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【働く×人生デザイン】人生は「イエス・ノー・ゲーム」

年明けて相談業務がスタートし、23卒学生さんの姿もちらほら見かけるようになりました。
水面下で早期選考が進んでいるのを現場で感じています。
一部企業は3月からスタートするところもありますが、昨夏のインターンシップに参加された学生と繋がりを持ちながら早期選考に進むというパターンが増えているようです。

そんな中で皆さん頭を悩ますのが「志望動機」の書き方。
インターネットや本で文例を探してきて、それを参考に志望動機を書いてみるけどしっくりこない。
23卒学生さんから、上記のような相談が増えてきています。

あの会社もこの会社も気になる。
エントリーしておかないと企業説明会にも参加できない。
でもエントリーしたらエントリーシート用意しないといけない。
どうしようかな・・・一応エントリーしておこう。
で、エントリーしまくってエントリーシートの締め切りに追われ、中途半端な書類を書き上げてギリギリに送る。
という状況が毎年繰り返されています。

本当だったらインターンシップのある3年生の夏くらいから「自己理解」と「業界研究・仕事研究」してもらって、納得のいく応募先にエントリーしてもらうのがいいのですが、皆ギリギリにならないと動けないのですね;;

そんなことを考えていると、ふと「人生はイエス・ノー・ゲーム」という言葉が思い出されました。
元ライフネット生命社長の出口治明さんがご自身の著書で紹介されていたものです。

著書の中では
"遠い先にゴールを定め、そこに最短距離でたどり着きたいと思っても、たいていの場合うまくいきません。道の途中にはたくさんの選択肢が用意されていて、そこでどちらを選ぶかによって進む方向がどんどん変わっていくからです。"
"人生がゴールの見えないイエス・ノーゲームだからです。そう思っていれば、最初の想定と違う方向にいっても戸惑うことなく、そのときどきで最良の意思決定ができるようになります。"

そう考えると、志望動機は「自分が将来どんな風になりたいのか」を「こんな感じでイメージしてます」というものがあって。
そのイメージから考えると応募先企業に行くという選択肢が見えてきた、ってな書き方ではじめてもいいのかなと思います。

それでご縁をいただいてイメージするまま進むもよし。
もし、不採用になっても新たな選択肢を見つけて進んでみればいいのです。
思いもかけない道を歩むことになるかもしれません。

何かを選べば、結果として何かをあきらめなければならない。
それを肝に銘じて、自分が選ぶ基準を作り上げていくことが大事なんじゃないかと思うのです。

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