金沢用水歩き④(近江町用水編)
こんにちは。「用水の街 金沢」です。金沢市には約50本の用水が流れていて、様々な風景を構成しています。その素晴らしい用水の魅力を調査すべく用水沿いを全て歩いて制覇しようと思いました。その記録をnoteで発信して、皆さんが金沢市の用水沿いを一人でも歩きたくなったら嬉しいです。
今回の用水は近江町用水。なんと暗渠なんです!つまり、用水の痕跡を辿りながら歩くことになります。 辿るの難しかったな.....。
1.暗渠辿りのコツ
実は金沢の暗渠用水は上記の写真のようにコンクリートの色が違う部分に流れています!なので、用水が流れていない場所でも色違いコンクリートを辿ることで簡単に用水を追いかけることができるのです!
2.近江町市場
この用水は近江町市場の地面の下を流れています。前々から近江町市場の入り口がなぜ、真っ直ぐになっていないのか疑問でした。実は暗渠に合わせて入り口が斜めになっているんだ!と初めて気づきました。驚きです(笑)
近江町市場の通りの下にもちょうど用水が流れているのでここを少し開渠化して魚市場と一体化させるとどちらも「水」に関係するので良いのではないでしょうか。
「辰巳用水」と書かれた立派な取水口も近江町市場のどこかにあるので探してみてはいかがでしょう?
3.用水からギリギリの家?
歩いていると暗渠の印に面した建物が並んでいました。今は暗渠になっているので建物の入り口が表側(道路側)にありますが、開渠化していたときは実は裏側(庭や勝手口)だったのではと思うのですが.....。
入り口のアプローチが短く、道路線で急に建物の輪郭がきれいに並んでいるのはおかしいかも?。
もしくは、ここに橋が架かっていたかもしれませんね。
開渠→建物の様相が用水に向く→暗渠→建物の場所は変わらないけどちょっと不自然な建ち方をする。そんな感じですかね。
今回の用水は、マンホール(用水の痕跡)との戦いでした。
途中、近江町市場を通るのでおいしい海鮮を食べながら散歩してみてはいかがでしょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました。他の用水についてもこれから発信していくのでこれからもよろしくお願いします。
あなたも推し用水、探して見ませんか?