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LINE BOOT Awards – Clova・BOTハンズオン+もくもく会!レポート

沖縄にかぎらず、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のなかで利用者が多いと言われる「Line」。

そんな、日常との親和性が高いLineを使って、大手企業や個人店舗で務めるひととその利用者とのコミュニケーションを円滑にできないものでしょうか。

今回、9月24日におきなわダイアログで「LINE BOOT Awards – Clova・BOTハンズオン+もくもく会!」が開催されました。講師として、dostudio代表の菅原のびすけさんやLineの桃木さんはじめ、イベントにはさまざまなかたがご参加くださいました。

観光地である沖縄で、LINEスマートスピーカー「Clova」や「Line Bot」を使って、どんなコミュニケーションを生み出すことができるのか。当日の様子をレポートしていきます。

「毎日の生活をより便利に」 LINEスマートスピーカー「Clova」で、いまできること

「Clova」(クローバ)とは、LINEが開発したAIアシスタント。「あなたの生活をより便利にする機能(スキル)で、毎日の生活をサポートします。」をコンセプトに、Clovaが搭載されたスマートスピーカーに気軽に話しかけることで、音楽が再生されたり、呼びかけた音声に応じて情報を返答するものです。

はじめに、Lineの桃木さんからご自宅で利用する以外にも、「いま、Clovaで何ができるのか」と解説がありました。(2018年9月24日現在)

1.予め想定していた会話を理解できます
– 想定していないユーザの発話はスキルで扱えません
– ユーザの発話した文章をそのまま扱うことはできません
例えば、日記を書くスキルなど、ユーザの発言全文を取得するのはNG

2.“ねぇClova、(スキル名)を開いて”で開始できます
– Clovaからユーザに話しかけることはできません
– スキルを開く前に処理をすることはできません

3.テキストになった結果が利用できます
– ユーザの話した声をそのまま録音、解析することはできません

「沖縄ならではの機能を」 Clovaをハンズオンする

「LINE BOOT Awards – Clova・BOTハンズオン+もくもく会!」では、参加者にまずClovaの基本設定についてのびすけさんからレクチャーがありました。

詳しくはこちらをご覧ください。

Clova CEKでのスキル開発の始め方〜Node.jsで開発スタート編〜

とはいえ、参加者のなかには、エンジニアではないかたも。そこは、Clova オープンプラットフォームPMの中の人(@ozyozyo)がサポートに入ります。

テスト開発として「沖縄のステーキ」などのキーワードをもとに、実際に進めていきます。

インストールや環境設定を終え、LINE BOOT AWARDSに向けて、「作りたいBOT 」やスキルの企画出しワークショップや20秒ピッチが行われました。

「沖縄にあるそれぞれのバス運行時刻や、バス停周辺の観光情報を返してくれるものが作りたい」(おうちハック部門)

「それぞれのプログラミング言語の最新バージョンを教えてくれるものを目指したい」(エンジニア部門)

「子どもが喜んでもらえるものを作りたい」(ファミリー部門)

参加者が叶えたい機能を、いざ本人が制作できる時間として「もくもく会」を開催、それぞれが実装を目指していきます。その後、約2時間の開発した機能に関して進捗発表会と、そしてそれについてのびすけさんやLineの桃木さん、中の人からアドバイスがありました。

「Botを作り込むのではなく、沖縄にすでにコンテンツがあるから、それをどう利用するか、まで考えられていて。次に見据えて、いろいろつくっていただきたいと思います」(LINEの中の人)

「LINE BOOT AWARDS」の締め切りは10月10日まで

本日、ご参加者から発表されたBotは、「LINE BOOT AWARDS」でどのように評価されるのか。私たちも沖縄から受賞者が誕生することを楽しみにしています。

詳しい、応募方法についてはこちらです。

LINE BOOT AWARDS

From Okinawa Dialog


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