誰かの人生を変えるメディアを創出する。『ユートラシップ』 YOUがYOUTRUSTを選んだ理由 #016
新たにYOUTRUSTという船に乗ってくれたメンバー達に、なぜYOUTRUSTを選んだのかを聞いていく“YOUがYOUTRUSTを選んだ理由”企画。2024年2月7日にYOUTRUSTが「YOUPROMISE(私たちの約束)」を策定した、そんなタイミングで始まった企画です。
第16回となる今回は、2024年9月からCommunication局にジョインした、石川みくさんが登場。石川さんの「入社への想い」や「YOUPROMISE」に迫りました。
今後、YOUTRUSTが日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創るために欠かせないメンバーたち。関わり始めた今だからこそ感じるリアルな想いを語ってもらいます。
“ここから先の景色”を見るために。新メンバーがYOUTRUSTにジョインした理由
――まずは、石川さんのこれまでの経歴を教えてください。
石川:大学時代は学業そっちのけでバンド活動に励んでいて、ドラムを叩いていました。卒業後、「もしかしたらバンドで生きていけるかもしれない…」と思って活動を続けていたのですが、結果的には1年で就職する道を選んでいます。
もちろん実力不足もありましたが、一番の理由は「このままだと他人の才能に依存する人生になってしまう」と思ったことでした。
私は作曲ができなかったので、曲が作れるメンバーに何かあったら活動できなくなってしまうかもしれない。
逆に活動がうまくいったとしても、どこか他人事のように感じてしまいそうな気がして。自分一人では何も成し遂げないまま人生が進んでいくことに、強い恐怖があったんです。
そんな経緯もあって、大学卒業の1年後に出版社に入社し、美容師向けの専門誌の編集者として働き始めました。
――なぜ、編集者を志したのですか?
石川:父親が編集者なのでそれしか思いつかなかったのと、学生時代から学部の機関誌を作るサークルに入っていた経験があったからです。
それに私自身、何か突出した才能があるわけではないけれど、自分が“いい”と感じたものは本当に“いい”ものである、という自信だけはありました。
才能がある人を見つけるセンスや、さらに輝かせるサポートをする能力はあるのかもしれないと思ったのも、編集者の道を選んだ理由のひとつですね。
入社した会社は規模が小さかったのもあり、最初から何でも経験させてもらい、編集者としてみっちり鍛えられました。
でも、入社3年半で雑誌の休刊が決まってしまい…そのとき奇跡的なタイミングで、サイバーエージェントが美容・ファッション系のWebメディアの編集者を募集していたので、経験者として採用してもらうことができました。
――サイバーエージェントでは、どんな経験を積んだのでしょうか。
石川:20人程度の会社から5,000人以上の会社に転職したので、最初は文化の違いに驚かされっぱなしでした。
とまどうこともありましたが、タイアップ広告の制作に関わるようになり、徐々に「制限のある中で最高のアウトプットを出すこと」の面白さにのめり込んでいきました。
ちょうどそのころ、サイバーエージェントの子会社が運営するメディアとして『新R25』がスタートしており、いわゆる“バズコンテンツ”を連発。社内でも熱い部署として注目されていました。
それを横目で見ていて「私も世の中を動かすコンテンツを作ってみたい」と憧れるようになり、思い切って『新R25』に異動させてもらうことにしたんです。
当時の私はビジネスの知識もなければ、インタビューも下手で、企画力もゼロ。でも、「ここでやっていくと決めたからには成果を出すぞ」と覚悟を決め、本気で食らいつく日々を送りました。
最後の方は、広告コンテンツの責任者や、サブメディアの編集長を任せていただけるようになり、自分としてはかなり頑張った5年間でしたね。
――そこまで熱意を持って取り組んでいたにもかかわらず、転職を決めたのはなぜですか?
石川:私がジョインした時点で、『新R25』のカルチャーはすでに出来上がっていました。その文化を継承していったことは誇りに思っていますが、結局またバンドのときと同じように「誰かが作ったものに依存している」だけなんじゃないかという思いが徐々に湧いてきたんです。
どこかで覚悟を決めて、自分でイチから何かを作るチャレンジをしないとここから先の景色は見られないと思い、転職を意識するようになりました。
そこで、以前から登録していたYOUTRUSTの「転職意欲」を変えてみたところ、思ったよりもさまざまな企業からお声がけをいただいたんです。
自分が外の世界で通用するとは全く思っていなかったので、必要としてくれる企業があることに驚きましたし、「もし転職に失敗しても、チャンスは他にもあるから大丈夫」と心の余裕を持てるようになりました。
私はずっと「ここでダメならもうダメだ…」と自分を追い詰めることで発奮してきたタイプだったので、こんなふうに余裕を感じられたのは人生で初めてのことでした。
今思えば、新たな出会いと気づきをくれたYOUTRUSTというサービスに、そのころから惹かれていたのかもしれません。
――YOUTRUSTに入社する決め手は何だったのですか?
