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生きるとは

得ては捨てて、捨てては得ての
繰り返しである。
苦しみを捨てて幸せを得たり、
幸せを捨てて苦しみを得たりする。
苦しむことは辛いから
幸せや楽しさを求めていくが、
生きることが
幸せであり楽しいわけではない。
生きるということは取捨選択を
行い続けることであり、
たくさんの幸せや苦しみ、楽しみや辛さ、
喜びや悲しみを感じることである。
いろんなことが起きるが
決してどの出来事も良い悪い、
成功や失敗、正解やハズレとはならない。
それらに捉われる必要はなく
過去の経験があったからこそ
いま存在することができるわけだし、
それらはこの世に存在し続ける限り
起こりうることだし、得てしまうことなのだ。
それらを感じても存在しているということは
いまが自身の中で最高傑作なのだ。
経験してきた出来事や運命、選択は
自身しか経験したことがなく
誰とも比較することは出来ないから
唯一無二の存在ともなる。
悲観的や否定的になる必要もない。
全ての出来事があることにより
いま存在できるのだから
そんな言葉で生きてきたことを
表現したり評価出来るわけがない。
そして、結果などどうでも良い。
大事なのは
全てを感じ味わい、
そして手放し
いま存在することだ。
それが生きるということだ。

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