聴者を増やすコツには、「チャンネル登録をお願いします!」などの視聴者の行動を促すフレーズを入れることや、コメントでの質問に答えてみることなどがあります。
これらは、他のカテゴリでも応用できる方法のため、情報やニュースチャンネルならではの方法は以下にまとめます。
<情報&ニュースチャンネルのコツ>
・トレンドと普遍的なコンテンツの両方を配信する
・伸びたコンテンツの長編をつくる
・他人の動画を再生リストに加える
1つめの「トレンドと普遍的なコンテンツの両方を配信する」は、チャンネルを長く視聴してもらうコツです。
直近のイベントに直接関連する話題は賞味期限が短く、数日経ってしまうと、視聴者の興味が他へと移ってしまう可能性があります。そのため、時間が経っても視聴される「普遍的なコンテンツ」の両方を配信し、バランスをとることが大切です。
例えば、家電の情報チャンネルであるならば、「ウイルス除去に適したオススメ空気清浄機」などは、トレンドの動画として考えられます。普遍的な動画としては、「仕事の効率を上げる家電」など、いつでも誰でも役に立つ情報となります。
トレンドばかりを追わず、普遍的に視聴される動画を配信してみてはいかがでょうか?
2つめの「伸びたコンテンツの長編をつくる」は、アナリティクスを活用した方法です。
あなたの配信した動画の中で、再生回数の多いものは、視聴者の興味がある情報とも言えます。同じ内容で第2段、第3段などの長編をつくることで、より興味を持って視聴してもらうことができます。
3つめの「他人の動画を再生リストに加える」は、「定期配信したいけど、なかなか難しいんだよね。」という人へおすすめです。
自分の動画で、似たような内容をカテゴリ分けして再生リストを作り、その中に、同じ情報についてコメントしている他人の動画を再生リストに加えます。
他人の動画は、YPP (YouTube パートナープログラム)の審査基準には反映されませんが、視聴者にとっては役立つ内容となり、視聴回数を増やすことができます。
定期配信が難しいときは、サクッと再生リスト作りに挑戦してみましょう!
YouTube パートナープログラムの加入条件
・チャンネル登録者数 1,000人以上
・1年間の総再生時間 4,000時間以上
※他人のチャンネルの動画を流した再生リストは含まれません。
※YouTube パートナープログラムに関しては、
別の記事「05 広告収入を得る方法」も参照してください。
◆まとめ
・情報チャンネルのメリット&デメリット
【メリット】
◆「あなたの専門性を活かすことができる」こと
◆「トレンドに乗って再生回数を伸ばしやすい」こと
【デメリット】
◆「情報の根拠を調べる大変さ」があること
◆「炎上の危険性」があること
・ターゲティング
→浅く広く、様々なニュースを扱うのではなく、
特定の分野に特化して情報を集めて配信していきましょう!
・視聴者を増やすコツ
◆トレンドと普遍的なコンテンツの両方を配信する
◆伸びたコンテンツの長編をつくる
◆他人の動画を再生リストに加える
YouTube で「キュレーター」となって、情報やニュースを配信していくチャンネルは始めやすいカテゴリの1つです。あなたの視点で評価コメントを加えるため、炎上の危険性を伴うので注意は必要です。ぜひ、あなたのコメントが誰に何を思わせているか?意識して発信しましょう!
◆DIA◆最後まで読んでいただき、ありがとうございました!◆DIA◆
次回は、「スポーツチャンネルのターゲティング」についてです。
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