筋肉体操の人に会ってきた
今日は、教育委員会後援の人権セミナーに行ってきた。
登壇されたのは、なんと筋トレを始めたきっかけとなった筋肉体操の考案者の谷本道哉先生!!(和歌山にある近畿大学理工学部の先生だったんですね!)
内容は9.9割が筋肉の話で、ところどころに「筋肉も人権と繋がるよね」って感じだったけど、もう大満足の講演でした。
特に良かったのは、「ナッジする」という概念。
筋肉体操ではお馴染みのポジティブな掛け声があります。
「筋肉は裏切らない」
「やるか、すぐやるか」
「頑張るか、超頑張るか」
「浅はかなスクワットではなく、奥深いスクワット!!」
とか、ま、訳のわからない言葉も混じってるんですけど。要は「背中をそっと後押しするような言葉がけ」のことをいうそうです。
「やるか、すぐやるか」という言葉が、僕はすごく好きなんですけど、これは「やらない」という選択肢を消してるんですよね。
「やるか、やらないか」だったら、両極端の選択肢なんですけど、「やるか、すぐやるか」だったら結局は同じ選択肢を選ぶことになるんですよ。
世の中にも、「ナッジ」思考は、けっこうあったりするらしく、海外ではタバコの吸殻を捨てるところを「メッシとクリロナ、どっちがベストプレイヤー?」みたいに投票できるようになってるところがあるみたいです。
結局、これも「捨てるか、捨てないか」ではなくて、「メッシとクリロナどちらに投票するか(捨てるか)」というように同じ選択肢を選ばせているんです。
僕も、ナッジする言葉を日常から使っていきたいな。