【私の音語り】リスペクトから生まれた音
12月も折り返し地点となってまいりましたが、「ボヘミアン・ラプソディー」の勢いはまだまだ続いております。
大抵の映画は公開初日が一番収入があり、少しづつ客足が遠退くそうなんですが、この映画は何度も足を運んで観たくなるので、右肩上がりに興行収入が伸びているそうです。
そりゃDVDで観るより、映画館のええ音響設備で聴きたい音楽やもんね。
60年代から70年代にかけて活躍したアーティストが大好きで、自分の音楽にも多大な影響を受けているという方もたくさんいらっしゃいます。
一番多いのがThe Beatlesでしょうね。多くの方々が彼らの楽曲をカヴァーし、彼らの楽曲にインスパイア受けて作った曲もたくさんあります。
日本だと、奥田民生さんがPUFFYに楽曲提供した「これが私の生きる道」で、曲のあちこちにThe Beatlesっぽいフレーズを仕込んでいるので知られていますね。
んで「Queenに影響を受けたアーティスト」も多くいてはるんですが、私は最初に脳裏に浮かぶのがMy Chemical Romanceです。
最初の出会いは地元FM局の月間ヘビーローテーションが「Welcome To The Black Parade」だった時でした。最初に聴いた時に「このバンド、メンバーがめっちゃQueen好きに違いない」って思いました。
その後、PVを観て確信を持ち、さらにメンバーインテビューでQueenのA Night at the Operaをリスペクトしているとあって、とても嬉しくなったのを覚えています。
だって2006年に発表された曲が、70年代のハードロックやプログレッシブロックの様な「様式美」と「物語性」を持っていて、ドラマチックに展開していってて、なおかつ古さを感じさせないってのがすごいなーと。
これは彼らなりに自分の表現したい音楽を追求していったからなんでしょうね。
残念ながらMy Chemical Romanceは解散してしまいましたが、今聴いても素晴らしい楽曲が多いと感じます。
今日は「Welcome To The Black Parade」を。ぜひ観て聴いてください。
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