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肩甲骨の内側がピンポイントで痛みます。肩回しのほかにやった方がいいことはありますか?


お悩みのご相談ありがとうございます。
こちらのお悩みの回答として
①肩甲骨内側の痛みの原因
②その対処法

をお伝えします。

①肩甲骨内側の痛みの原因

肩甲骨の内側には筋肉関節があります。
(神経や血管はピンポイントで痛むことが少ないので今回は除外します。)

表層筋肉:①僧帽筋・②広背筋
深層筋肉:③肩甲挙筋・④小菱形筋・⑤大菱形筋
関節:⑥肋椎関節(肋骨と背骨)・⑦肩甲胸郭関節(肩甲骨と肋骨)
   ⑧椎間関節(背骨間)

痛みが筋肉にある場合は胸を前屈した時(猫背姿勢など)に痛みが出ます。
痛みが関節にある場合は胸を反らした時(息を吸った時や仰向けで寝た時)に痛みが出ます。

胸を前屈したり反らした時に痛みが出た場所と上記の解剖図を照らし合わせていただき、場所が当てはまるとことが原因であることが多いです。

②その対処法

対処法として筋肉は2つ、関節は1つあります。

<筋肉1>
1つは痛みが出ている部分にテニスボールを押し当てることです。

ボールは1つで痛い側だけで大丈夫です。

<筋肉2>
もう1つは肩甲骨の外側をほぐすことです。
脇の裏側を摘んで動かしたり、腕を回したりして、肩甲骨の外側を緩めます。
肩甲骨の外側が緩むと外に移動していた肩甲骨が内側に戻り、肩甲骨内側の筋肉がつっぱらなくなります。


<関節>
関節の動きを柔らかくする方法は深呼吸です。
限界まで息を吸って、ゆっくり吐ききります。
吐ききる時に手で肋骨を押しながら行うことで、関節の動きを改善させることができます。

肩甲骨の内側の痛みは猫背姿勢が固まってしまうと出やすい症状の一つとなります。
これらのセルフケアで猫背も一緒に改善していけると再発予防にも繋がります。

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