石川:企業とのつながりを増やす中で、YOUTRUSTの“中の人”ともつながることができ、後に上司になる田口さんとカジュアル面談をさせてもらうことになりました。
そこで田口さんから「YOUTRUSTという看板で生半可なものは出したくないから、さらにコンテンツ力を上げていきたい」という話を聞いて、「自分がその力になれたらいいな」と考えるようになったんです。
とはいえ前職のことも大好きだったので、入社するかは悩んでいたんですが…人事部の濱田さんとお話ししたときに、「今のYOUTRUSTなら、どんなメディアにも勝てると思うんです」と言われて、心を決めました。
中の人がそこまで言い切れる会社は、強いですよね。それに、YOUTRUSTというプロダクトを土台にメディア作りができるなら、たしかに有利なスタートが切れるのでは…!という期待もあり、入社に至りました。
「誰かの人生を変えるメディアにしたい」新メンバーが描く未来とは
――YOUTRUST社員の約束として、「元気は、利益。」「変化を起こせ。」「やりきってるか?」の3つの項目、“YOUPROMISE”を策定しました。石川さんが特に共感できるものを教えてください。
石川:「やりきってるか?」ですね。記事や動画などのコンテンツを作るときに、やりきることの大切さを痛感しているからです。
以前、岩崎さんが記事の中で「検算を重ねて出たアウトプットには思考の片鱗が出るし、それは相手に確実に伝わる」とおっしゃっていて、すごく共感したんですよね。
私は気を抜くと小手先で仕事をしてしまう悪いクセがあって、「平均点を出すのはうまいけど、期待は超えてこないね」と言われたこともあったんです。
前職の上司も「これ本気で考えた?」と口癖のように言っていたのですが、それは“思考の片鱗”が見えるくらいやりきったものでないと、世の中に数えきれないコンテンツがある中で誰の目にも止まらないからだと思います。
「ものづくりに携わるからには、誰よりもやりきらないといけない」という自戒を込めて、「やりきってるか?」を選びました。
――では、石川さんがこれからYOUTRUSTでやりきりたいことを教えてください。
石川:現在は『ユートラ編集部』というオウンドメディアにて、記事の制作を担当しています。ゆくゆくは記事以外にも、コンテンツの幅を広げていきたいと画策しているところです。
石川:YOUTRUSTに入って改めて感じたのは、人の数だけキャリアがあるということ。そして、本人が自律的に選んだのであればどの道も正解のはずなんですが、実際には転職した人も、会社に長く残ることを選んだ人も、多くの人が「これでいいのかな?」とモヤモヤしている。
それは、自分の選択に確信を与えてくれるヒントやロールモデルが足りていないからなんじゃないかと感じていて、そのヒントを提供するのがユートラ編集部の使命だと思っています。
そして、YOUTRUSTというプロダクトの強みも存分に活かし、ロールモデルと実際に“つながれる”機会もたくさんつくっていきたいですね。それが誰かの人生を変える出会いになればいいなと、今からワクワクしています。
ーー最後に、未来のYOUTRUSTのメンバーに向けてメッセージをお願いします!
石川:入社してから、いい意味で「YOUTRUSTには、まだ何もないんだな」と実感しています。
今は一緒に船に乗る仲間を増やしていきながら、YOUTRUSTというブランドや人格を作っていく段階です。
編集経験がある方はもちろん、何かを作ることに興味がある方にとっては、またとないチャンスだと思います。お金をもらって、真っ白いキャンパスに「何を描いてもいいよ」と言われているようなものなので(笑)。
「自分の手でYOUTRUSTを大きくしているんだ」という手触りを感じられる仕事ができる環境だと思いますね。
仕事に物足りなさを感じている方は、ここに来れば脳みそを全力で働かせることができる刺激的な日々が送れると思います。皆さんのご応募、お待ちしております!
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