自主企画・個展開催の仕方②会場を探して予約をする
今年(2024年)の12月に京都で個展開催をする、
服飾作家のぜんばやしです。
発表することを決めたら、まず会場を探します。
これは個展でなくても、何かイベントをするときに
一番最初にする作業となりますね。
前回の記事でかいた
「展覧会又は展示会で何をしたいのか?」で、
選ぶ場所の条件が変わってきます。
🔳まず考えるのはアクセス
・対象エリア(今回の場合、京都市の繁華街)
・お客さまの会場へのアクセス方法
(バス停・駅からの距離・場所は迷わずに来れる場所か?)
🔳展示したいものの条件(作品の大きさ・量から)
・広さはどれぐらい必要か?
🔳種類としては、大枠で三種類考えられます
展覧会のコンセプトと照らし合わせて選ぶのが大事
①貸ギャラリースペースを使う
②イベントスペースを使う
③その他(後述)
でかなり変わってくると思うのですが、
①を選ぶのは
「美術作品展示」として作品を見せたい場合かと。
(場合によっては、お客が作品を触れない設定)
真っ白の箱に近い
貸ギャラリーを使うと、作品は映えますね。
壁が釘を打ちやすい作りになってるので、
作品を固定しやすく、天井も使えるし
かなり奇抜なこともできるのが利点かと。
ただし、貸しギャラリーは
審査があるところもありますので注意。
人気会場だと、一年以上前に予約が必須になるし、
会場費もそれなりにかかリます。
貸し画廊でも、会場費の他に、
売れたらマージンがかかるところもあります。
それも含めて条件を
照らし合わせ検討するのが大事ですね。
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②のイベントスペースとは? ですか、
最近、選択肢が
多くなってきてますね。
古いレトロなビルがリノベーションされて
借スペースになってたり
京都ですと
町屋がリノベされてて、
イベントスペースとして使えるというのが
あったりします。
HPだけだとよくわからないのですが
実際場所に行ってみて確認がおすすめです。
会場費も見学しないと
提示されないこともありますし、
時間かかるけど、一度は確認した方がいいです。
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さて③の、その他ですが
地縁がないと
いきなりは難しいですが
お店の店先とか一部
カフェとかの
片隅(壁面)で展示
とかいう方法もあります
その店のお客さんが
お茶してる時に
一緒に見れるというパターン
他、変わったところでは
お寺のスペース(離れ?)というのもあります。
京都だから?か、
地元民でないと企画開催が
だいぶ難しいですが
アートに興味関心がある
お寺さんは結構多く、
展覧会・展示会とかコンサートとか、よくやってます。
使用条件は
住職と要交渉。だと思います・・。
(使用料の基準がわからないw)
まぁ、お寺って、
大昔から<イベント開催場>だったわけですから。
実はぜんばやし、
かつて展示会ではなくトークイベントなら、
寺でやったことはあります。
なんでも提案してみれば、やれたりするもんです。
とにかく、
お客さんがどういう場所で
何をしてる時間を提供するのか?
をイメージして、
一番良さげなシチュエーションを
ゼロからイメージして、
いい感じの空間・時間を作る。
っていうのが、展覧会(展示会)だと思うんですよ。
借りる場所が
どういう使用の仕方をして欲しいのか
そのコンセプトとのマッチングもあるので
できれば普段から
あっちこっち展覧会や展示会を
お客として見に行っておいて
体験をストックしておくと
自分が開催するときの
イメージのベースになりますね。
個展って
お客側としても
普通に店で商品を買うのとは違って
やっぱり特別感コミコミで
期待感満載で来られるわけで
「お祭り」モードが
結構大事かな〜〜と思ったりします。
で。
今回私が12月に開催する個展ですが、
上記で言うと、②のイベントスペースが候補。
効率よく売ると言うより、
じっくり滞在して作品を見てもらいたいので
別にお客さんに1日いてもらっても良いし。
(店の物販とは真逆な考え方w)
開催候補の場所は
どうやって見つけたかというと・・
実は
フライング気味でナンですが、
今年の初めに先輩から、
「展示会に使えるええ場所やから、見にいっとき。」
という連絡が、いきなり入りまして(謎)。
HP見たら、素敵〜〜!
しかも、めっちゃアクセスいい場所やん。
連絡取るか。
となって、一回見に行っておいたのです。
(素敵な町屋リノベ物件)
「まぁ、いつかきっと
イベントやるかもしれないけど
わからないです。」
と言う、実にええ加減な
コメントだけして、帰ってきたのですが。
(なぜ許されたのか?)
取り急ぎ、個展するぞ!と決めたから、
即、開催できますか?と
スケジュール打診したら、OKでた。が今。
詳細は全然決まってませんが、
11/29/・11/30・12/1
の三日間開催で個展します。
これだけ決定の状況。
なんやかんや言って
普段から、面白そうなスペースとは、
繋がり持っておくといいんだよね。
と言う感じかな〜
結局、早い。
と書いて自分で気がつきました。
私、イベンターマインドなのかもしれない・・
そういや、「帽子の作家です」って言うと、
知り合ったばかりの人が、
勝手に面白いスペースを紹介してくるんだよね。
世の中、そういうもんだって思っていたのですが。
皆さんも、
まずは作家を自称するところから
始めるのが良さそうです。
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