犯罪加害者の家族として生きる
私の妹は窃盗の重犯です。前科がありすぎるうえ、あまりにも卑劣だということで判事さん(と思われます)に呼び出されてもすっぽかしたのか遅れて行ったのか知りませんが、相当の被害者を出しているにも関わらず、「記憶にございません」と証言したそうです。
私はこれが本当にありえるのか、児童精神科の先生(当時複雑性PTSDでお世話になっていた先生です)にすがってみましたが、「嘘です、きちんと記憶があります」
何度も何度も確認しても答えは変わりませんでした。
地域どころか広く慕われ信頼の厚い先生、プロが仰る以上供述でまで嘘をついている事になります。
30過ぎてカードローンが支払えず毎日毎日督促の電話がかかってきても自己破産したであろう状況でもバンバンタトゥーをいれては消すためのお金が必要になるという、もう知能的にお金を持たせては危ないのではないかという状態なのに、ブランド品をバンバン買いまくり、フリマアプリは毎日毎日届く。
母は父親に虐待されてもやり返す妹が気に入っているため、妹が何十万のバッグを買っても何も言いませんが、私が1980円の服を買うと「リサイクルショップで398円で買いなさい!!」とブチ切れるため幼い頃から全てにおいて差別と区別をされていた私は妹のようにはならないようにしてきたため母はますます面白くなかったようです。
普通、拘置所などに1度でも入ってお世話になったなら更正しようと思うものだと私のような窃盗癖のない人間からしてみれば当たり前の事として考えるはずですが、治療はしたくない。
終わりです。
母もそれで納得です。
犯罪ですよ?
ありえますか?
クレプトマニアという病気が存在し、苦しんでいる方達がいらっしゃる事は知っています。
ですが、
治療はしたくない
改心するつもりも、自分がどれだけ世間様に迷惑をかけ続けているのか全く理解していませんでした。
そして今も千葉県M市で犯罪者一家の一員として子供部屋おばさんとしてブランド品を買い漁る日々のようですが、仕事…何が40過ぎて資格のないオバサンに出来るのでしょうか。
努力を積み重ね、私はTOEICとMOSは取れたので主治医の先生から許可がおりれば働きたいのですが、「それが無理だと自分でもわかるでしょう」
はい。わかります。
不眠症なため、てんかんは7時間程眠る事がどのてんかんに関する調べ物をしても推奨されていて、実際徹夜すると小発作が起きたり頭を打って気がつく事があります。
子供部屋おばさんだという事は地域では知られても何も不思議はありませんが、ある日千葉県K市に買い物に出かけました。
すると見覚えのない女性から「○○?」と声をかけられました。
どうやら学生時代の同級生だったそうですが、私には記憶にない方でした。
が、「妹すごいね。窃盗犯で繰り返しあちこちでやるから出禁なんだよね。すごい回数捕まってるけどまだ地元にいるの?すごい神経だね。
そういえば○○もお父さんかおじいさんに怒鳴り飛ばされてたもんね。
やっぱりおかしい所にはおかしいのが育つんだね。少なくても13回捕まってるって本当?
まさかまだこっちに来たりしてないよね?迷惑なんだよね。あなたは頭よかったからまともなのはわかるけど」
この同級生、妹が窃盗をした場所にお勤めでした。
それは知っているはずです。
かなり珍しい苗字なのです。
私は謝りに謝るしか術がありませんでした。
壊れた婚約。
責め続けられる犯罪加害者の家族ではないのに家族として未だに被害を受け続けています。
犯罪加害者家族はひっそり息を殺して生きるしか道がありません。
それが大罪か微罪かは、被害者の方々からすれば違いがないと思います。
万引きなどという耳から抜けやすい言葉はやめて、もう窃盗と統一して良いと思います。
もちろん一生懸命治療に励んでいるくれプトマニアの方もいらっしゃるでしょう。
ただ、加害者の家族(私は縁も切り戸籍も抜けてるいます)ではないのに未だに窃盗犯の姉、です。
これは私に一生ついてまわります。
お気に入りだったK市のデパートにも行きにくくなりました。
1人が知っているという事は、地元の同級生達も知っているのでしょう。
仕方がありません。窃盗犯です。
加害者家族の皆さん、あなたが悪いわけではありません。
私のように出て行けと子供部屋おばさん、妹の一言で私は家を追い出される程度に母はずっとずっと私に虐待を続けていました。
そして今、自分のお気に入りの犯罪者一家で仲良く暮らしています。
父親にももちろん虐待以外に前科があります。
こういう状況で、まだ学生さんであるとか離れられない事情のある方は、歯を食いしばって黙々と勉強してください。
そして誰もあなたを知らない土地へ引っ越してください。
もちろん追いかけてきます。
ですが、住所だけ教えてまた引っ越してしまうのです。
虐待者、支配者というのはものすごい執念で、何がなんでも居どころを知ろうとしてきます。これはDVやモラハラの加害者そのもの、ものすごい執念です。
そして体も心ももう限界なあなた。
死なないで。その道は選ばないで。
助けを求めてください。
私にはそんな資格はない、ではありません。
あなたの罪ではありません。
確かに生きにくい道のりになります。
現に私も地元をそもそも歩く事はもうなくても、同級生から先輩後輩、あらゆる人に知られているはずで、もう気軽にお気に入りのデパートへも行けなくなりました。
犯罪加害者は一生犯罪加害者です。
ですが本人は幸せいっぱいに買い物してブランド品で身を固めて笑顔でで生きているそうです。
世の中、こんなものなのです。
あなたが命を断つ理由はありません。
もちろん私の妹は重窃盗犯で、乗り物の事故などではありませんが、被害者が現にいる事に違いがありません。
いえ、被害者たちが。大勢います。
生きる道を歩いて欲しいです。
私は今、病気たちと共存しながらまだ生きています。
貧血がひどく、心不全のリスクを指摘されている程度には病状は良くはありません。
でもルイ・アームストロングは何と歌っていますか?
サウンド・オブ・ミュージックで修道女はマリアに何と歌いますか?
生きて。生きて。生きて。
犯罪者同士といぅものはやはり気が合うようなので、勝手にさせればいいと私は思います。
そういう家族のかたちもあるという事なのだと思います。
本人達は全くもって幸せな人種です。、それであなたは別の生きる道を選んでください。
警察は私もそうだったのですが、手を煩わせてしまっては申し訳ないと思いがちです。
でも、あなたの命がかかっているのなら、虐待や命を脅かすモノからは逃げてください。
私はもちろんもう結婚はしません。
出来ますか?
実家の両親は30歳過ぎまで私を虐待していて、父親は賄賂で捕まったし、妹は窃盗の重犯です。
無理ですよね。
こういう境遇でも小さな幸せはあります。
夜少し歩ける時に散歩をして感じる夜風。
これは生きていなければかんじられません。
ささやかな幸せをあなたも積み重ねませんか。
生きて、もう一度バラの香りをかいでみてください。
今日はここまでにします。
最後までお読みくださりありがとうございました。