見出し画像

注意深く、慎重に[体調管理のポイント]

天気痛とか気象痛とか言われる痛みがあるらしい。

私自身は時々頭が痛くなるのは中学生くらいからあって、当時は「偏頭痛ですね」と片付けられていました。

薬を飲むのはあまり好きではなかったし、酷いときは薬飲んでも吐いたりしていたので、薬関係なくただ眠っていましたね。


両目の視力差が原因では?といわれたのでコンタクトレンズで矯正するようにしたら、頭痛は落ち着いた。

それからは、風邪で高熱を出したり、酷い二日酔いの時くらいしか頭痛は感じなくなっていました。

いちいち年齢の話を出すのは、何でも加齢の影響と片付けるみたいで本当は好きではないのだけど、事実だからいいます。

40歳を超えたあたりから、脈絡なく頭痛を感じるのが増えた気がします。


緊張型頭痛とか、偏頭痛とか、頭痛にもいろいろある。

クモ膜下出血とか動脈瘤とか脳出血みたいに、大問題の頭痛もある。

そのなかで、天気痛とか気象痛とかいわれる「自律神経系の反応」がベースになっている頭痛もあるみたい。

なんでも気圧の変化を内耳がキャッチして、それに対する自律神経系のリアクションで血管の収縮とか拡張が起きるのだとか。


私もそれなのだろうか?

診断する立場にないし、その知識もない。

けれど、自分も気圧に左右されるといわれれば、そうかもしれない。

そんな風に思うようになりました。


天気痛を予測するアプリがあって、それを見てみると、気圧の低下を予想して、低い状態の時間帯は「警戒」マークがでている。

「警戒」の時間帯になる前に予防的に頭痛薬を飲みましょう、みたいな使われ方をするようです。

薬飲まない派なんですよね、私。対症療法は対症療法でしかないので、本当に辛い時に力を借ります。


で、その気圧のグラフを見てみると、私の頭痛のタイミングとあまり合致しない。

私の頭痛は気圧の問題です、と片付けるのはどうも納得がいかない。

では、何が頭痛の原因なのだろう?って結局ストレスなのでしょうね。

ありとあらゆる原因のストレス。


比較的、ストレスは少ない環境で生きているとはいえ、生きていれば何かしらストレスに感じるモノ。

何らかの病気の類いが原因の頭痛なら、安静が一番だとは思うけど、私の中の野性がそうじゃないと判断したのか「走りたい」衝動が感じられました。

何の根拠もないまま、軽い頭痛を抱えながら走りに行きました。


結果的に頭痛は落ち着きましたので結果オーライ。

ちなみに気圧のグラフは「警戒からやや注意」を指している時間帯でした。(走り終わってから思い出すように確認した)


感じている症状なんて人それぞれで、原因も人それぞれ。

だから対処法も人それぞれ。

その人によっても、いつも同じ理由で頭が痛いとは限らない。

だから、いついかなる時も注意深く自分自身を観察して、自分の中のデータベースを増やしながら、「今のこの状況を打破すして、快適な時間を過ごすには」って考えないといけない。


これは、他人がやってくれる作業じゃないのですよね。

不快な感覚も快適な感覚も、他人にはわからない。

そもそも感覚は自分だけのモノ。


そういう意味で、テレビとか雑誌で紹介している「◎◎を解決する方法」なんて、基本的には役に立たない。

選択肢の1つとして記憶にとどめるのはありかもしれないけど。

ああいうのは、
・問題を提起
・原因のうち多いパターンを紹介
・当たり障りない万人向けの対処法を紹介
っていうテンプレートになっている。

自分の問題や課題のためのものではないのだけど、視聴者はその辺は気にしないみたい。


さしあたって、私は「走る」が欠乏していて、「走る」ことで不調が解決したけど、不調を感じる多くの人に「走る」と解決するよ、とは言えない。

自分の中のパターンをまずは探って欲しいですし、それができないくらい不調の時は専門家(医療)の力を借りた方が良いです。


医師の中にも適当な人はいますし、医師じゃない人でもめちゃめちゃ専門的な人もいます。
人との出会いも大切ですね。

さて、またしばらく気温が下がり、天気予報には雪だるまが並んでいます。

環境的にはストレスフルになりやすいですが、ぼちぼち過ごそうと思います。

気軽に走りに行ける季節が待ち遠しい。

ここから先は

0字

¥ 200

記事を読んでいただいて、共感していただけたらサポートをしてくださると嬉しいです。あなたからのサポートを、他の誰かに届けられるよう頑張ります。