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【私の音語り】放課後の教室で聴くラジオ
高校生になってから、洋楽Rockを聴くようになるんですが、昭和な時代はインターネットもスマートフォンもなく、当然YouTubeやらSpotifyもありませんので、音楽を知る媒体はテレビ、ラジオ、ライブ参戦というパターンになります。
しかし、MTVも始まったばかりで、80年代以前の音楽を聴こうと思ったらFMラジオが主でした。
いろいろな番組がありましたが、基本は「FM STATION」という雑誌を購入し、エアチェックしたい番組を探して、当日ラジカセの前でスタンバイするということをやっていました。アーカイブとかない時代ですので、待ち構えているしかなかったのです。
高校1年の学校祭のクラスの出し物に映画を撮ろうとってことになり、夏休み中、部活と撮影に明け暮れていた日々。
当時は8ミリ映写機で撮影していたのですが、音声がはいらないので、私のラジカセを持っていって音声だけ別録音していました。
電器屋の叔父がワイヤレスマイク付きのラジカセを勧めてくれて買ったものだったのです。
今やったらスマホ1台で映像撮影できちゃうんで時代を感じます。
で、撮影してへん時はクラスメートとFMラジオ聴いて、お勧めのアーティストとか紹介してもらって、ええなーと思った曲をダビングしてもらったりエアチェックしてもらったりしてました。
その流れでハマったのがMichael Schenker Group。ギタリストとしてのカリスマ性もですが、楽曲の印象が「耽美」だと思ったんですよね。ドイツ人だからかな。
その後、MSGのアルバム(LP)で4枚買いました。Built to Destroyはレコード屋で予約して購入。高校近くのレコード屋で発売初日に抱きしめて帰りましたがな。
まさにRespecting Guitaristsです。
Michael Schenkerは、ある意味今の方が楽しそうにプレイしてるように見えます。
一度リアルでライブ観たいですねえ。
一度聴いたら忘れられないInstrumental「Bijou Pleasurette」を。